IBM Cloud Object Storageとは

IBM Cloud Object Storageは、非構造化データを保存するために使用できる、高い耐障害性、安全性を備えたストレージ・サービスです。 SDKまたはIBMユーザー・インターフェースを使用してデータにアクセスします。

クラウド・オブジェクト・ストレージは、例えばどのようなことに使用できますか

クラウド・オブジェクト・ストレージは、データをほとんど無制限に保存でき、シンプルかつ費用対効果が高いストレージです。 クラウド・オブジェクト・ストレージのユースケースとしては、以下のものがあります:

IBM Cloud Object Storageに保存できるのはどのような種類のデータですか

画像、動画、文書など、形式にかかわらず、あらゆる種類のデータを保存できます。

IBM Cloud Object Storageには、どのくらいのデータ量を保存できますか

保存できるデータ量は実質無制限です。 コスト構造については料金体系を参照してください。 個々のオブジェクトのサイズは最大10TBです。 100MBを超えるオブジェクトの場合は、複数のパーツに分割してアップロードすることを検討してください。

IBM Cloud Object Storageは、どのようにデータを保存しますか

IBM Cloud Object Storageは、データを暗号化し、複数の地理的位置に分散化して保存します。 このサービスは、IBM Object Storage Systemが提供する分散ストレージ技術を利用しています。

IBM Cloud Object Storageサービスは、サービス・レベル・アグリーメント(SLA)を提供していますか。

はい。 IBM Cloud SLA (英語)を参照してください。

バケット数はいくつプロビジョニングできますか

IBM Cloud Object Storageのサービス・インスタンスごとに100バケットをプロビジョニングできます。 これより多くのバケットをプロビジョニングしたい場合は、カスタマー・サポートにお問い合わせください。

アップロードして保管できるオブジェクトのサイズに上限はありますか

最大10TBのオブジェクトをアップロードできます。 全てのオブジェクト・キーの長さは1024文字以内にする必要があります。 単一のストレージ・インスタンスや単一のバケットで使用できるストレージ量は、実質的に無制限です。ただし、Aspera High-Speed Transferをインストールしていない場合、コンソールを使ってアップロードするときのオブジェクトのサイズが200MBまでになります。

米国やEUに居住していなくても、IBM Cloud Object Storageを使用できますか

はい。世界中どこからでもIBM Cloud Object Storageを使用できます。 バケットを作成する際に、データを保存したい場所を選択してください。

IBM Cloud Object Storageは、どのようなストレージ・クラスを提供していますか

Smart Tierは、あらゆるワークロードに使用でき、特に常に変動するワークロードに適しています。 Standardは、頻繁にアクセスするデータを保存するために使用します。 Vaultは、アクセス頻度が比較的低いデータを保存するために使用します。 Cold Vaultは、アクセスが極めて少ないデータを保存するために使用します。

VaultまたはCold Vaultのストレージ・クラスでデータを保存したい場合、別のアカウントを作成する必要がありますか

いいえ。ストレージ・クラスはバケット・レベルで定義されます。 希望するストレージ・クラスに設定した新しいバケットを作成してください。

バケットのストレージ・クラスを変更できますか

ストレージ・クラスを変更するには、ひとつのバケットから希望するストレージ・クラスの別のバケットへ、手動でデータを移動またはコピーする必要があります。

ポリシー・ベースのアーカイブについて教えてください

IBM Cloud Object Storageのポリシー・ベースのアーカイブ(Archive)は、アクセス頻度が極めて低いデータのための最も費用が安いオプションです。 Archiveは、既存のストレージ・クラス(Smart Tier、Standard、Vault、Cold Vault)のいずれでも使用でき、バケットのアーカイブ・ポリシーを設定することにより、指定した期間後にオブジェクトをArchiveに移動できます。

Archiveは、全てのIBM Cloud Object Storageの場所で使用できますか

Archiveを使用するには、リージョナル(地域)契約でバケットを作成する必要があります。 利用可能なリージョンについては、こちらでご確認ください。

 

