DSPMは、それぞれのデータ資産に関連する脆弱性を特定し、優先順位を付けます。DSPMが探すのは主に次のような脆弱性です。
設定ミス
設定ミスとは、アプリケーションやシステムのセキュリティー設定が欠落しているか不完全で、組織のデータが不正アクセスに対して脆弱な状態にあることを指します。設定ミスがもたらす結果として最も多く挙がるのは、クラウド・データ・ストレージがセキュアでなくなることですが、ほかにも、セキュリティー・パッチの適用漏れや、データの暗号化の欠如などの脆弱性があり得ます。設定ミスはクラウドのデータ・セキュリティーで最も一般的なリスクとして広く認識されており、データの損失や漏えいの主な原因のひとつです。
権限の過剰付与(または許可の過剰付与)
権限の過剰付与とは、ユーザーの業務遂行に必要な範囲を超えるデータ・アクセス権限やアクセス許可を付与することです。権限の過剰付与は設定ミスによって生じる場合もありますが、誤りや不注意(あるいは脅威アクターの悪意)によって権限の昇格が意図的に行われる場合や、一時的に付与したはずのアクセス許可が不要になった後で取り消されない場合にも発生します。
データ・フローとデータ系列の問題
データ・フロー分析では、データが置かれていたすべての場所と、それぞれの場所でデータにアクセスした人を追跡します。インフラストラクチャーの脆弱性に関する情報とデータ・フロー分析を組み合わせることで、機密データへの潜在的な攻撃経路が明らかになります。
セキュリティー・ポリシーと規制違反
DSPMソリューションは、データの既存のセキュリティー設定を、組織のデータ・セキュリティー・ポリシーや、組織に適用される規制フレームワークで定められたデータ・セキュリティー要件と対応付け、データの保護が不十分な場所や、組織が規制違反のリスクを抱えている場所を特定します。