XMLCONCAT スカラー関数

XMLCONCAT 関数は、可変数の XML 入力引数の連結を含むシーケンスを戻します。

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramXMLCONCAT(XML-expression ,XML-expression )

スキーマは SYSIBM です。 関数名を修飾名で指定することはできません。

XML 式
データ・タイプ XML の式を指定します。

結果のデータ・タイプは XML です。 結果は、非 NULL の入力 XML 値の連結を含む XML シーケンスになります。 入力内の NULL 値は無視されます。 いずれかの XML-expression の結果が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。各入力値の結果が NULL であれば、結果も NULL 値になります。

注: XMLCONCAT は、出力にブランク・スペースや改行文字を挿入しません。 例の出力はすべて、読みやすくするために書式を整えています。
姓別にソートされた従業員のリストを含む、部門 A00 および B01 の部門エレメントを構成します。 部門エレメントの直前に紹介コメントを含めます。
   SELECT XMLCONCAT(
     XMLCOMMENT(
       'Confirm these employees are on track for their product schedule'
     ),
     XMLELEMENT(
       NAME "Department",
       XMLATTRIBUTES(
         E.WORKDEPT AS "name"
       ),
       XMLAGG(
         XMLELEMENT(
           NAME "emp", E.FIRSTNME
         )
       ORDER BY E.FIRSTNME
       )
     )
   )
   FROM EMPLOYEE E
   WHERE E.WORKDEPT IN ('A00', 'B01')
   GROUP BY E.WORKDEPT
この照会は、次のような結果を生成します。
<!--Confirm these employees are on track for their product schedule-->
<Department name="A00">
<emp>CHRISTINE</emp>
<emp>DIAN</emp>
<emp>GREG</emp>
<emp>SEAN</emp>
<emp>VINCENZO</emp>
</Department>
<!--Confirm these employees are on track for their product schedule-->
<Department name="B01">
<emp>MICHAEL</emp>
</Department>