概要

サイバー脅威がいつ発生するかを、すべて予測することはできません。 しかし組織がそれに備えることはできます。 サイバー・インシデントへの対応は、組織全体の責任であるため、素早く俊敏に、共通の目的を持って対処できるように組織全体で備える必要があります。 サイバー・レンジ体験は、実践的なシミュレーションを提供します。これによって、現実的なセキュリティー侵害のシナリオを通じてチームをガイドし、危機管理スキルの習得を促進して、より強固なセキュリティー文化を構築します。

メリット

サイバー・インシデントを疑似体験

シミュレーション型セキュリティー・オペレーション・センターでの、ゲームの手法を取り入れた集中的な没入型体験により、部門横断型のフュージョン・チーム全体にスリルと緊張感を味わう機会をもたらします。

コラボレーションを強化

コマンド・センターでは、サイバー・アナリスト、法務チーム、広報チーム、エグゼクティブ・チームが連携し、複数のツールを駆使して、サイバー問題の調査にあたります。

何千ものシミュレーションから学ぶ

成熟した組織が有する経験から教訓を得ることができます。 サイバー戦略とインシデント対応計画を構築しながら、サイバー・ギャップ分析を行います。

セキュリティー運用と脅威管理

脅威管理

統合セキュリティー・サービスのアプローチと、AIおよびオーケストレーションを活用した専門知識によって、サイバー犯罪と闘います。 包括的な脅威管理プログラムは、幅広い機能を統合して業務の保護を支援します。

インシデント対応と脅威インテリジェンス

損失を最小限に抑えるために、脅威インテリジェンス、インシデント対応、修復を統合した、プロアクティブなアプローチを使用して、セキュリティー上の脅威をプロアクティブに管理し対応します。

セキュリティー・インテリジェンス運用センターのコンサルティング

セキュリティー・インテリジェンスの運用を改善し、成熟度を高めます。 IBMのセキュリティー・コンサルタントが、ベスト・プラクティスに照らしてお客様の成熟度を評価し、イベントの特定、より迅速な対応、リスクの低減を支援します。

マネージド・セキュリティー・サービス

信頼できるサービス・パートナーと、業界で最も強力に統合されたセキュリティー・エコシステムにより、高度な脅威、リスク、コンプライアンス要件の24時間体制の監視、管理、対応が可能になります。

セキュリティー・オペレーション・センター(SOC)サービス

仮想セキュリティー・オペレーション・センター(V-SOC)

IBM® Security X-Forceのセキュリティー調査と、お客様のネットワーク全体のデプロイ済みデバイスからのサービス・レベルのデータとを組み合わせた、Webベースのセキュア・ポータルを通じて、システムのセキュリティーを容易に監視します。

モバイル・サイバー・レンジとタクティカル・オペレーション・センター

フル機能装備の大型トラック内のサイバー・レンジで、サイバー初期対応者を、セキュリティー・インシデントに自信を持って素早く対処できるように訓練します。

参考情報

脅威インテリジェンスの調査

強化されたセキュリティー・ソリューションを構築するため、セキュリティー調査に関する深い専門知識と世界的な脅威インテリジェンスを提供します。

情報漏えい時に発生するコストに関する調査

情報漏えいにより企業ではどれくらいのコストが発生するでしょうか。 財務上の影響と、組織のコスト軽減に役立つセキュリティー対策をご覧ください。

IBMサイバー・レジリエンス・レポート

どのテクノロジーとプラクティスがサイバー・レジリエントな組織に競争力をもたらしているかをご覧ください。

サイバーセキュリティーの概要

ネットワーク、システム、デバイス、データの完全性をサイバー攻撃から保護するプラクティスである、サイバーセキュリティーの詳細について説明します。

関連ソリューション

セキュリティー情報とイベント管理(SIEM)

情報を一カ所で可視化することで、全社的に最も深刻なサイバーセキュリティーの脅威を検知、調査し、それに対応します。

セキュリティー・オーケストレーション・自動化・対応(SOAR)

自動化、プロセスの標準化、既存のセキュリティー・ツールとの統合により、インシデント対応を迅速化します。

インシデント対応ソリューション

サイバー攻撃が発生した際に組織として一元的に対処できるように、インシデント対応のオーケストレーションを行います。

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