swapnode

swapnode コマンドは、指定されたノードに関連付けられている仮想ターゲット・ポートを中断せずに、ノードを交換および保守するために使用します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする swapnode -replace-failback-failover-service -force-sparenode_idnode_namenode_idnode_name

パラメーター

-replace | -failback | -failover | -service
(必須) 選択されたノードを交換するのか保守するのかを指定します。値は次のとおりです。
  • -replace は、オフラインまたはサービス状態にある指定のノードを適切な候補に置き換えます。
  • -failback は、(使用中の) スペアを交換元のオリジナル・ノードと交換します。
  • -failover は、ノードがオンラインである場合でも、そのノードとスペアと交換します。
  • -service は、いずれかの N_Port ID Virtualization (NPIV) ポートが原因でシステムがフェイルオーバーをトリガーした後に、ノードをサービス状態にします。
-force
(オプション) ホスト・システム入出力の中断を引き起こす可能性がある場合でも、ノードを除去することを指定します。
重要: -force を指定すると、アクセスが失われる可能性があります。 このパラメーターは、製品サポート情報による指示がある場合にのみ使用してください。
-spare node_id | node_name
(オプション) 交換用として使用するスペア・ノードの ID または名前を指定します。このパラメーターは、-failover と一緒に指定する必要があります。
注: この ID の値は 1 より大きい数値でなければなりません。クラスター化システム内でスペアが最初のノードになることはないためです。
node_id | node_name
(必須) スワップまたは保守するノードの ID または名前を指定します。

説明

このコマンドは、指定されたノードに関連付けられている仮想ターゲット・ポートを中断せずに、ノードの交換と保守を行います。

システムに対して -replace を指定し、ノードの追加 (addnode コマンドを使用) に関連する名前、入出力グループ、およびサイトの値を置き換えます。これらの値は、交換されるノードから取得されます。既存のノードは明示的に指定され、同じ WWNN 値を持つ候補ノードが選択されます。

要確認: -replace は、オンライン・ノードに rmnode を指定する (つまり、そのノードがクラスター化システムから削除される) ことを希望しない場合に使用する可能性があります。
重要: NVMe 仮想ターゲット・ポートは、一部のファイバー・チャネル・アダプターではサポートされません。CLI を使用する前に、スペア・ノード構成を確認してください。

オフライン・ノードを交換するための呼び出し例

swapnode -replace 2

詳細な結果出力

No feedback

ノード 2 をスペア・ノード 3 と交換するための呼び出し例

swapnode -failover -spare 3 2

詳細な結果出力

No feedback