組み込み関数

組み込み関数 とは、 データベース・マネージャーに用意されている関数であり、 集約関数、スカラー関数、または表関数に分類されます。

このトピックでは、タイプ別に分類されたサポート対象の組み込み関数をリストしています。
  • 集約関数 (表 1)
  • 配列関数 (表 2)
  • キャスト・スカラー関数 (表 3)
  • 日時スカラー関数 (表 4)
  • JSON スカラー関数 (表 5)
  • その他のスカラー関数 (表 6)
  • 数値スカラー関数 (表 7)
  • パーティション・スカラー関数 (表 8)
  • 正規表現関数 (表 9)
  • セキュリティー・スカラー関数 (表 10)
  • ストリング・スカラー関数 (表 11)
  • 表関数 (表 12)
  • XML 関数 (表 13)
OLAP 仕様 のトピックでは、組み込み関数と呼ばれることがある以下の OLAP 関数について説明します。
  • FIRST_VALUE および LAST_VALUE
  • LAG および LEAD
  • NTILE
  • RANK および DENSE_RANK
  • RATIO_TO_REPORT
  • ROW_NUMBER
他の組み込み関数については、 以下の各見出しの下に記載しています。
  • ADMIN_CMD プロシージャーおよび関連する SQL ルーチン
  • 監査ルーチンおよびプロシージャー
  • 構成 SQL ルーチンおよびビュー
  • Db2® pureScale® インスタンス・ビュー
  • 環境ビュー
  • Explain ルーチン
  • モニター・ルーチン
  • MQSeries ® SQL ルーチン
  • セキュリティー SQL ルーチンおよびビュー
  • スナップショット SQL ルーチンおよびビュー
  • SQL プロシージャー SQL ルーチン
  • ワークロード管理ルーチン
  • その他の SQL ルーチンおよびビュー
これらの追加の組み込み関数について詳しくは、 サポートされる組み込み SQL ルーチンおよびビューを参照してください。
表 1. 集約関数
関数 説明
ARRAY_AGG 集約関数 一連のエレメントを配列に集約します。
AVG 集約関数 一連の数値の平均を戻します。
CORRELATION 集約関数 一連の数値の相関係数を戻します。
COUNT 集約関数 一連の行または値の中の、行または値の数を戻します。
COUNT_BIG 集約関数 一連の行または値の中の、行または値の数を戻します。 その結果は INTEGER の最大値より大きくても構いません。
COVARIANCE 集約関数 一連の数値ペアの共分散を戻します。
COVARIANCE_SAMP 集約関数 一連の数値ペアの標本共分散を戻します。
CUME_DIST 集約関数 ある行を行の集合に挿入すると仮定して、その行の累積分布を戻します。
GROUPING 集約関数 グループ化集合によって生成された小計行を示すために、グループ化集合およびスーパー・グループで使用されます。 返される値は 0 または 1 です。 値 1 は、返された行の引数の値が NULL 値であり、行がグループ化セット用に生成されたことを意味します。 生成されたこの行は、グループ化集合の小計を示します。
LISTAGG 集約関数 ストリングを連結することにより、一連のストリング・エレメントを 1 つのストリングに集約します。
MAX 集約関数 一連の値の最大値を戻します。
MEDIAN 集約関数 一連の値の中央値を戻します。
MIN 集約関数 一連の値の最小値を戻します。
PERCENTILE_CONT 集約関数 指定されたソート方法で連続分布モデルを使用した場合の、指定されたパーセンタイルに対応する値を戻します。
PERCENTILE_DISC 集約関数 指定されたソート方法で離散分布モデルを使用した場合の、指定されたパーセンタイルに対応する値を戻します。
PERCENT_RANK 集約関数 ある行を行の集合に挿入すると仮定して、その行の相対的なパーセンタイル・ランクを戻します。
回帰関数 (REGR_AVGX、REGR_AVGY、REGR_COUNT ...) 回帰関数は、以下のように通常の最小二乗法による回帰直線 (形式 y = a * x + b) を数値ペアの集合に当てはめます。
  • REGR_AVGX は、診断統計の計算に使用される数量を戻します。
  • REGR_AVGY は、診断統計の計算に使用される数量を戻します。
  • REGR_COUNT は、回帰直線を求めるために使用する NULL ではない数字のペアの数を戻します。
  • REGR_INTERCEPT または REGR_ICPT は、回帰直線の y 切片を戻します。
  • REGR_R2 は、回帰を決定する係数を戻します。
  • REGR_SLOPE は、直線の傾きを戻します。
  • REGR_SXX は、診断統計の計算に使用される数量を戻します。
  • REGR_SXY は、診断統計の計算に使用される数量を戻します。
  • REGR_SYY は、診断統計の計算に使用される数量を戻します。
STDDEV 集約関数 一連の数値の標準偏差 (n) を戻します。
STDDEV_SAMP 集約関数 一連の数値の標本標準偏差 ([n-1] で除算) を戻します。
SUM 集約関数 一連の数値の和を戻します。
VARIANCE 集約関数 一連の数値の偏分散 (n で除算) を戻します。
VARIANCE_SAMP 集約関数 一連の数値の標本分散 ([n-1] で除算) を戻します。
