開催概要

『Think Digital Japan』は、米国で開催された『Think Digital Event Experience』のエッセンスを凝縮したバーチャル・イベントとして、2020年5月22日に開催しました。

現在、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の拡大により、世界全体が予期せぬ新たな課題に直面しています。 しかし、このような環境下においても、影響を受けたビジネスを回復し、さらには成長を目指すことが重要となります。

『Think Digital Japan』では、日本アイ・ビー・エム 代表取締役社長 山口 明夫が、『先進テクノロジーでけん引する「ニューノーマル」』と題した講演を行うとともに、不確実な環境への対応と変化への適応を牽引するテクノロジー戦略、そのために必要となる新たな働き方への改革とその遂行に不可欠なセキュリティー上の対策、さらには、ビジネスの中・長期的な持続性をいかに実現するかについて、『Think Digital Event Experience』の主要なセッションから、選りすぐったポイントをまとめて解説しました。

日本IBMのデジタル・イベント・ポータル『IBM X-Online (登録制:無料)』 では、 5月27日(水曜日)からオンデマンドWebセミナーとして『Think Digital Japan』の各プログラムを公開しております。イベント開催当日のご参加がかなわなかった皆様は、 ぜひ、『IBM X-Online』にて『Think Digital Japan 』 をご視聴ください。

プログラム

『The New Essential Technologies for Business / 新しい時代のビジネスに求められるテクノロジー』

概要:本年4 月に IBM  Corporationの新しい最高経営責任者(CEO)に就任したアービンド・クリシュナから、企業・組織に今後求められるテクノロジーについてご紹介します。あらゆる企業にとって、昨今の厳しい環境においても、また、今後訪れる新しい時代においても、成功を収めるために必要となる、高い柔軟性、スピード、信頼性、そしてイノベーションを実現できるプラットフォームについてお話しいたします。(『Think Digital Event Experience』での放映内容を、日本語の字幕付きで上映いたします)

講師:IBM Corporation 最高経営責任者 アービンド・クリシュナ

『先進テクノロジーでけん引する「ニューノーマル」』

概要:「ニューノーマル」の世界に向けて、価値観や経営課題の優先順位が様変わりしていく中、あらゆる企業・組織にとってスピード感をもってデジタル技術を活用した変革に取り組むことが必須となります。

2020 THINK Digital で示されたIBMの方向性を踏まえ、今求められるテクノロジーと注力領域についてお話しします。

講師:日本アイ・ビー・エム株式会社 代表取締役社長 山口 明夫

『洞察から素早く実行に移す、事業を止めない よりスマートなビジネスの構築』

概要:不確実性を伴う時期には変化への柔軟な適応力が重要となります。それに大きく関連する、業界プラットフォーム、テクノロジーを活用したワークフロー変革、新しい働き方での顧客体験・企業体験のあり方について考察します。

講師:日本アイ・ビー・エム株式会社 専務執行役員 グローバル・ビジネス・サービス事業本部長 加藤 洋

『クラウドとAI によるイノベーションの拡大』

概要:激変環境下で皆様のお客様にイノベーションによるベネフィットを迅速にお届けするためには、ビジネス部門ではデータから得た知見を事業に活用すること、IT部門では最適なデータのインフラの構築、システムの速やかな開発、そしてこれらを安定的に運用することが重要です。

Watson AIOps、Cloud Pak for Data v3.0、Edge Application Manager v4.2、IBM Cloud Satellite等の新発表製品がどのように貢献できるかを紹介いたします。

講師:日本アイ・ビー・エム株式会社 常務執行役員 クラウド&コグニティブ・ソフトウェア事業本部長 伊藤 昇

『量子コンピューターが拓く新世界』

概要:人類は解決すべき問題を抱えています。 今日、それはかつてないほど明白になっています。一方で、多くの希望もあります。  IBMは政府や関連機関と力を合わせて、世界最高のスーパーコンピューターでCOVID-19と戦い、新しい治療法とワクチンの発見プロセスを加速しています。 また、IBMは未来のスーパーコンピューター、量子コンピューターを開発しています。このセッションでは、量子コンピューティングにおける近年の発展を紹介し、実用的なアプリケーションにおいての道筋とともにイノベーションの未来予測をお話します。

講師:日本アイ・ビー・エム株式会社 執行役員 研究開発担当 森本 典繁

Think Digital Event Experience オンデマンド視聴

米国で開催されたバーチャル・イベント『Think Digital Event Experience』は、一部のセッションをのぞき、オンデマンドでご視聴いただけます。

講師名やセッション番号で検索する以外に、トピックごとに整理されたセッションを「Topics」から選択いただくことや、あらかじめ用意されている「Featured playlists」をご利用いただくことができます。

*視聴にあたり、無料で取得できるIBM IDが必要となります(視聴は無料です) 。

新しい時代のビジネスに求められるテクノロジー (Keynote)

