開催概要

『Think Digital Japan』は、米国で開催された『Think Digital Event Experience』のエッセンスを凝縮したバーチャル・イベントとして、2020年5月22日に開催しました。

現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって引き起こされた様々な変化を踏まえて、 「ニューノーマル」を見据えた新たな業務の進め方や事業継続のあり方を確立するとともに、影響を受けたビジネスの回復と成長回帰を目指すことが重要となります。

『Think Digital Japan』では、日本アイ・ビー・エム 代表取締役社長 山口 明夫が、『先進テクノロジーでけん引する「ニューノーマル」』と題した講演を行うとともに、不確実な環境への対応と変化への適応を牽引するテクノロジー戦略、そのために必要となる新たな働き方への改革とその遂行に不可欠なセキュリティー上の対策、さらには、ビジネスの中・長期的な持続性をいかに実現するかについて、『Think Digital Event Experience』の主要なセッションから、選りすぐったポイントをまとめて解説しました。

日本IBMのデジタル・イベント・ポータル『IBM X-Online (登録制:無料)』 では、オンデマンドWebセミナーとして『Think Digital Japan』の各プログラムを公開しております。イベント開催当日のご参加がかなわなかった皆様は、 ぜひ、『IBM X-Online』にて『Think Digital Japan 』 をご視聴ください。


IBM X-Online オンデマンドWebセミナー

『Think Digital Japan』の各プログラムと、米国開催の『Think Digital Event Experience』から選りすぐったセッションを、日本IBMのデジタル・イベント・ポータル『IBM X-Online (登録制:無料)』 でオンデマンドWebセミナーとして公開しております。

『IBM X-Online』にログイン後、「Think」のロゴがあるバナーをクリックしていただきますと、オンデマンドWebセミナーのエントランスに移動し、視聴可能なプログラムが表示されます。

【X027】先進テクノロジーでけん引する「ニューノーマル」 (Think Digital Japan)

「ニューノーマル」の世界に向けて、価値観や経営課題の優先順位が様変わりしていく中、あらゆる企業・組織にとってスピード感をもってデジタル技術を活用した変革に取り組むことが必須となります。

2020 THINK Digital で示されたIBMの方向性を踏まえ、今求められるテクノロジーと注力領域についてお話ししました。

【X028】洞察から素早く実行に移す、事業を止めない よりスマートなビジネスの構築 (Think Digital Japan)

不確実性を伴う時期には変化への柔軟な適応力が重要となります。

それに大きく関連する、業界プラットフォーム、テクノロジーを活用したワークフロー変革、新しい働き方での顧客体験・企業体験のあり方について考察しました。

【X029】クラウドとAI によるイノベーションの拡大 (Think Digital Japan)

激変環境下で皆様のお客様にイノベーションによるベネフィットを迅速にお届けするためには、ビジネス部門ではデータから得た知見の事業への活用、IT部門では最適なデータのインフラの構築、システムの速やかな開発、安定運用が重要です。

Watson AIOps、Cloud Pak for Data v3.0、Edge Application Manager v4.2、IBM Cloud Satellite等の新発表製品がどのように貢献できるかを紹介しました。

【X030】量子コンピューターが拓く新世界 (Think Digital Japan)

IBMは政府や関連機関と力を合わせて、世界最高のスーパーコンピューターでCOVID-19と戦い、新しい治療法とワクチンの発見プロセスを加速しています。

また、IBMは未来のスーパーコンピューター、量子コンピューターを開発しています。量子コンピューティングにおける近年の発展を紹介し、実用的なアプリケーションにおいての道筋とともにイノベーションの未来予測をお話ししました。

【X031】ハイブリッド・クラウドとAI によるスピーディなイノベーションの拡大 (Think Digital Event Experience Keynote)

企業には事業継続を保証するテクノロジー戦略が必要です。

IBM Corporation 社長ジム・ホワイトハーストが、 どこでも実行可能なRed Hatのテクノロジーで構築されたIBMのハイブリッドクラウドと、AIの最新情報を紹介しました。