XMLAGG 集約関数 XML 値のセットの中の NULL 以外の値ごとに 1 つずつ項目を収めた、XML シーケンスを戻します。
XMLGROUP 集約関数 XQuery 文書ノードを 1 つ持つ XML 値を戻します。 これには最上位エレメント・ノードが 1 つ含まれています。
表 2. 配列関数
関数 説明
ARRAY_AGG 集約関数 一連のエレメントを配列に集約します。
ARRAY_DELETE スカラー関数 連想配列からエレメントまたはエレメントの範囲を削除します。
ARRAY_FIRST スカラー関数 配列の最も小さい配列指標値を戻します。
ARRAY_LAST スカラー関数 配列の最も大きな配列指標値を戻します。
ARRAY_NEXT スカラー関数 指定の配列指標引数に関連した配列の次に大きな配列指標値を戻します。
ARRAY_PRIOR スカラー関数 指定の配列指標引数に関連した配列の次に小さな配列指標値を戻します。
CARDINALITY スカラー関数 配列のエレメント数を示すタイプ BIGINT の値を戻します
MAX_CARDINALITY スカラー関数 配列に入れることができるエレメントの最大数を示すタイプ BIGINT の値を戻します。
TRIM_ARRAY スカラー関数 戻す値の配列タイプは array-variable と同じですが、カーディナリティーは numeric-expression の値の分だけ減少します。
UNNEST 表関数 指定された配列の各エレメントにつき 1 行が含まれる結果表を戻します。
表 3. CAST スカラー関数
関数 説明
BIGINT スカラー関数 値を 64 ビットで表した整数を、整数定数の形で戻します。
BINARY スカラー関数 任意のデータ型のストリングの固定長バイナリー・ストリング表記を戻します。
BLOB スカラー関数 任意の型のストリングの BLOB 表記を戻します。
BPCHAR スカラー関数 値の VARCHAR 表現を戻します。
CHAR スカラー関数 値の文字表現を戻します。
CLOB スカラー関数 値の CLOB 表現を戻します。
DATE スカラー関数 値から日付を戻します。
DATETIME スカラー関数 値または値のペアから TIMESTAMP を戻します。
DBCLOB スカラー関数 ストリングの DBCLOB 表現を戻します。
DECFLOAT スカラー関数 値の 10 進浮動小数点数表記を戻します。
DECIMAL または DEC スカラー関数 値の DECIMAL 表現を戻します。
DOUBLE_PRECISION または DOUBLE スカラー関数

値の浮動小数点数表記を戻します。

EMPTY_BLOB、EMPTY_CLOB、EMPTY_DBCLOB、および EMPTY_NCLOB スカラー関数 関連付けられたデータ・タイプの、長さがゼロの値を戻します。
FLOAT スカラー関数 値の DOUBLE 表現を戻します。
FLOAT4 スカラー関数 値の REAL 表現を戻します。
FLOAT8 スカラー関数 値の DOUBLE 表現を戻します。
GRAPHIC スカラー関数 ストリングの GRAPHIC 表現を戻します。
INT スカラー関数 値の INTEGER 表現を戻します。
INTEGER スカラー関数 値の INTEGER 表現を戻します。
INT2 スカラー関数 値の SMALLINT 表現を戻します。
INT4 スカラー関数 値の INTEGER 表現を戻します。
INT8 スカラー関数 値の BIGINT 表現を戻します。
NCHAR スカラー関数 値の固定長国別文字ストリング表記を戻します。
NCLOB スカラー関数 国別文字ストリングの NCLOB 表記を戻します。
数値スカラー関数 値の DECIMAL 表現を戻します。
NVARCHAR スカラー関数 値の可変長国別文字ストリング表記を戻します。
REAL スカラー関数

値の単精度浮動小数点数表記を戻します。

SMALLINT スカラー関数 値の SMALLINT 表現を戻します。
TIME スカラー関数 値から TIME を戻します。
TIMESTAMP スカラー関数 値または値のペアから TIMESTAMP を戻します。
TO_CLOB スカラー関数 文字ストリング・タイプの CLOB 表現を戻します。
TO_NCLOB スカラー関数 文字ストリングの NCLOB 表記を戻します。
VARBINARY スカラー関数 任意のデータ型のストリングの VARBINARY (可変長バイナリー・ストリング) 表記を戻します。
VARCHAR スカラー関数 値の VARCHAR 表現を戻します。
VARGRAPHIC スカラー関数 値の VARGRAPHIC 表現を戻します。
表 4. DATETIME スカラー関数
関数 説明
ADD_DAYS スカラー関数 最初の引数と指定された日数を足した日時値を戻します。
ADD_HOURS スカラー関数 最初の引数と指定された時間数を足したタイム・スタンプ値を戻します。
ADD_MINUTES スカラー関数 最初の引数と指定された分数を足したタイム・スタンプ値を戻します。
ADD_MONTHS スカラー関数 expression と指定された月数を足した日時値を戻します。
ADD_SECONDS スカラー関数 最初の引数と指定された秒数および小数秒数を足したタイム・スタンプ値を戻します。
ADD_YEARS スカラー関数 最初の引数と指定された年数を足した日時値を戻します。
AGE スカラー関数 現行タイム・スタンプと引数の間の年数、月数、および日数を指す数値を戻します。
DATE_PART スカラー関数 引数に基づいて日時の部分を戻します。
DATE_TRUNC スカラー関数 指定された単位に丸めたタイム・スタンプの式を戻します。
