ダークネットとは、ダークウェブ・コンテンツへのアクセスを可能にするネットワーク・インフラストラクチャーであり、相互接続されたコンピューターやその他のデバイスです。
「ダークネット」と「ダークウェブ」という用語は、インターネット」と「ウェブ」が同じ意味で使われるように、しばしば同義語として使われます。しかし厳密には、インターネットは接続されたデバイスのネットワークであり、ウェブは人々がインターネットを通じてアクセスできる情報の層(ウェブサイト、アプリ、その他のサービス)です。
ダークネットとダークウェブにも同じ違いがあります。ダークネットはインフラストラクチャーであり、ダークウェブはそのインフラストラクチャーを通じてアクセスできるコンテンツです。
ダークネットにはさまざまなものがあり、Torネットワークが最も有名です。(詳細は「Torとは」を参照)その他のダークネットには、不可視インターネット・プロジェクト(I2P)やHyphanetがあります。
ほとんどのダークネットはオーバーレイ・ネットワークであり、より大きなネットワーク内に存在する個別のサブネットワークです。この「より大きなネットワーク」とは、通常インターネットそのものです。
しかし、ダークネットは公共のインターネットから遮断されており、ユーザーはGoogle Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edgeなどの通常のブラウザから簡単にアクセスすることはできません。ユーザーがダークネットを利用するには、特別なソフトウェアや権限、設定が必要です。
Torなどの多くのダークネットはボランティアや非営利団体によって運営されており、人々は自分の端末を任意で寄付してネットワーク・ノードとして機能させています。その他には、分散型ピアツーピア・ネットワークや招待制のプライベート・ネットワークがあります。
ダークネットが、より広範なインターネットや他のオーバーレイ・ネットワークと異なる点がもう1つあります。ダークネットは多層暗号化、オニオン・ルーティングなどの方法でユーザーの身元を意図的に隠します。