lsroute

lsroute コマンドは、IP ルーティング・テーブルを表示するために使用します。

構文

構文図を読む構文図をスキップする lsroute -delimdelimiter-nohdr

パラメーター

-nohdr
(オプション) デフォルトでは、見出しは、簡略形式のビューではデータの列ごとに、詳細形式のビューではデータの項目ごとに表示されます。-nohdr パラメーターは、これらの見出しの表示を抑止します。
注: 表示するデータがない場合、見出しは表示されません。
-delim delimiter
(オプション) デフォルトでは、簡略形式のビューのデータのすべての列がスペースで区切られます。 各列の幅は、データの各項目の最大幅に設定されています。詳細ビューでは、データの項目ごとに 1 行が使用されます。見出しが表示される場合は、データと見出しはスペースで区切られます。 -delim パラメーターは、この動作を指定変更します。-delim パラメーターでは、1 バイトの文字を入力できます。コマンド・ラインに -delim : と入力すると、簡略ビューのすべてのデータ項目がコロン (:) で区切られます。例えば、列の間にスペースは入りません。詳細ビューでは、データと見出しは指定の区切り文字で区切られます。

説明

このコマンドは、IP ルーティング・テーブルを表示します。 テーブルは、各イーサネット・ポートの IP アドレス範囲への IP トラフィックに使用される、ゲートウェイの詳細を提供します。 この情報を使用して、構成ノードのアクセス可能性に関する問題を診断することができます。lsroute コマンドは、Linux の route コマンドと同等です。

呼び出し例

lsroute

結果出力:

Kernel IP routing table
Destination     Gateway      Genmask         Flags Metric Ref   Use Iface
9.71.46.0       0.0.0.0      255.255.254.0   U     0      0       0 eth0
127.0.0.0       0.0.0.0      255.0.0.0       U     0      0       0 lo
0.0.0.0         9.71.46.1    0.0.0.0         UG    0      0       0 eth0
Kernel IPv6 routing table
Destination                              Next Hop              Flags Metric Ref  Use Iface
2002:914:fc12:849::/64                   ::                    UA    256    3675   0 eth0
fe80::/64                                ::                    U     256    0      0 eth0
::/0                                     fe80::7:b4ff:fe00:500 UGDA  1024   1      0 eth0
::1/128                                  ::                    U     0      1441   1 lo
2002:914:fc12:849:214:5eff:fe33:5192/128 ::                    U     0      0      1 lo
fe80::214:5eff:fe33:5192/128             ::                    U     0      0      1 lo
ff00::/8                                 ::                    U     256    0      0 eth0