DAY スカラー関数 値の日の部分を戻します。
DAYNAME スカラー関数 locale-name または特殊レジスター CURRENT LOCALE LC_TIME の値に基づいて、expression の日の部分の曜日名から成る文字ストリング (例えば、Friday) を戻します。
DAYOFMONTH スカラー関数 日付を表す 1 から 31 の整数を戻します。
DAYOFWEEK スカラー関数 最初の引数の曜日を整数値として戻します。 整数値の範囲は 1 から 7 までです。1 は、週の最初の曜日 (2 番目の引数で指定) を表します。
DAYOFWEEK_ISO スカラー関数 値から曜日を戻します。ただし 1 は月曜日、7 は日曜日です。
DAYOFYEAR スカラー関数 値から、年頭からの通算日数を戻します。
DAYS スカラー関数 日付の整数表記を戻します。
DAYS_BETWEEN スカラー関数 指定された引数の間の日数を戻します。
DAYS_TO_END_OF_MONTH スカラー関数 月末までの日数を戻します。
EXTRACT スカラー関数 引数に基づいて日付またはタイム・スタンプの部分を戻します。
FIRST_DAY スカラー関数 引数の月の最初の日を表す日付またはタイム・スタンプを戻します。
FROM_UTC_TIMESTAMP スカラー関数 協定世界時からタイム・ゾーン・ストリングで指定されたタイム・ゾーンに変換した TIMESTAMP を戻します。
HOUR スカラー関数 値の時間の部分を戻します。
HOURS_BETWEEN スカラー関数 指定された引数の間の時間数を戻します。
INTERVAL スカラー関数 ストリングとして指定された期間に対応する DECIMAL 期間を返します。
JULIAN_DAY スカラー関数 紀元前 4712 年 1 月 1 日から引数に指定された日付までの日数を表す整数値を戻します。
LAST_DAY スカラー関数 引数の月の最後の日を表す日時値を戻します。
MICROSECOND スカラー関数 値のマイクロ秒の部分を戻します。
MIDNIGHT_SECONDS スカラー関数 午前 0 時から指定した時刻値までの秒数を表す整数値を戻します。
MINUTE スカラー関数 値の分の部分を戻します。
MINUTES_BETWEEN スカラー関数 指定された引数の間の分数を戻します。
MONTH スカラー関数 値の月の部分を戻します。
MONTHNAME スカラー関数 locale-name または特殊レジスター CURRENT LOCALE LC_TIME の値に基づいて、expression の月の部分の月名から成る文字ストリング (例えば、January) を戻します。
MONTHS_BETWEEN スカラー関数 expression1 および expression2 の間の推定月数を戻します。
NEXT_DAY スカラー関数 expression の日付の翌日以降に最初にくる、string-expression で指定した曜日の日付/時刻値を戻します。
NEXT_MONTH スカラー関数 指定された日付の翌月の最初の日を戻します。
NEXT_QUARTER スカラー関数 指定された日付の翌四半期の最初の日を戻します。
NEXT_WEEK スカラー関数 指定された日付の翌週の最初の日を戻します。
NEXT_YEAR スカラー関数 指定された日付の翌年の最初の日を戻します。
NOW スカラー関数 SQL ステートメントが現行サーバーで実行された時のタイム・スタンプを戻します。
QUARTER スカラー関数 日付が属する四半期を表す整数を戻します。
ROUND スカラー関数 format-string で指定された単位に丸められた日時値を戻します。
ROUND_TIMESTAMP スカラー関数 format-string で指定された単位に丸められた expression のタイム・スタンプを戻します。
SECOND スカラー関数 値の秒の部分を戻します。
SECONDS_BETWEEN スカラー関数 指定された引数の間の秒数を戻します。
THIS_MONTH スカラー関数 指定された日付の月の最初の日を戻します。
THIS_QUARTER スカラー関数 指定された日付の四半期の最初の日を戻します。
THIS_WEEK スカラー関数 指定された日付の週の最初の日を戻します。
THIS_YEAR スカラー関数 指定された日付の年の最初の日を戻します。
TIMESTAMP_FORMAT スカラー関数 フォーマット・テンプレート (argument2) を使って解釈された文字ストリング (argument1) からタイム・スタンプを戻します。
TIMESTAMP_ISO スカラー関数 日付、時刻、またはタイム・スタンプの引数に基づいてタイム・スタンプ値を戻します。 引数が日付の場合は、時間エレメントのすべてにゼロが入れられます。 引数が時刻の場合、日付エレメントには CURRENT DATE の値、時刻の小数エレメントにはゼロが入れられます。
TIMESTAMPDIFF スカラー関数 2 つのタイム・スタンプの差に基づいて、 タイプ argument1 の推定インターバル数を戻します。 2 番目の引数は、2 つのタイム・スタンプ・タイプの減算を行い、 その結果を CHAR に変換した結果です。
TIMEZONE スカラー関数 ある 1 つのタイム・ゾーンの日時を別のタイム・ゾーンのタイム・スタンプに変換します。
TO_CHAR スカラー関数 タイム・スタンプの文字表現を戻します。
TO_DATE スカラー関数 文字ストリングからタイム・スタンプを戻します。
