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NASAのマーキュリー計画を支えた人々とIBMメインフレーム

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5月11日、Twitterのトレンドにある”Hidden Figures”に気づいた方はいらっしゃいますでしょうか。

実は、第89回アカデミー賞へのノミーネート作品として、ご存知の方も多いであろう映画『Hidden Figures』の、9月からの国内上映が決まったことについてのTweetが多数発生した結果のトレンド入りでした。

『Hidden Figures(邦題:『ドリーム』)』は、アメリカ初の有人宇宙飛行計画であったマーキュリー計画の成功を支えた3名の黒人女性(キャサリン・ジョンソン、メアリー・ジャクソン、ドロシー・ヴォーン)の実話を描いた作品です。彼女たちは、NASAのマーキュリー計画を支え、ジョン・グレンが地球を周回する最初のアメリカ人宇宙飛行士となるのを助けました-ドロシー・ヴォーンは、IBMのメインフレームを用いて。

このブログで『Hidden Figures』を紹介する背景は、ドロシー・ヴォーンとウエスト・コンピューティングのメンバーが駆使したコンピューターが、IBMの当時のメインフレーム IBM 7090 Data Processing System だったからです。IBM 7090 Data Processing Systemが、どのようなコンピューターであったか、そして、どんな風に使われていたのかは、以下の動画でご覧いただけます。

マーキュリー計画の期間は1958年から1963年なので、当時のコンピューターは現在と大きく異なります。例えば動画に登場する「コンピューターにセットされる紙(「パンチカード」と呼びます)」を初めてご覧になった、という方も多いと思います。

今回の記事では、現在もそしてこれからも社会を支えるサーバーであるIBMのメインフレームが、過去、人類の宇宙への挑戦を、ドロシー・ヴォーンと共に支えていた、ということを紹介させていただきました。

映画『ドリーム』オフィシャルサイト – 20世紀フォックス

(8月20日更新)
別記事で、映画に登場するメインフレーム・コンピューター IBM 7090を紹介しています。ご覧いただければ幸いです。

  1. ドロシー・ヴォーンとIBM メインフレーム
  2. 磁気テープが最先端だった時代〜映画『ドリーム』
  3. ドロシー・ヴォーンが活用したプログラミング言語〜映画『ドリーム』
  4. CPUが大きな筐体だった時代〜映画『ドリーム』
  5. 現代ならばDVD-R?フリック入力?~映画『ドリーム』
  6. NASAの宇宙計画とIBM〜映画『ドリーム』

現代のIBMのメインフレーム
これまでも、そして、これからも社会基盤を支えるIBMのメインフレームは、ブロックチェーン機械学習といった最先端のテクノロジーの基盤として、デジタル時代に求められる信頼を根幹から支えます。


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