金融、ヘルスケアを筆頭に多くのお客様の変革を成功に導いたハイブリッドクラウドとAIの戦略が、次の時代にいかに寄与するかをご確認ください。

【X032】AIと自動化は働き方をどのように変えるのか (Think Digital Event Experience Keynote)

従業員の勤務環境が分散している状況では、企業や顧客が求めるスピードで自在に変更できるオープンなエコシステムが必要です。

AIと自動化を使ったアプローチで、企業はビジネスを変革し、ワークフロー全体にインテリジェンスを組み込むことができます。 AIと自動化の価値を短期間で実現した事例を紹介するとともに、「オープン」であることの重要性についてパートナー企業と意見を交わしました。

【X033】「発見」をさらに加速する。量子コンピューター時代の到来 (Think Digital Event Experience Innovation Talk)

IBMは産業界、政府・学術機関と共に世界で最も強力なスーパーコンピューター資源を使い、新しい治療薬やワクチンの発見プロセスを加速し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と戦っています。

IBM Researchを率いるダリオ・ギルが、IBM Cloud上に展開する量子コンピューターを使い、未知のコンピューティング領域をいかに切り拓いているかを紹介しました。

【X034】新たなサイバーセキュリティー・リスクへの対応 (Think Digital Event Experience Trends and Directions)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)でもたらされたリモート環境で働く従業員、顧客、そして、ビジネスを保護するために、IT運用とセキュリティー対策は急激に変化しています。

このセッションでは、ゼロトラスト・セキュリティーが求められる状況下、増加する在宅勤務の従業員を迅速かつ効率的に認証し、回復力を向上させるIBM Securityのオファリングを紹介しました。

【X035】コストの削減と強じんで柔軟なサプライチェーンの確立 (Think Digital Event Experience Trends and Directions)

ビジネスの継続性と回復力は、顧客へのサービス提供を維持するために非常に重要です。

現在、各企業の運用リーダーは前例のない混乱に直面しています。ビジネス運営からサプライチェーンの「ラストワンマイル」に至るまで、「ビジネス回復力の確保」「コスト削減」「意思決定の改善」を実現するために、AI、自動化、ブロックチェーン、IoTがどのように活用できるかを紹介しました。

【X036】リモートワークに従事する従業員を強化 (Think Digital Event Experience Trends and Directions)

世界的な危機は、働き方を一変させました。ただ、仮想的な働き方の運用では、コミュニケーション、コラボレーション、能力、企業文化などの維持や迅速な構築が困難な場合があります。

このセッションでは、仮想エージェントを活用して、強化するべき従業員の特定を実現するためのインテリジェントな自動化の組み込みなど、HR戦略をデジタルにシフトする方法を説明しました。

【X037】医療システムへの革新的なアプローチによる健康と福祉サービスの向上 (Think Digital Event Experience Trends and Directions)

医療システムが直面している複雑な課題を、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は増幅させました。その結果、医療プロバイダー、政府機関、ライフサイエンス企業は、適切な医療サービスを提供するために、これまで以上に革新的なアプローチを必要としています。

現在の危機への対処と対応、そして健康の未来への道を切り拓く方法について、お客様に話を伺いました。

【X038】世界で最も厳しい課題に挑戦するCall for Code。 スマートに構築して、 安全にビルド。 (Think Digital Event Experience Trends and Directions)

オープンソースを通じて、開発者は明日を構築しています。 Call for Code Global Challengeは、開発者が革新的なテクノロジーを稼働させるために、IBM Developerがオープンソースを活用して開発者を支援する取り組みです。

このセッションではCall for Code 2019の受賞者と、2020年のCall for Codeで選出されたCOVID-19の影響の軽減に寄与する3つのプロジェクトを紹介しました。

【X039】複雑なワークロードがパブリック・クラウドで成功する理由 (Think Digital Event Experience Trends and Directions)