TO_NCHAR スカラー関数 文字テンプレートを使用してフォーマット設定された入力式の国別文字表記を戻します。
TO_TIMESTAMP スカラー関数 指定したフォーマットを使用して入力ストリングを解釈した結果に基づくタイム・スタンプを戻します。
TO_UTC_TIMESTAMP スカラー関数 協定世界時からタイム・ゾーン・ストリングで指定されたタイム・ゾーンに変換した TIMESTAMP を戻します。
TRUNCATE または TRUNC スカラー関数 format-string で指定された単位に切り捨てられた日時値を戻します。
TRUNC_TIMESTAMP スカラー関数 format-string で指定された単位に切り捨てられた expression のタイム・スタンプを戻します。
VARCHAR_FORMATスカラー関数 テンプレート (argument2) どおりにフォーマット設定されたタイム・スタンプ (argument1) の文字表現を戻します。
WEEK スカラー関数 値から、年頭からの通算週を戻します。ただしその週は、日曜日から始まります。
WEEK_ISO スカラー関数 値から、年頭からの通算週を戻します。ただしその週は、月曜日から始まります。
WEEKS_BETWEEN スカラー関数 指定された引数の間の週数を戻します。
YEAR スカラー関数 値の年の部分を戻します。
YEARS_BETWEEN スカラー関数 指定された引数の間の年数を戻します。
YMD_BETWEEN スカラー関数 2 つの日時値の間の年数、月数、および日数を指す数値を戻します。
表 5. JSON スカラー関数
関数 説明
BSON_TO_JSON スカラー関数 BSON としてフォーマット設定されているデータが含まれているストリングを、JSON としてフォーマット設定されているデータが含まれている文字ストリングに変換します。
JSON_ARRAY スカラー関数 式または照会を使用して配列エレメントを明示的にリストし、JSON 配列を生成します。
JSON_OBJECT スカラー関数 指定されたキー:値のペアを使用して、JSON オブジェクトを生成します。 キー:値のペアを指定しないと、空のオブジェクトが戻されます。
JSON_QUERY スカラー関数 SQL/JSON パス式を使用して、指定された JSON テキストから SQL/JSON 値を戻します。
JSON_TO_BSON スカラー関数 JSON としてフォーマット設定されているデータが含まれているストリングを、BSON としてフォーマット設定されているデータが含まれているバイナリー・ストリングに変換します。
JSON_VALUE スカラー関数 SQL/JSON パス式を使用して、JSON テキストから SQL スカラー値を戻します。
表 6. その他のスカラー関数
関数 説明
BITAND、BITANDNOT、BITOR、BITXOR、および BITNOT スカラー関数 これらのビット単位関数は、入力引数の整数値の「2 の補数」表現による演算を行い、結果として、対応する 10 進数の値を入力引数のデータ・タイプに応じたデータ・タイプで戻します。
COALESCE スカラー関数 NULL 以外の最初の引数を戻します。
CURSOR_ROWCOUNT スカラー関数 特定のカーソルがオープンされてからフェッチしたすべての行の累積数を戻します。
DECODE スカラー関数 それぞれ指定された expression2expression1 と比較します。 expression1expression2 と等しいか、または expression1expression2 の両方が NULL の場合は、その次の result-expresssion の値が返されます。 expression2expression1 に一致しない場合、else-expression の値が返されます。これら以外の場合は、NULL 値が返されます。
DEREF スカラー関数 参照タイプ引数のターゲット・タイプのインスタンスを戻します。
EVENT_MON_STATE スカラー関数 特定のイベント・モニターの作動状態を戻します。
GREATEST スカラー関数 一連の値の最大値を戻します。
HEX スカラー関数 値の 16 進数表現を戻します。
IDENTITY_VAL_LOCAL スカラー関数 ID 列に割り当てられた最新の値を戻します。
INTNAND、INTNOR、INTNXOR、および INTNNOT スカラー関数 これらのビット単位関数は、入力引数の整数値の「2 の補数」表現による演算を行い、対応する 10 進数の値を結果として戻します。
LEAST スカラー関数 一連の値の最小値を戻します。
LENGTH スカラー関数 値の長さを戻します。
MAX スカラー関数 一連の値の最大値を戻します。
MIN スカラー関数 一連の値の最小値を戻します。
NULLIF スカラー関数 引数が等しい場合は NULL 値を戻し、それ以外の場合には最初の引数の値を戻します。
NVL スカラー関数 NULL 以外の最初の引数を戻します。
RAISE_ERROR スカラー関数 SQLCA にエラーを発生させます。 戻される sqlstate は argument1 で指定します。 2 番目の引数には、戻されるテキストが入れられます。
RAWTOHEX スカラー関数 値の 16 進表記を文字ストリングとして戻します。
REC2XML スカラー関数 列名と列データを収め、XML タグでフォーマットしたストリングを戻します。
RID および RID_BIT スカラー関数 RID_BIT スカラー関数は、行の行 ID (RID) を文字ストリング形式で戻します。 RID スカラー関数は、行の RID を長精度整数形式で戻します。 RID 関数は、パーティション・データベース環境ではサポートされません。 RID_BIT 関数は、RID 関数よりも優先されます。
