DIFFERENCE スカラー関数
ストリングへの SOUNDEX 関数の適用に基づいて、 2 つのストリングの音の差を示す 0 から 4 の値を戻します。 4 の値は可能な限り最良の音の一致を示します。
スキーマは SYSFUN です。
- expression
- 文字ストリング またはブール値を返す式です。 Unicode データベースでは、この式で GRAPHIC ストリングを返すこともできます。 戻り値が文字ストリングでない場合、関数の評価の前に文字ストリングにキャストされます。 評価対象の文字ストリングは 4000 バイト以下でなければなりません。 この関数は、渡されるデータが UTF-8 でエンコードされている場合でも、ASCII 文字のデータであるものとして解釈します。
結果
関数の結果は INTEGER になります。 結果は NULL になる可能性があります。引数が NULL の場合、結果は NULL 値になります。
例
以下のコード:
VALUES (DIFFERENCE('CONSTRAINT','CONSTANT'),SOUNDEX('CONSTRAINT'),
SOUNDEX('CONSTANT')),
(DIFFERENCE('CONSTRAINT','CONTRITE'),SOUNDEX('CONSTRAINT'),
SOUNDEX('CONTRITE'))
以下の出力を返します。1 2 3
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4 C523 C523
2 C523 C536
最初の行で、SOUNDEX の語は同じ結果になりますが、2 行目の語は類似性があるにすぎません。