HASH8 スカラー関数
HASH8 関数は、入力ストリングの 64 ビット・ハッシュを返します。 この関数は、264 個の異なる戻り値を提供します。データ検索 (つまりルックアップ) で使用できます。 特定の入力ストリングの結果は、システムのエンディアン (ビッグ・エンディアンまたはリトル・エンディアン) に応じて異なります。
スキーマは SYSIBM です。
- ストリング式
- ハッシュするストリング値を表す式。 この式は、組み込みの文字ストリング、グラフィック・ストリング、バイナリー・ストリング、数値、 ブール値、 または日時値を返す必要があります。 値が文字ストリング、GRAPHIC ストリング、バイナリー・ストリングでない場合は、関数の評価の前に VARCHAR に暗黙的にキャストされます。 アルゴリズム
- ハッシュに使用するアルゴリズムを示す値を戻す式。 この式は、数値、CHAR、または VARCHAR の組み込みデータ・タイプの値を戻す必要があります。 Unicode データベースでは、この式で GRAPHIC または VARGRAPHIC のデータ・タイプを戻すこともできます。 INTEGER でない値は、関数の評価の前に INTEGER にキャストされます。 戻り値は 0 (Jenkins アルゴリズムを表す値) でなければなりません。
結果
結果のデータ・タイプは BIGINT です。 最初の引数が NULL になる可能性がある場合、結果も NULL になる可能性があります。 最初の引数が NULL の場合には、結果も NULL 値です。
例
values hash8('Charlie at IBM', 0)
- リトル・エンディアン・システムの場合、結果は 4570902652830829618 です。
- ビッグ・エンディアン・システムの場合、結果は 7187665777530874019 です。