TABLE_NAME スカラー関数 argument1 に指定したオブジェクト名と、 argument2 に指定したオプションのスキーマ名に基づく表またはビューの非修飾名を戻します。 戻された値は、別名の解決に使用されます。
TABLE_SCHEMA スカラー関数 argument1 内のオブジェクト名と、argument2 内のオプションのスキーマ名で指定された、2 つの部分からなる表名またはビュー名のスキーマ名部分を戻します。 戻された値は、別名の解決に使用されます。
TO_HEX スカラー関数 数式を 16 進表記に変換します。
TYPE_ID スカラー関数 引数の動的データ・タイプの内部データ・タイプ ID を戻します。 この関数の結果はデータベース間で移動できません。
TYPE_NAME スカラー関数 引数の動的データ・タイプの非修飾名を戻します。
TYPE_SCHEMA スカラー関数 引数の動的データ・タイプのスキーマ名を戻します。
VALUE スカラー関数 NULL 以外の最初の引数を戻します。
表 7. 数値スカラー関数
関数 説明
ABS または ABSVAL スカラー関数 数値の絶対値を戻します。
ACOS スカラー関数 数値のラジアン単位のアークコサイン (逆余弦) を戻します。
ASIN スカラー関数 数値のラジアン単位のアークサイン (逆正弦) を戻します。
ATAN スカラー関数 数値のラジアン単位のアークタンジェント (逆正接) を戻します。
ATANH スカラー関数 数値のラジアン単位の双曲線アークタンジェント (逆正接) を戻します。
ATAN2 スカラー関数 x 座標および y 座標のアークタンジェント (逆正接) の角度を戻します (ラジアン単位)。
CEILING または CEIL スカラー関数 数値よりも大きいかまたは等しい最小整数値を戻します。
COMPARE_DECFLOAT スカラー関数 2 つの引数が等しいか順不同であるか、あるいは一方の引数が他方より大きいかどうかを示す SMALLINT 値を戻します。
COS スカラー関数 数値のコサイン (余弦) を戻します。
COSH スカラー関数 数値の双曲線コサイン (余弦) を戻します。
COT スカラー関数 引数に対するコタンジェント (余接) の値を戻します。 引数はラジアン単位の角度です。
DECFLOAT_FORMAT スカラー関数 文字ストリングから DECFLOAT(34) を戻します。
DEGREES スカラー関数 角度の度数を戻します。
DIGITS スカラー関数 数値の絶対値の文字ストリング表現を戻します。
EXP スカラー関数 自然対数の底 (e) を引数で指定された指数で累乗した値を戻し ます。
FLOOR スカラー関数 数値より小さいか等しい最大整数値を戻します。
LN スカラー関数 数値の自然対数値を戻します。
LOG10 スカラー関数 数値の常用対数 (底 10) を戻します。
MOD スカラー関数 最初の引数を 2 番目の引数で割った剰余を戻します。
MOD (SYSFUN スキーマ) スカラー関数 最初の引数を 2 番目の引数で割った剰余を戻します。
MULTIPLY_ALT スカラー関数 2 つの引数の積を 10 進数値として戻します。 この関数は、引数の精度の合計が 31 より大きい場合に有用です。
NORMALIZE_DECFLOAT スカラー関数 引数を最も単純な形式に設定した結果である 10 進浮動小数点値を戻します。
POW スカラー関数 最初の引数を 2 番目の引数で累乗した結果を戻します。
POWER スカラー関数 最初の引数を 2 番目の引数で累乗した結果を戻します。
QUANTIZE スカラー関数 値と符号が最初の引数と等しく、その指数が 2 番目の引数の指数と等しい 10 進浮動小数点数を戻します。
RADIANS スカラー関数 度単位で表された引数をラジアン単位で戻します。
RANDOM スカラー関数 0 から 1 の浮動小数点値を戻します。
RAND (SYSFUN スキーマ) スカラー関数 乱数を戻します。
RAND (SYSIBM スキーマ) スカラー関数 0 から 1 の浮動小数点値を戻します。
ROUND スカラー関数 指定された小数点からの桁数に丸めた数値を戻します。
SIGN スカラー関数 数値の符号を戻します。
SIN スカラー関数 数値のサイン (正弦) を戻します。
SINH スカラー関数 数値の双曲線サイン (正弦) を戻します。
SQRT スカラー関数 数値の平方根を戻します。
TAN スカラー関数 数値のタンジェント (正接) を戻します。
TANH スカラー関数 数値の双曲線タンジェント (正接) を戻します。
TO_NUMBER スカラー関数 文字ストリングから DECFLOAT(34) を戻します。
TOTALORDER スカラー関数 2 つの引数を比較した順序を示す -1、0、または 1 の SMALLINT 値を戻します。
TRUNCATE または TRUNC スカラー関数 指定された小数点からの桁数に切り捨てられた数値を戻します。
VARCHAR_FORMATスカラー関数 テンプレート (argument2) どおりにフォーマット設定されたタイム・スタンプ (argument1) の文字表現を戻します。
WIDTH_BUCKET スカラー関数 等幅ヒストグラムを作成します。
表 8. パーティション・スカラー関数
関数 説明
