楽天カード株式会社
テストやリリースの自動化ツールを導入し、作業効率が大幅に向上するとともに、テスト・プロセス定義の明確化やテスト進ちょくの見える化などを実現

楽天カード株式会社(以下、楽天カード)は、DevOpsの取り組みを推進し、アプリケーション開発の際、テストやリリースを自動化するためのツールとして、各種IBM Rational製品やIBM UrbanCode Deploy(以下、UrbanCode Deploy)などを導入。テスト実作業の手間と時間を5分の1に削減すると同時に、テスト・プロセス定義の明確化、進ちょくの見える化、システム品質の向上などを実現しています。

ビジネス上の課題

システムやアプリケーションを内製する体制を整えている楽天カードは、システム開発体制の進化を見据え、『自動化』『プロセスの定義』『見える化』を目的にDevOpsの取り組みを推進。楽天カードでは以前にもオープンソースのツールを活用してテストの自動化を図ろうとしましたが、人によってツールの使い方が異なることからテストの組み立てが変わり、たびたび手戻りが発生してしまうという課題に直面しました。また開発したアプリケーションのリリースについても、開発時と環境が異なることからビルドできないというケースがあり、修正のための大きな手間が発生していました。

概要と経緯

楽天カードではテストやリリースの課題を解決するため、アプリケーションのデプロイの自動化を実現するUrbanCode Deployやテスト自動化ツールなどが充実しているIBM Rational製品などをトークン・ライセンスで活用することを決定。製品の適用性、費用面、技術面の先進性、多言語対応、製品のロードマップ、市場での評価、製品の機能面などにおいて高く評価されました。特にトークン・ライセンスは先進的で、コストを抑えつつ使い勝手にも優れているということ、あるいはモバイル・デバイスへの対応やMac OSへのサポートなども採用決定の大きな理由となりました。

効果

トークン・ライセンスによるIBM製品は、まずは基幹システム更改の際の結合テストやコード・カバレッジなどに活用され、テストの実作業の手間と時間を5分の1に削減するなどの成果につながりました。従来は限られた時間の中で実現可能な最大限のテストを行っていましたが、各種自動化ツールを活用したことで、今までと同じ時間で何倍ものテストを行うことが可能になったので、その分品質向上にも貢献しています。各種自動化ツールを導入し、テストのプロセスをパターン化できたので境界が明確になり、属人的な要素を最小限にとどめられるようになりました。つまり『自動化』を行うDevOpsツールを活用することで、『プロセスの定義』が明確化したため、テストの進ちょくなどの『見える化』も実現しています。

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

  • IBM UrbanCode Deploy
  • IBM Rational Test Workbench
  • IBM Rational Performance Tester

当事例に関する図表を含めた詳細な情報は、下記「PDFダウンロード」よりご覧いただけます。

バックグラウンドや所有するスキルが異なるすべてのエンジニアが確実に使いこなし、徹底して業務に適用できるツールとしてIBM製品が定着しました 小林 義法 氏 執行役員 システム戦略部 部長 楽天カード株式会社
次のステップ
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