背景

従来より、各システムベンダーのメインフレーム装置間で、36トラック媒体による外部データ交換が行われてきました。現在各社とも既に36トラック対応テープ装置は販売を終了しており、これに代わる交換方法への対応が求められております。

LTOデータ・カートリッジによるデータ交換

日本アイ・ビー・エム株式会社では外部データ交換用途としてLTO対応をご希望されるお客様のご要望にお応えするため、右の構成でメインフレーム、LTOテープ装置間でのデータの読み込み/書き出し検証を行いました。

 

※ TS3100テープ・ライブラリーの他LTO-G3/LTO-G4対応シングル・ドライブ、
TS2900オートローダー、TS3200テープ・ライブラリーが使用可能。

システム概要図

互換確認4社とそれぞれの環境

メインフレームベンダー間でLTOデータ・カートリッジによるデータ交換を検証しました。

参加ベンダーのOS環境、LTO装置

参加ベンダー/LTO装置 OS名 システムレベル 対象LTO装置
富士通 MSP
XSP
各社情報公開ページをご参照ください。 各社情報公開ページをご参照ください。
日立製作所 VOS3 各社情報公開ページをご参照ください。 各社情報公開ページをご参照ください。
NEC ACOS-4 各社情報公開ページをご参照ください。 各社情報公開ページをご参照ください。
日本IBM z/OS z/OS v1.7 TS2240

 

検証条件

項目 条件
データ・カートリッジ

LTO Ultrium3

※検証はLTO Ultrium3で行いましたが、LTO Ultrium4でのデータ交換にも対応可能
ラベル形式

SL(固定長/可変長)
AL(固定長/可変長)

※ 各社サポートしているラベル形式に則って検証
ボリューム構成 シングル・ボリューム

 

検証は、LTO Ultrium3テープで実施しましたが、LTO Ultrium4以降の世代のLTOテープを使用しても互換性に変わりなく、データ交換が可能です。
ただし、以下の点についてはデータ交換を行う当事者間で事前に整合しておくことが必要です。

  • LTO Ultrium4以降にLTO規格で新たに採用された暗号化、パーティションなどの新規機能の使用可否
  • どの世代のLTOテープでデータ交換を行うか

 

関連3社の本件に関する情報公開ページ

電話でのお問い合わせ: 0120-550-210 | 識別コード:Storage