多くの企業は、シンプルなアプリケーションとワークロードから、パブリック・クラウドへの移行に取り組みます。一方で、最も厳しい規制の遵守が求められる業界の企業では、ミッションクリティカルなアプリケーションのクラウドへの移行やモダナイズが行われています。

このセッションでは、複雑なワークロードの勢いがパブリック・クラウドで増していることを紹介しました。

【X040】アプリケーションの迅速な構築とモダナイズでコスト削減 (Think Digital Event Experience Trends and Directions)

企業は加速する必要があるデジタル対応は、アプリケーションをモダナイズしてオンプレミスのアプリケーションの価値を引き出すとともに、市場や顧客の要求に対応するクラウドネイティブ・アプリケーションを構築する場合にのみ可能となります。

このセッションでは、アプリケーション資産の評価手法と、アプリケーションの最適化およびモダナイズをオープンなアプローチで実現する方法を紹介しました。


Think Digital Event Experience オンデマンド視聴

米国で開催されたバーチャル・イベント『Think Digital Event Experience』は、昨今の大変厳しい社会情勢、経営環境下におけるビジネス上の様々な課題解決のヒントとして、デジタル変革の推進で求められる新たな働き方、リスク管理とコストの最適化、顧客満足度を維持するための最善の方法などを紹介しました。そして、ハイブリッド・マルチクラウド、データ活用、AIを筆頭とするオープン・テクノロジーの最新情報をお届けいたしました。

主要なセッションは、現在、オンデマンドでご視聴いただけます。講師名やセッション番号で検索する以外に、トピックごとに整理されたセッションを「Topics」から選択いただくことや、あらかじめ用意されている「Featured playlists」をご利用いただくことができます。

*視聴は無料です。視聴にあたり、無料で取得できるIBM IDが必要となります。

*視聴開始後、動画画面下部に表示されるメニューの右手にある「CC」と書かれたボタンをクリックし、表示される言語一覧から「Japanese」を選択すると、日本語字幕が表示されます。

*米国IBM側の事情で、予告なく映像の公開が終了する場合があります。予めご承知おきください。

おすすめセッション

新しい時代のビジネスに求められるテクノロジー (Keynote)

本年4 月に IBM  Corporationの新しい最高経営責任者(CEO)に就任したアービンド・クリシュナから、企業・組織に今後求められるテクノロジーについてご紹介しました。あらゆる企業にとって、昨今の厳しい環境においても、また、今後訪れる新しい時代においても、成功を収めるために必要となる、高い柔軟性、スピード、信頼性、そしてイノベーションを実現できるプラットフォームについてお話ししました。

[講師: Arvind Krishna(IBM)、Rajeev Ronanki(Anthem)]

洞察から素早く実行に移す、事業を止めない よりスマートなビジネスの構築(Keynote)

不確実性を伴う時期には、適応力のある企業が競争上の優位性を獲得することができます。適応力を持つためには、新たなスキル、手法、ガバナンス、管理手法、作業方法の再考が必要であることを、革新的なビジネスリーダーは認識しています。AI、 IoT、ブロックチェーン、クラウド、エッジ・コンピューティングを用いてワークフローを変革し、顧客と企業自身に価値ある体験を提供する方法を解説しました。

[講師: Mark Foster(IBM)、Carol Chen(Shell)、Michael Lindsey(Frito-Lay North America)、Svein Tore Holsether(Yara International)]

社会的利益のための科学(Innovation Talk)

研究機関の科学者とエンジニアが、NGOや民間および公的部門と協業することは、困難な問題の解決に役立ちます。AIの研究者であるSaška Mojsilovićが、AI、ディープサイエンス、クラウドを用いて問題に取り組み、社会的に影響を与える方法を紹介しました。

[講師: Saška Mojsilović (IBM)]

IBMとRed Hat:異なる文化が力を育む (Innovation Talk)

