ping
ping コマンドを使用して、IP 構成問題を診断します。コマンドは、指定の IP アドレスを使用してコマンドが実行されるノードから指定の IP アドレスにアクセス可能であるかどうかを検査します。
構文
パラメーター
- -srcip4 source_ipv4_address destination_ipv4_address
- (-srcip6 が指定されない場合は必須) ping パケットを送信する IPv4 アドレスを指定します。 この IPv4 アドレスは、コマンドが発行されるノード上のポートに既にバインドされている必要があります。このパラメーターを指定しない場合は、srcip6を指定する必要があります。
- -srcip6 source_ipv6_address destination_ipv6_address
- (-srcip4 が指定されない場合は必須) ping パケットを送信する IPv6 アドレスを指定します。 この IPv6 アドレスは、コマンドが発行されるノード上のポートに既にバインドされている必要があります。このパラメーターを指定しない場合は、srcip4を指定する必要があります。
説明
このコマンドは、指定の IP アドレスを使用してコマンドが実行されるノードから指定の IP アドレスにアクセス可能であるかどうかを検査します。
どのノードでも、サービス・アシスタントにログオンしている場合には、このコマンドを使用して、そのノード上の任意のポートから ping します。
呼び出し例
ping -srcip4 192.168.1.51 192.168.1.30
結果出力
PING 192.168.1.51 (192.168.1.51)PING 9.20.136.11 (9.20.136.11) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.1.51: icmp_seq=1 ttl=249 time=0.690 ms
64 bytes from 192.168.1.51: icmp_seq=2 ttl=249 time=0.382 ms
64 bytes from 192.168.1.51: icmp_seq=3 ttl=249 time=0.311 ms
PING 192.168.1.30 (192.168.1.30)PING 9.20.136.11 (9.20.136.11) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 192.168.1.30: icmp_seq=1 ttl=249 time=0.690 ms
64 bytes from 192.168.1.30: icmp_seq=2 ttl=249 time=0.382 ms
64 bytes from 192.168.1.30: icmp_seq=3 ttl=249 time=0.311 ms