DATAPARTITIONNUM スカラー関数 行が置かれているデータ・パーティションのシーケンス番号 (SYSDATAPARTITIONS.SEQNO) を戻します。 引数は表内の任意の列名です。
DBPARTITIONNUM スカラー関数 行のデータベース・パーティション番号を戻します。 引数は表内の任意の列名です。
HASH スカラー関数 入力データの 128 ビット、160 ビット、256 ビット、または 512 ビットのハッシュを返します。
HASH4 スカラー関数 入力データの 32 ビットのハッシュを戻します。
HASH8 スカラー関数 入力データの 64 ビットのハッシュを戻します。
HASHEDVALUE スカラー関数 行の分散マップ索引 (0 から 32767) を戻します。 引数は表内の列名です。
表 9. 正規表現スカラー関数
関数 説明
REGEXP_COUNT スカラー関数 正規表現パターンがストリング内で一致した回数のカウントを戻します。
REGEXP_EXTRACT スカラー関数 正規表現パターンに一致したストリング内のサブストリングの出現箇所を 1 つ戻します。
REGEXP_INSTR スカラー関数 return_option 引数の値に応じて、一致したサブストリングの開始位置または終了位置を戻します。
REGEXP_LIKE スカラー関数 正規表現パターンがストリング内にあるかどうかを示すブール値を戻します。 この関数は、述部がサポートされる場合にのみ使用できます。
REGEXP_MATCH_COUNT スカラー関数 正規表現パターンがストリング内で一致した回数のカウントを戻します。
REGEXP_REPLACE スカラー関数 ソース・ストリング内の正規表現パターンの出現箇所を、指定された置換ストリングに置き換えた変更バージョンのソース・ストリングを戻します。
REGEXP_SUBSTR スカラー関数 正規表現パターンに一致したストリング内のサブストリングの出現箇所を 1 つ戻します。
表 10. セキュリティー・スカラー関数
関数 説明
SECLABEL スカラー関数 名前の付いていないセキュリティー・ラベルを戻します。
SECLABEL_BY_NAME スカラー関数 特定のセキュリティー・ラベルを戻します。
SECLABEL_TO_CHAR スカラー関数 セキュリティー・ラベルを受け入れ、セキュリティー・ラベル内のすべてのエレメントを入れたストリングを戻します。
VERIFY_GROUP_FOR_USER スカラー関数 authorization-id-expression に関連付けられたグループのいずれかが、group-name-expression 引数のリストによって指定されたグループ名に含まれているかどうかを示す値を返します。
VERIFY_ROLE_FOR_USER スカラー関数 authorization-id-expression に関連付けられたロールのいずれかが、role-name-expression 引数のリストによって指定されたロール名の中にあるか、またはそのロール名のいずれかを含むかどうかを示す値を戻します。
VERIFY_TRUSTED_CONTEXT_ROLE_FOR_USER スカラー関数 authorization-id-expression が、何らかのトラステッド・コンテキストに関連付けられたトラステッド接続の下でロールを獲得したかどうか、およびそのロールが role-name-expression 引数のリストによって指定されたロール名の中にあるか、またはそのロール名のいずれかに含まれているかどうかを示す値を戻します。
表 11. ストリング・スカラー関数
関数 説明
ASCII スカラー関数 引数の左端の文字の ASCII コード値を整数として戻します。
ASCII_STR スカラー関数 ASCII バージョンのストリングを戻します。
BTRIM スカラー関数 ストリング式の先頭および末尾から文字を除去します。
CHARACTER_LENGTH スカラー関数 指定された string-unit で式の長さを戻します。
CHR スカラー関数 引数で指定される ASCII コード値の文字を戻します。
COLLATION_KEY スカラー関数 指定された collation-name で指定された string-expression の照合キーを表す VARBINARY ストリングを戻します。
COLLATION_KEY_BIT スカラー関数 指定された collation-name で指定された string-expression の照合キーを表す VARCHAR FOR BIT DATA ストリングを戻します。
CONCAT スカラー関数 2 つのストリングを連結したストリングを戻します。
DECRYPT_BIN および DECRYPT_CHAR スカラー関数 パスワード・ストリングを使用して、暗号化データの暗号化を解除した結果値を戻します。
DIFFERENCE スカラー関数 SOUNDEX 関数で判別された 2 つの引数ストリングの語の音の差を戻します。 値が 4 であれば、それらのストリングは同じ音であることを意味します。
ENCRYPT スカラー関数 データ・ストリング式の暗号化の結果である値を戻します。
GENERATE_UNIQUE スカラー関数 同じ関数の他の実行とは異なるユニークなビット・データ文字ストリングを戻します。
GETHINT スカラー関数 パスワードのヒントが検出された場合にそれを戻します。
INITCAP スカラー関数 各単語の先頭文字が大文字、残りが小文字に変換されたストリングを戻します。
INSERT スカラー関数 argument1 (argument2 で始まる) から argument3 バイトを削除し、argument4argument1 (argument2 で始まる) に挿入したストリングを返します。