一見似ていない企業文化から類似を見つけ出し、「迅速に変化する能力」と、「大きな強みを活用する能力」を育む環境の構築法と、第三者の認識や予測が企業文化に与える影響。これらについて探求・調査しているマサチューセッツ工科大学のAithan Shapiraが、IBMとRed Hatについて語りました。

[講師: Aithan Shapira (MIT Sloan)]

デジタル時代を包括的な時代にする(Innovation Talk)

IBM  Corporation 会長 Ginni Romettyが、ミュージシャン、ビジネスマン、慈善家、そして、I.AM +の創設者兼最高経営責任者であるwill.i.amと共に、COVID-19後の時代における教育、スキル開発、デジタル・ワーカーの未来を探りました。

[講師:Ginni Rometty (IBM)、 will.i.am (I.AM +)]

スピード感を持ち、シンプルに、自信を持って行動:IBM Watsonでビジネスを変革 (Trends and Directions)

刻々と変化する状況に対応して、サービスを提供する全ての人々のニーズに応え続けるべく、企業は努力しています。実現には、スピード、シンプルさ、自信をもって行動できる必要があります。このセッションでは、IBM Watsonでビジネスを変革し、どこにいても、すべての人のニーズを満たすサービスを提供する方法を紹介しました。

[講師: Daniel Hernandez  (IBM)、Arin Bhowmick (IBM)、Sriram Raghavan (IBM)、Ankit Chhajer (NatWest Group)]

「変化」を先導するインフラストラクチャーの重要な役割 (Trends and Directions)

前例がない状況に直面した場合、対応のための「変化」を果たすには、弾力性と柔軟性が不可欠です。「変化」の先導にあたり、ITインフラストラクチャーが重要な役割を果たすことを、IBMのSVPであるTom Rosamiliaが説明しました。また、State FarmのAshley Pettitとの対談では、保険業界における力学と混乱に対する「変化」の先導にあたりITインフラストラクチャーが不可欠である理由が紹介されました。

[講師: Tom Rosamilia  (IBM)、Ashley Pettit (State Farm)]

ITの回復力とビジネス継続性を強化 (Trends and Directions)

ミッションクリティカルなワークロードのクラウドへの移行は20%程度であり、「 IT運用の変革」と「ビジネスの継続性の維持」の両立は容易ではありません。ハイブリッド・クラウドは、テクノロジーの変革を加速させながら、信頼性が高いビジネス継続性の実現を可能にします。このセッションでは、ハイブリッド・クラウドを最大限に活用するために、既存の課題を解決できる内部リソースと、実用的なアプローチのために外部リソースを活用する領域を特定しました。

[講師: Bart Van den Daele  (IBM)、Eric Hanselman (451 Research)、Tosca Colangeli (IBM)、Alex Hawley (Barclays PLC)]

全ての顧客への働きかけをIBM Watsonを用いて実質的に実現 (Trends and Directions)

信頼できる方法で、ニーズが理解されて、最適なサービスが提供されることを、顧客は期待しています。企業が顧客にサービスを仮想的に提供し、サポートすることを目指しているコンタクトセンターは、顧客体験の新たな戦場です。

このセッションでは、顧客の要求への迅速な対応を実現するためのカスタマーサービスへの大胆なアプローチを共有しました。

[講師: Ritika Gunnar (IBM)、Paul Papas (IBM)、Kristen Bennie (NatWest Group)]

クラウドによる俊敏性と効率性の加速 (Trends and Directions)

リモートワークが必須とされる社会状況により、社屋という場に頼らずに企業運営ができる必要性が認識されました。IBM Cloudは、リモートにおける業務遂行の実現と、ワークフローの自動化への移行を支援します。このセッションでは、クラウドへの移行を、一度構築すればどこにでもデプロイできるKubernetesを活用して加速する方法と、今まさに解決するべき差し迫った要求に対処する方法を紹介しました。

[講師: Archana Vemulapalli (IBM)、Aki Duvvur (IBM)、Fikri Larguet (GEICO)、Bobby Cameron (Forrester Research)]