chsra

chsra コマンドを使用して、サポート・アシスタンスを構成します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする chsra -enable-disable-updatetoken-remotesupport enabledisabletest-idletimeout timeout_in_minutes

パラメーター

-enable
(オプション) リモート・アクセス・アカウントを作成し、ローカル・サポート・アシスタンスを有効にします。
-disable
(オプション) すべてのリモート・アクセス・アカウントを削除し、ローカルおよびリモートのサポート・アシスタンスを無効にします。
-updatetoken
(オプション) サポート・アシスタンスに使用される共有セキュリティー・トークンを更新します。
-remotesupport enable | disable | test
(オプション) リモート・サポート・アシスタンスを、インターネット経由で直接構成するか、構成済みのプロキシー・サーバーを使用して構成します。値は次のとおりです。
  • enable
  • disable
  • test
デフォルト値はありません。
-idletimout timeout_in_minutes
(オプション) 時間が制限されたリモート・サポートを有効にします (分数で指定)。この値は、正数 (整数) でなければならず、リモート・サポート・アシスタンスがアイドル状態である (タイムアウトになった) 分数を示します。 このパラメーターを指定しても、いずれかのシステム・ノード上で進行中のサポート・セッションがある場合は、タイムアウトになりません。 これは、必要な回数だけ更新され、すべてのアクティブ・セッションが終了した後でなければタイムアウトになりません。
要確認: システム内のすべての参加ノードでアイドル・タイムアウトを経過すると、リモート・システム・サポートが無効になります。 リモート・システム・サポートが無効になった場合、リモート・システム・サポートは、以下のようなイベントの発生時に自動的に開始されません。
  • 新規ノードがシステムに参加した場合。
  • T3 リカバリー手順。
  • ノードのウォーム・スタートまたはコールド・スタート。
-idletimout を指定する場合、-remotesupport も指定する必要があります。

説明

このコマンドはローカルまたはリモート・サポート・アシスタンスを構成します。
注: ローカルおよびリモートの両方のサポート・アシスタンスをオンにすることで、発生した問題をより効率的に解決できるようになります。
リモート・サポート・アシスタンスは、インターネット経由で直接使用することも、プロキシー・サーバーを使用して使用することもできます。 プロキシー・サーバーが構成されている場合、リモート・システム・サポートは、プロキシー・サーバーを使用してルーティングされます。リモート・サポート・アシスタンスをオンにするには、以下を実行する必要があります。
  1. すべてのノードでサービス IP アドレスを構成します。
  2. システム上でコール・ホームを構成します。
  3. システム上でローカル・サポート・アシスタンスを構成します。これにより、サポートが作成され、認証がセットアップされます。 インターネットに直接アクセスしているストレージ・システムの場合、ファイアウォールが、ポート 22 でのインターネット・プロトコル (IP) アドレス 129.33.206.139 および 204.146.30.139 へのアウトバウンド接続を許可する必要があります。プロキシー・サーバーを使用する必要がある場合は、mksystemsupportcenter コマンドを使用して構成します。

サポート・アシスタンス・アカウントを作成し、ローカル・サポート・アシスタンスを有効にするための呼び出し例

chsra -enable

詳細な結果出力

No feedback

サポート・ユーザー・アカウントを削除し、ローカル・サポート・アシスタンスを無効にするための呼び出し例

chsra -disable

詳細な結果出力

No feedback

チャレンジ応答認証に使用される共有トークンを更新するための呼び出し例

chsra -updatetoken

詳細な結果出力

No feedback

リモート・サポート・アシスタンスを有効にするための呼び出し例

chsra -remotesupport enable

詳細な結果出力

No feedback

30 分間リモート・サポート・アシスタンスを有効にするための呼び出し例

chsra -remotesupport enable -idletimeout 30

詳細な結果出力

No feedback

リモート・サポート・アシスタンスをテストするための呼び出し例 (テストの完了後に有効ではなくなる)

   chsra -remotesupport test

詳細な結果出力

No feedback