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ドロシー・ヴォーンとIBM メインフレーム

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2017年8月2日に、以下のツイートをご覧になった方も多いと思います。

このツイートに埋め込まれているGIFアニメーションは、映画『ドリーム(2017年9月29日公開)』の1シーンであり、アニメーションの冒頭に登場しているのは、NASAの女性数学者の一人 ドロシー・ヴォーン、そして、1960年代初頭のIBMのメインフレーム・コンピューター IBM 7090です。

ドロシー・ヴォーンは、NASAにIBM 7090が導入されたことで新たな時代の到来を確信して、1957年にコンパイラーがリリースされたプログラミング言語のFORTRANを学習及び習得し、ウエスト・コンピューティング(西計算グループ)の他のメンバーにFORTRAN及びデータ処理を教えました。そして、ウエスト・コンピューティングのメンバーが担当する形で、IBM 7090を用いたデータ処理を実現したのです。
9月29日の公開後に、実際に映画をご覧いただくと、このドロシー・ヴォーンの先見性が持つ意義の1つを、終盤のある場面で静かな感動とともにご理解いただけると思います。

GIFアニメーションの下部に製品名称が表示されているIBM 7090は、IBM System/360(NASAのアポロ計画を支えたことで知られるメインフレーム)の1世代前のメインフレームで、この当時の大型コンピューターでした。

IBM 7090と総称していますが、実際にはCPU(中央処理装置)以外に、カードリーダー、磁気テープ装置などの複数のユニットで構成されているシステムです。

今後、当ブログで個々のユニットについて紹介できればと考えています。

映画に登場するIBM 7090の主要ユニット ©2016 Twentieth Century Fox

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現代のIBMのメインフレーム
これまでも、そして、これからも社会基盤を支えるIBMのメインフレームは、ブロックチェーン機械学習といった最先端のテクノロジーの基盤として、デジタル時代に求められる信頼を根幹から支えます。


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