本年4 月に IBM  Corporationの新しい最高経営責任者(CEO)に就任したアービンド・クリシュナから、企業・組織に今後求められるテクノロジーについてご紹介します。あらゆる企業にとって、昨今の厳しい環境においても、また、今後訪れる新しい時代においても、成功を収めるために必要となる、高い柔軟性、スピード、信頼性、そしてイノベーションを実現できるプラットフォームについてお話しいたします。

[講師: Arvind Krishna(IBM)、Rajeev Ronanki(Anthem)]

ハイブリッド・クラウドとAI によるスピーディなイノベーションの拡大(Keynote)

企業には、これまで以上にビジネスの喫緊の課題を解決し、長期的な事業の継続性を保証する適応可能なテクノロジー戦略が必要です。クラウドとAIはイノベーションの推進を支えます。 IBM Corporation 社長 ジム・ホワイトハースト が、 どこでも実行可能なRed Hatのテクノロジーで構築されたIBMのハイブリッドクラウドと、AIの最新情報を紹介します。このKeynoteに参加いただくことで、金融、ヘルスケアを筆頭とする多くのお客様の変革を成功に導いたハイブリッドクラウドとAIの戦略が、次の時代への備えにどのように寄与するかをご確認いただけます。

[講師: Jim Whitehurst(IBM)、Hillery Hunter(IBM)、Vishant Vora(Vodafone Idea)]

洞察から素早く実行に移す、事業を止めない よりスマートなビジネスの構築(Keynote)

不確実性を伴う時期には、適応力のある企業が競争上の優位性を獲得することができます。適応力を持つためには、新たなスキル、手法、ガバナンス、管理手法、作業方法の再考が必要であることを、革新的なビジネスリーダーは認識しています。AI、 IoT、ブロックチェーン、クラウド、エッジ・コンピューティングを用いてワークフローを変革し、顧客と企業自身に価値ある体験を提供する方法を解説します。

[講師: Mark Foster(IBM)、Carol Chen(Shell)、Michael Lindsey(Frito-Lay North America)、Svein Tore Holsether(Yara International)]

AIと自動化は働き方をどのように変えるのか(Keynote)

昨今の厳しい社会情勢によって従業員の勤務環境が分散している状況においては、企業や顧客が求めるスピードで自在に変更できるオープンなエコシステムが必要とされています。AIと自動化を使った積極的なアプローチで、企業はビジネスを変革し、ワークフロー全体にインテリジェンスを組み込むことができます。処理的なアプローチの活用によって AIと自動化の価値を短期間で実現した事例を紹介するとともに、「オープン」であることの重要性についてパートナー企業と意見を交わします。

[講師: Rob Thomas(IBM)、Mirco Bharpalania(LUFTHANSA)、Jessica Rockwood(IBM)、Aaron Levie(Box)、Stewart Butterfield(Slack)、Mallory Freeman(United Parcel Service Advanced Analytics Group)、MelissaMolstad(PayPal)]

社会的利益のための科学(Innovation Talk)

研究機関の科学者とエンジニアが、NGOや民間および公的部門と協業することは、困難な問題の解決に役立ちます。AIの研究者であるSaška Mojsilovićが、AI、ディープサイエンス、クラウドを用いて問題に取り組み、社会的に影響を与える方法を紹介します。

[講師: Saška Mojsilović (IBM)]

IBMとRed Hat:異なる文化が力を育む (Innovation Talk)

一見似ていない企業文化から類似を見つけ出し、「迅速に変化する能力」と、「大きな強みを活用する能力」を育む環境の構築法と、第三者の認識や予測が企業文化に与える影響について、マサチューセッツ工科大学のAithan Shapiraは探求・調査しています。

[講師: Aithan Shapira (MIT Sloan)]

デジタル時代を包括的な時代にする(Innovation Talk)

IBM  Corporation 会長 Ginni Romettyが、ミュージシャン、ビジネスマン、慈善家、そして、I.AM +の創設者兼最高経営責任者であるwill.i.amと共に、COVID-19後の時代における教育、スキル開発、デジタル・ワーカーの未来を探ります。

[講師:Ginni Rometty (IBM)、 will.i.am (I.AM +)]

「発見」をさらに加速する。量子コンピューター時代の到来(Innovation Talk)

世界には解決すべき問題が数多くあります。IBMはテクノロジー業界、産業界、政府・学術機関と共に世界で最も強力なスーパーコンピューター資源を使い、新しい治療薬やワクチンの発見プロセスを加速し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と戦っています。同時に、未来のスーパーコンピューター「量子コンピューター」の開発も進めています。IBM Researchを率いるダリオ・ギルが、世界中の何万人もの人々がIBM Cloud上に展開する量子コンピューターを使い、次なる素晴らしい未知のコンピューティングの領域どのようにを切り拓いているかを紹介します。

[講師: Dr. Dario Gil  (IBM)]