YEAR スカラー関数

YEAR 関数は、指定された値の年の部分を戻します。

Read syntax diagramSkip visual syntax diagramYEAR(expression)

スキーマは SYSIBM です。

expression
以下のいずれかの組み込みデータ・タイプの値を戻す式。すなわち、DATE、TIMESTAMP、日付期間、タイム・スタンプ期間、または日付かタイム・スタンプの有効な文字ストリング表記 (CLOB 以外)。 Unicode データベースでは、指定した引数が GRAPHIC ストリングであると、 まず文字ストリングに変換されてから、関数が実行されます。

この関数の結果は長精度整数 (large integer) です。 引数が NULL になる可能性がある場合、結果も NULL になる可能性があります。 引数が NULL であれば、結果は NULL 値です。

その他の規則は、指定した引数のデータ・タイプに応じて以下のように異なります。
  • 引数が DATE、TIMESTAMP、あるいは日付またはタイム・スタンプの有効なストリング表記の場合
    • 結果は、指定した値の年の部分 (1 から 9999 の整数) になります。
  • 引数が日付期間またはタイム・スタンプ期間の場合
    • 結果は、指定した値の年の部分 (-9999 から 9999 の整数) になります。 ゼロ以外の結果の符号は、引数と同じになります。

  • 例 1: PROJECT 表から、 同一暦年内に開始 (PRSTDATE) および終了 (PRENDATE) が予定されているプロジェクトを全選択します。
       SELECT * FROM PROJECT
         WHERE YEAR(PRSTDATE) = YEAR(PRENDATE)
  • 例 2: PROJECT 表から、1 年未満での完了が予定されているプロジェクトを全選択します。
       SELECT * FROM PROJECT
         WHERE YEAR(PRENDATE - PRSTDATE) < 1