lsnvmefabric

lsnvmefabric コマンドは、構成済みホストからの NVMe ログインに関する情報を表示するために使用します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする lsnvmefabric -nodenode_idnode_name-portport_id-remotenqnnqn-hosthost_idhost_name

パラメーター

-node node_name | node_id
(オプション) 指定されたノードのすべてのポートの出力を表示します。-node パラメーターと一緒に指定できるパラメーターは -port パラメーターだけです。
-port port_id
(オプション) 指定されたポート ID およびノードにログインしているすべての NQN の簡略ビューを表示します。-port パラメーターは、-node パラメーターと一緒の場合のみ指定する必要があります。有効な port_id 値の最小は 1、最大はノードのファイバー・チャネル (FC) ポートの数です。
-remotenqn nqn
(オプション) 指定されたリモート NQN から、あるいはその NQN へのすべてのログインのリストを表示します。-remotenqn パラメーターは他のパラメーターと一緒に使用することはできません。
-host host_id | host_name
(オプション) ホスト名または ID を指定します。-host パラメーターを指定して lsnvmefabric コマンドを発行することは、指定されたホストの構成済み NQN それぞれに対して lsnvmefabric コマンドを発行することと同じです。-host パラメーターは他のパラメーターと一緒に使用することはできません。

説明

lsnvmefabric コマンドは、構成済みホストからの NVMe ログインを表示します。

この表は、出力ビュー・データとして表示される可能性のある属性値を示しています。
表 1. lsnvmefabric の出力
属性 説明
remote_nqn ログインのリモート NQN を示します。
node_id ログインが確立されているノード ID を示します。
node_name ログインが確立されているノード名を示します。
port_id NVMe ポートを示すノード・ポート ID。これは、lstargetportfc ビューでも同じ port_id フィールドで表示されます。
state ログインが active または inactive のどちらであるかを示します。
  • active - 最後の 5 分以内に NVMe コマンドが発行された。
  • inactive - 最後の 5 分以内に完了したトランザクションはありません。
注: inactive から active に変化するには、ホスト・ポートに対してコマンドが発行されてから最大 5 分かかる場合があります。
object_type ログインが属しているオブジェクトのタイプ。
object_name ログインが属しているオブジェクトの名前。

簡略な呼び出し例

lsnvmefabric

詳細な結果出力

remote_nqn                                                                node_id node_name port_id state  object_type object_name
nqn.2014-08.org.nvmexpress:NVMf:uuid:644f51bf-8432-4f59-bb13-5ada20c06395 1       node1     1       active host        host0
nqn.2014-08.org.nvmexpress:NVMf:uuid:644f51bf-8432-4f59-bb13-5ada20c06395 1       node1     2       active host        host0
nqn.2014-08.org.nvmexpress:NVMf:uuid:644f51bf-8432-4f59-bb13-5ada20c06395 2       node2     1       active host        host0
nqn.2014-08.org.nvmexpress:NVMf:uuid:644f51bf-8432-4f59-bb13-5ada20c06395 2       node2     2       active host        host0