INSTR スカラー関数 別のストリング内にあるストリングの開始位置を戻します。
INSTR2 スカラー関数 別のストリング内のストリングの開始位置を、16 ビットの UTF-16 ストリング単位 (CODEUNITS16) で返します。
INSTR4 スカラー関数 別のストリング内のストリングの開始位置を、32 ビットの UTF-32 ストリング単位 (CODEUNITS32) で返します。
INSTRB スカラー関数 別のストリング内にあるストリングの開始位置をバイト単位で戻します。
LCASE スカラー関数 すべての SBCS 文字を小文字に変換したストリングを戻します。
LCASE (ロケール依存) スカラー関数 指定されたロケールに関連付けられた Unicode 規格の規則を使用して、すべての文字が小文字に変換されたストリングを戻します。
LCASE (SYSFUN スキーマ) スカラー関数 すべての SBCS 文字を小文字に変換したストリングを戻します。
LEFT スカラー関数 ストリングから左端の文字を戻します。
LENGTH スカラー関数 暗黙または明示のストリング単位で式の長さを戻します。
LENGTH2 スカラー関数 式の長さを 16 ビットの UTF-16 ストリング単位 (CODEUNITS16) で返します。
LENGTH4 スカラー関数 式の長さを 32 ビットの UTF-32 ストリング単位 (CODEUNITS32) で返します。
LENGTHB スカラー関数 式の長さをバイト単位で戻します。
LOCATE スカラー関数 別のストリング内にあるストリングの開始位置を戻します。
LOCATE_IN_STRING スカラー関数 別のストリング内にあるストリングの開始位置を戻します。
LOWER スカラー関数 すべての文字を小文字に変換したストリングを戻します。
LOWER (ロケール依存) スカラー関数 指定されたロケールに関連付けられた Unicode 規格の規則を使用して、すべての文字が小文字に変換されたストリングを戻します。
LPAD スカラー関数 指定した文字またはブランクが左側に埋め込まれたストリングを戻します。
LTRIM スカラー関数 ストリング式の先頭にあるブランクを除去します。
LTRIM (SYSFUN スキーマ) スカラー関数 ストリング式の先頭にあるブランクを除去します。
OCTET_LENGTH スカラー関数 OCTETS (バイト数) で式の長さを戻します。
OVERLAY スカラー関数 指定した source-stringstart から、指定したコード単位の length を削除し、insert-string を挿入したストリングを戻します。
POSITION スカラー関数 argument1 の中の argument2 の開始位置を戻します。
POSSTR スカラー関数 別のストリング内にあるストリングの開始位置を戻します。
QUOTE_IDENT スカラー関数 SQL ステートメントで ID として使用できるストリングを返します。
QUOTE_LITERAL スカラー関数 SQL ステートメントでストリング定数として使用できるストリングを返します。
REPEAT スカラー関数 最初の引数を 2 番目の引数で指定した回数だけ繰り返したもので構成される文字ストリングを戻します。
REPEAT (SYSFUN スキーマ) スカラー関数 最初の引数を 2 番目の引数で指定した回数だけ繰り返したもので構成される文字ストリングを戻します。
REPLACE スカラー関数 argument1 内に存在する argument2 のすべての出現箇所を argument3 に置き換えます。
REPLACE (SYSFUN スキーマ) スカラー関数 expression1 内に存在する expression2 のすべての出現箇所を expression3 に置き換えます。
RIGHT スカラー関数 ストリングから右端の文字を戻します。
RPAD スカラー関数 指定された文字、ストリング、またはブランクで右側が埋め込まれたストリングを戻します。
RTRIM スカラー関数 ストリング式の末尾にあるブランクを除去します。
RTRIM (SYSFUN スキーマ) スカラー関数 ストリング式の末尾にあるブランクを除去します。
SOUNDEX スカラー関数 引数内の語の音を示す 4 文字コードを戻します。 この結果を、他のストリングの音と比較することができます。
SPACE スカラー関数 指定数のブランクから成る文字ストリングを戻します。
STRIP スカラー関数 ブランクまたは指定されたその他の文字を、ストリング式の末尾、先頭、またはその両方から削除します。
STRLEFT スカラー関数 string-expression の左端にある長さ length のストリングを戻します (長さは、指定のストリング単位での長さになります)。
STRPOS スカラー関数 別のストリング内にあるストリングの開始位置を戻します。
STRRIGHT スカラー関数 string-expression の右端にある長さ length のストリングを戻します (長さは、指定のストリング単位での長さになります)。
SUBSTR スカラー関数 ストリングのサブストリングを戻します。
SUBSTR2 スカラー関数 ストリングのサブストリングを戻します。 開始引数と長さ引数は、16 ビットの UTF-16 ストリング単位で表されます (CODEUNITS16)。
SUBSTR4 スカラー関数 ストリングのサブストリングを戻します。 開始引数と長さ引数は、32 ビットの UTF-32 ストリング単位で表されます (CODEUNITS32)。
