JSON_TO_BSON スカラー関数
JSON_TO_BSON 関数は JSON としてフォーマット設定されているデータが含まれているストリングを、BSON としてフォーマット設定されているデータが含まれているバイナリー・ストリングに変換します。
この関数のスキーマは SYSIBM ですが、修飾名で関数を指定することはできません。
- JSON 式
- 文字ストリング値を戻す式を指定します。 これには、正しい形式の JSON データが含まれている必要があります (SQLSTATE 22032)。
JSON-expression が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。JSON-expression が NULL であれば、結果も NULL 値になります。
注
- パラメーター・マーカーが、サポートされるデータ・タイプに明示的にキャストされない場合は、エラーが戻されます (SQLSTATE 42815)。
例
- 有効な JSON 文書を BSON 形式に変換し、表に挿入します。
INSERT INTO TESTJSON VALUES (JSON_TO_BSON('{"Name":"George"}'));
この例では、
x'16000000024E616D65000700000047656F7267650000'
を TESTJSON という名前の表に挿入します。 - 誤った形式の JSON 文書 (キー「Name」の値が欠落した JSON 文書) を変換します。
INSERT INTO TESTJSON VALUES (JSON_TO_BSON('{"Name":, "Age" : 32}')); SQL16402N JSON data is not valid. SQLSTATE=22032
この例では、エラーが発生します。