TYPE_NAME スカラー関数

TYPE_ID 関数は、expression の動的データ・タイプの非修飾名を戻します。

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramTYPE_NAME(expression)

スキーマは SYSIBM です。

expression
ユーザー定義の構造化データ・タイプの値を戻す式。

この関数の結果のデータ・タイプは VARCHAR(128 OCTETS) です。 expression が NULL になる可能性がある場合は、結果も NULL になる可能性があります。 expression が NULL であれば、結果も NULL 値になります。 TYPE_SCHEMA 関数を使用して、 TYPE_NAME が戻したタイプ名のスキーマ名を判別してください。

  • この関数は、 ユーザー定義関数の作成時にソース関数として使用することはできません。 この関数は、すべての構造化データ・タイプを引数として受け入れるので、 別のユーザー定義タイプをサポートするための追加のシグニチャーを作成する必要はありません。

ある表階層には、タイプ EMP のルート表 EMPLOYEE と、 タイプ MGR の副表 MANAGER があります。 別の表 ACTIVITIES は、 REF(EMP) SCOPE EMPLOYEE と定義されている WHO_RESPONSIBLE という列を収めています。 ACTIVITIES を参照するたびに、参照に対応する行のタイプを表示します。
   SELECT TASK, WHO_RESPONSIBLE->NAME,
       TYPE_NAME(DEREF(WHO_RESPONSIBLE)),
       TYPE_SCHEMA(DEREF(WHO_RESPONSIBLE))
     FROM ACTIVITIES
DEREF 関数は、行に対応するオブジェクトを戻すときに使用します。