28 年以上、アルゼンチン内外の公益事業会社、ジム、その他の企業にソリューションを提供してきたSoluciones Integrales SA（SISA）は、多くの変化を経験してきました。
会社の設立からこれまでの間に、ソフトウェアのインストール方法から使用方法に至るまで、すべてが急速に進化しました。
それでも変わらないのは、最も技術的に高度なソリューションを顧客に提供するというSISAの取り組みです。同社は長年にわたり、mySQL、Informixなど、さまざまなリレーショナル・データベースを使用して製品を開発してきました。
しかし2020年初頭、専用ハードウェアでこれらのソリューションを運用していくのは困難になりつつあることが次第に明らかになりました。SISAの顧客ベースが拡大しただけではありません。各顧客の要求が、これまで以上に複雑で細かくなっていました。
長く続くビジネス
SISAは28年以上にわたって事業を展開しています
より迅速なクラウド移行
同社は6カ月未満でバックエンド業務をIBM Cloudに移行しました
そのため、SISAのバイスプレジデント、Gabriel Nitz氏がKubernetes環境への移行を提案すると、他の幹部たちも強く同意しました。「拡張性は私たちにとって非常に重要です。顧客を満足させ続けるためには、滞りなく吸収し、成長していかなければなりません。Kubernetesは、ハードウェアの追加を簡単にし、企業の成長を支えます」とNitz氏は説明します。
いくつかの選択肢を検討した結果、SISAは、コンテナ化移行を支えるツールとして、IBM Cloud® Kubernetes Serviceを選択しました。
IBM Cloud Kubernetes Serviceを使用すると、SISAは、新しいソフトウェアを構成したりダウンロードしたりすることなく、必要な数のKubernetesクラスターをデプロイし、運用できます。このマネージド製品で、SISAは必要に応じて新しいクラスターを迅速かつシームレスに立ち上げられるだけでなく、セキュリティが充実した環境で、最先端のオープンソース・コンピューティング機能にアクセスできるようになりました。
SISAがKubernetesへの移行を進めている最中に、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生し、対面で仕事を進めることが困難かつ危険になりました。SISAとIBM Cloudとの新しい関係は、幸いにも、同社のバックエンド・アプリケーションをIBM Cloud環境へ移行するという決定を促しました。
ただし、SISAのバックエンドは社外向けの製品と同様に、技術的に多様です。Nitz氏は次のように説明します。「移行しようとしているアプリケーションの中には、非常に新しく、クラウドに簡単に移行できるものもありますが、その他のアプリケーションには特別なサーバーが必要です。私たちは非常に戦略的なアプローチをとっています」
そのアプローチの一部が、ISO 9000規格です。「当社のすべてのプロセスが、ISO 9000に従って標準化されます。それぞれを登録して認証する必要がありますし、システムを常に利用できるようにしなければなりません。そのため移行は少し遅くなりますが、それでも6カ月以内に完了すると予想しています」とNitz氏は言います。
SISAは、IBM Cloud Kubernetes Serviceへの移行によって継続的な成長に備えられただけではありません。開発への新しいアプローチによって、必要な計算能力に対してのみ支払いを行えばよくなり、コスト削減になりました。また、IBM Cloudチームの専門家からのサポートにより、SISAは、自分たちが常に最高で最新のテクノロジーを使用し、それらを実践していることを確信できます。
実際、同社は近いうちに、ビジネスモデルに新たに重要な変更を加えようとしています。「パンデミックは私たちの考えと戦略をさまざまな方法で変えました」とNitz氏は説明します。「当社は今、完全にバーチャルな会社になろうと考えています。IBM Cloudチームとの関係により、それが確実に実現するのです。」
1992年に設立されたSISA社（ibm.comの外部サイトにリンクします）は、南米全域のスポーツジム、公益事業会社、電気通信プロバイダーなどにソフトウェア・ソリューションと関連する管理・サポート・サービスを提供しています。同社はアルゼンチンのブエノスアイレスに拠点を置いており、従業員数は約40名です。
法務
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2021年8月アメリカ合衆国で制作
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