アーカイブにデータを保管するための費用を教えてください

Archiveの使用料金は、データの保管が月間GB当たり0.00099米ドル、復元がGB当たり0.02米ドルです(米国リージョンの例)。 その他にArchiveの保管と復元に関連する運用料金はありません。

データはどのように保護されていますか

最初は、バケットとオブジェクトのオーナーのみが、自身が作成したクラウド・オブジェクト・ストレージ・サービスのインスタンスにアクセスできます。 データへのアクセス許可に、ユーザー認証を使用できます。 追加のセキュリティーが必要な場合、Key Protect ServiceまたはServer-Side Encryption(SSE-C)と、顧客が提供するKeyオプションを使用して、保存データを暗号化できます。

IBM Cloud Object Storageに保存されたデータへのアクセスはどのように制御できますか

ID管理とアクセス管理(IAM)のアクセス制御機能によって、データの安全性を向上します。 IAMポリシーは、複数の従業員がいる組織が、単一のIBM Cloud®アカウントで複数のユーザーを作成および管理できるようにします。 IAMポリシーを使用することにより、企業はCloud Object Storageサービス・インスタンス、バケットなどに対する制御をIAMユーザーに付与できます。

IBM Cloud Object Storageは、保存中でも使用中でも暗号化できますか

はい。保存中のデータは、サーバー側のAdvanced Encryption Standard(AES)256ビット暗号化およびSecure Hash Algorithm(SHA)-256ハッシュによって自動的に暗号化されます。 使用中のデータは、組み込まれたキャリア・グレードのTransport Layer Security/Secure Sockets Layer(TLS/SSL)暗号化で保護されます。

独自の鍵で暗号化できますか

IBM Cloudは保存中のデータの暗号化にお客様独自の鍵を指定する2つの方法をサポートしています。

Key-Protectは、Key Protectを使ったバケットの作成中に独自の鍵を指定します。 IBM Cloudは、鍵のライフサイクルを管理できます。 SSE-Cは、暗号化用の独自の鍵を指定できます。 IBM Cloudは、IBM Cloud Object Storage内に鍵を保存しません。

Custom Private Addressing(CPA)の顧客ではありませんが、 IBM Cloud Object StorageをDirect Linkを介して使用できますか

Direct Linkのクライアントは、プライベート・サービス・ネットワーク上のIBM Cloud Object Storageにアクセスできません。 vRouterにルートを作成してプライベート・ネットワークを通り、サービス・ネットワーク上のIBM Cloud Object Storage用プライベート・エンドポイントにアクセスします。 1個または2個のVyattasを用意し、 クラウド・オブジェクト・プライベート・エンドポイントを使ってIBM Cloud Object Storageにアクセスします。

IBM Cloud Object Storageの費用を教えてください

IBM Cloud Object Storageは基本料金がなく、従量課金制です。 詳しくは、料金体系ページをご覧ください。

 

IBM Cloud Object Storageバケットの保存ポリシーとは何ですか

保存ポリシーは、IBM Cloud Object Storageのバケット・レベルに適用され、指定された期間、保存されたオブジェクトを削除や上書きから保護します。 最小、最大、デフォルトの保管期間を設定し、保存ポリシーを定義して実施できます。

保存ポリシーが設定されたIBM Cloud Object Storageのバケットを削除できますか

保存ポリシーが設定されたバケットは、空の場合のみ削除可能です。 保存ポリシーが設定されたバケット内のオブジェクトを削除するには、そのオブジェクトが保存の対象ではなく、訴訟ホールドが適用されていない必要があります。

1つのオブジェクトに対していくつの訴訟ホールドを適用できますか

100個です。

IBM Cloud Object Storageの詳細情報はどこで入手できますか

詳細については製品ページを参照してください。

使ってみる

IBM Cloud Object Storageは、高い耐久性、耐障害性、安全性を実現するための拡張性の高いストレージを提供します。