SUBSTRB スカラー関数 ストリングのサブストリングを戻します。 開始引数と長さ引数は、バイト単位で表されます。
SUBSTRING スカラー関数 ストリングのサブストリングを戻します。
TO_MULTI_BYTE スカラー関数 string-expression 内の 1 バイト文字が、対応するマルチバイト (全角) 文字に変換された Unicode ストリングを返します。
TO_SINGLE_BYTE スカラー関数 ストリングにマルチバイト文字が存在するときに、等価の 1 バイト文字が存在すれば等価文字に変換して戻します。
TRANSLATE スカラー関数 1 つまたは複数の文字を他の文字に変換したストリングを戻します。
TRIM スカラー関数 ブランクまたは指定されたその他の文字を、ストリング式の末尾、先頭、またはその両方から削除します。
UCASE スカラー関数 UCASE 関数は、 最初の引数 (char-string-exp) だけが指定されるという点を除けば、 TRANSLATE 関数と同じです。
UCASE (ロケール依存) スカラー関数 指定されたロケールに関連付けられた Unicode 規格の規則を使用して、すべての文字が大文字に変換されたストリングを戻します。
UNICODE_STR スカラー関数 指定されたオプションに応じて、Unicode UTF-8 または UTF-16でストリングを返します。 このストリングは、入力ストリングの Unicode エンコードを表します。
UPPER スカラー関数 すべての文字を大文字に変換したストリングを戻します。
UPPER (ロケール依存) スカラー関数 指定されたロケールに関連付けられた Unicode 規格の規則を使用して、すべての文字が大文字に変換されたストリングを戻します。
表 12. 表関数
関数 説明
BASE_TABLE 表関数 別名チェーンが解決された後で検出されたオブジェクトのオブジェクト名とスキーマ名の両方を戻します。
JSON_TABLE 表関数 結果表を SQL/JSON パス式の評価から戻します。 行 SQL/JSON パス式の結果シーケンス内の各項目は、結果表の 1 つ以上の行を表しています。
UNNEST 表関数 指定された配列の各エレメントにつき 1 行が含まれる結果表を戻します。
XMLTABLE 表関数 XQuery 式の評価から表を戻します。指定された入力引数を XQuery 変数として使用する場合もあります。 行 XQuery 式の結果シーケンス内の各シーケンス項目は、結果表の行を表しています。
表 13. XML 関数
関数 説明
PARAMETER スカラー関数 db2-fn:sqlquery 関数の呼び出しの一部として XQuery によって値が動的に提供される SQL ステートメント内の位置を表します。
XMLAGG 集約関数 XML 値のセットの中の NULL 以外の値ごとに 1 つずつ項目を収めた、XML シーケンスを戻します。
XMLATTRIBUTES スカラー関数 引数から XML 属性を作成します。
XMLCOMMENT スカラー関数 単一の XQuery コメント・ノード (内容は入力引数) を持った XML 値を戻します。
XMLCONCAT スカラー関数 可変数の XML 入力引数の連結を含むシーケンスを戻します。
XMLDOCUMENT スカラー関数 ゼロ個以上の下位ノードを持った単一の XQuery 文書ノードを持つ XML 値を戻します。
XMLELEMENT スカラー関数 XML エレメント・ノードである XML 値を戻します。
XMLFOREST スカラー関数 XML エレメント・ノードのシーケンスである XML 値を戻します。
XMLGROUP 集約関数 XQuery 文書ノードを 1 つ持つ XML 値を戻します。 これには最上位エレメント・ノードが 1 つ含まれています。
XMLNAMESPACES 宣言 引数から名前空間宣言を作成します。
XMLPARSE スカラー関数 引数を XML 文書として解析し、XML 値を戻します。
XMLPI スカラー関数 単一の XQuery 処理命令ノードを持った XML 値を戻します。
XMLQUERY スカラー関数 XQuery 式の評価から XML 値を戻します。指定された入力引数を XQuery 変数として使用する場合もあります。
XMLROW スカラー関数 XQuery 文書ノードを 1 つ持つ XML 値を戻します。 これには最上位エレメント・ノードが 1 つ含まれています。
XMLSERIALIZE スカラー関数 シリアライズした XML 値を、引数から生成した指定のデータ・タイプで戻します。
XMLTABLE 表関数 XQuery 式の評価から表を戻します。指定された入力引数を XQuery 変数として使用する場合もあります。 行 XQuery 式の結果シーケンス内の各シーケンス項目は、結果表の行を表しています。
XMLTEXT スカラー関数 単一の XQuery テキスト・ノード (内容は入力引数) を持った XML 値を戻します。
XMLVALIDATE スカラー関数 デフォルト値を含め、XML スキーマの妥当性検査から得られた情報を加えた入力 XML 値のコピーを戻します。
XMLXSROBJECTID スカラー関数 引数に指定された XML 文書の妥当性検査で使用された XML スキーマの XSR オブジェクト ID を戻します。
XSLTRANSFORM スカラー関数 XML データを他の形式に変換します。 これには、1 つの XML スキーマに準拠する XML 文書を別のスキーマに準拠する文書に変換することも含まれます。