lssra

lssra コマンドは、セキュア・リモート・アクセス・アシスタンスの状況と最終ログイン時刻の両方を確認するために使用します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする lssra -nohdr-filtervalue?-filtervalueattribute=value-delimdelimiter

パラメーター

-nohdr
(オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。
注: データを表示する必要がない場合、見出しは表示されません。
-filtervalue?
(オプション) -filtervalueattribute=value パラメーターの有効なフィルター属性のリストを表示します。lssra コマンドに有効なフィルターは、以下のとおりです。
  • port_id
  • owning_node_id
  • current_node_id
  • host_io_permitted
  • virtualized
-filtervalue attribute=value
(オプション) 1 つ以上のフィルターのリストを指定します。フィルター属性値に一致する値をもつオブジェクトのみが戻されます。 容量を指定する場合、単位も入力する必要があります。
注: 一部のフィルターでは、コマンドの入力時にワイルドカードを使用できます。 CLI の使用時には、ワイルドカードの使用に対して以下の規則が適用されます。
  • ワイルドカード文字はアスタリスク (*) です。
  • コマンドには最大 1 つのワイルドカードを含めることができます。
  • ワイルドカードを使用するときは、フィルター項目を二重引用符 ("") で囲む必要があります。
-config_node
(オプション) 現行の構成ノードにロケーション・フィールド値を指定します。指定されたノードがアクティブなクラスター化システムの一部である場合、このパラメーターを指定しないでください。このパラメーターは他のすべてのパラメーターと相互に排他的です。

説明

このコマンドは、セキュア・リモート・アシスタンスの状況と最終ログイン時刻の両方を表示します。

この表は、出力ビュー・データとして表示される可能性のある属性値を示しています。
表 1. lssra の出力
属性 説明
status サポート・アシスタンスが有効にされているか有効にされていない (デフォルト) かを示します。
token_age_in_days 現在のトークンが存続している日数を表示します。
active_monitor_user_count このシステムにログインしているサポート・アシスタンス・モニター・ユーザーの数を表示します。
monitor_user_last_login モニター・ユーザーの最終ログイン時刻を YYMMDDHHMMSS のフォーマットで表示します。デフォルトはブランクです。
active_privileged_user_count 現在ログオンしているセキュア・リモート・アクセス特権ユーザーの数を表示します。
privileged_user_last_login サポート・アシスタンス特権ユーザーのシステムへの最終ログイン日時を YYMMDDHHMMSS のフォーマットで表示します。デフォルトはブランクです。
remote_support_test_status リモート・システム・サポート・サービスが最後にテストされたときの状態を示します。値は次のとおりです。
  • disconnected (デフォルト)
  • connecting
  • connected
  • active
  • failure

この値は、構成ノードで到達した最大の状態です。この状態は、disconnected から failure の順に進行します。

remote_support_test_time 最後にリモート・システム・サポートがテストされたタイム・スタンプを示します。値は、YYMMDDHHMMSS 形式でなければなりません。
remote_support_config_changed_after_test システムが最後にテストされた後にサポート・センターが追加されたことを示します。 この値は yes または no (デフォルト) です。
remote_support_enabled リモート・サポートが有効にされているかどうかを示します。この値は yes または no (デフォルト) です。
remote_support_status リモート・サポート・サービスの状況または状態を示します。リモート・サポートを有効にしていない場合、状況は disconnected になります。値は次のとおりです。
  • disconnected (デフォルト)
  • connecting
  • connected
  • active
  • failure

この値は、すべてのオンライン・ノード全体での最大の状態です。この状態は、disconnected から failure の順に進行します。

remote_support_enabled_time リモート・サポート・サービスによって最後にセキュア・トンネルが正常に作成されたタイム・スタンプを示します。 値は、YYMMDDHHMMSS 形式でなければなりません。
remote_support_idletimeout アイドル・タイムアウト値を示します。この値は数値 (負ではない) でなければならず、デフォルト値は 0 です。
remote_support_center_id サポート・センター ID (lssystemsupportcenter コマンドを使用して指定) を示します。これは、セキュア・トンネルの確立に使用されます。この値は 0 から 11 の数値でなければならず、デフォルトはブランクです。

ローカル・サポート・アシスタンスが有効になっているシステムでの呼び出し例

lssra

詳細な結果出力

status enabled
active_monitor_user_count 0 
monitor_user_last_login 
active_privileged_user_count 0
privileged_user_last_login
token_age_in_days 7
remote_support_test_status connected
remote_support_test_time 161123183137
remote_support_config_changed_after_test no
remote_support_enabled no
remote_support_status disconnected
remote_support_enabled_time
remote_support_idletimeout 0
remote_support_center_id

リモート・サポート・アシスタンスが有効になっているシステムでの呼び出し例

lssra

詳細な結果出力

status enabled
active_monitor_user_count 0 
monitor_user_last_login
active_privileged_user_count 1
privileged_user_last_login   161123204006
token_age_in_days 30
remote_support_test_status connected
remote_support_test_time 1611231530220
remote_support_config_changed_after_test no
remote_support_enabled yes
remote_support_status active
remote_support_enabled_time 161123183137
remote_support_idletimeout 0
remote_support_center_id 0