stopsystem
stopsystem コマンドは、制御された方法で 1 つのノードまたはシステム全体をシャットダウンするために使用します。このコマンドを発行すると、コマンドを実行する意図を確認するプロンプトが出されます。
構文
パラメーター
- -force
- (オプション) シャットダウンするノードが該当入出力グループの最後のオンライン・ノードであることを指定します。-force パラメーターは、このコマンドが実行する検査も指定変更します。 このパラメーターで指定変更される検査は次の 2 つです。
- コマンドの実行の結果、ボリュームがオフラインになる場合は、-force パラメーターが使用されていない限りコマンドは失敗します。
- シャットダウンされるノードが入出力グループの最後のオンライン・ノードである場合は、-force パラメーターが使用されていない限りコマンドは失敗します。
要確認: -force パラメーターは常に注意して使用してください。 - -node node_name | node_id
- (オプション) シャットダウンするノードを指定します。
次の値のいずれかを指定することができます。
- そのノードをシステムに追加したときに割り当てた、ノードの名前またはラベル
- ノードに割り当てられた ID (ワールド・ワイド・ノード名ではない)。
- -reset
- (オプション) 指定されたノードをソフト・リセットします。
-node node_id/node_name
と一緒に使用する必要があります。
説明
このコマンドは、制御された方法で 1 つのノードまたはクラスター化システム全体をシャットダウンするために使用します。 このコマンドを指定すると、(コマンドを処理する) 意思を確認するプロンプトが出されます。
重要: 無停電電源装置の電源オフまたはノードからの電源ケーブルの取り外しは行わないでください。
システム全体または単一ノードをシャットダウンする必要がある場合は、電源機構の電源ボタンを使用したり、システムの主電源をオフにしたりする代わりに、このコマンドを使用してください。
ノードまたはシステムをシャットダウンする前に、以下の要件を完了します。
- このノードまたはシステムが宛先になっているすべての入出力操作を静止します。これらの入出力操作を静止しない場合、失敗した入出力操作がホスト・オペレーティング・システムに報告される場合があります。
- すべての FlashCopy®、メトロ・ミラー、グローバル・ミラー、およびデータ・マイグレーションの操作を停止します。
- 非同期削除操作はすべて完了していることを確認してください。
ノードのシャットダウンによってアクセス不能になるボリュームがある場合、またはこのノードが入出力グループの最後のノードである場合、このコマンドを使用した単一ノードのシャットダウンは失敗します。 それでもこのノードをシャットダウンする必要がある場合は、-force オプションを使用してこれらの検査を指定変更することができます。
呼び出し例
stopsystem
以下の確認プロンプトが表示されます。
Are you sure that you want to continue with the shut down?
確認する場合は「yes
」、取り消す場合は「no
」を選択します。
呼び出し例
stopsystem -node 3
以下の確認プロンプトが表示されます。
Are you sure that you want to continue with the shut down?
確認する場合は「yes
」、取り消す場合は「no
」を選択します。