概要

Watson Assistantのビジュアル・ビルダーとは

Watson Assistantのチャットボット・ビルダーは、再利用可能なコンポーネントにより、チャットボットの作成を簡素化します。IBM提供の事前構築されたテンプレートと統合機能を使用することで、請求書の支払いなどのユーザー・アクションを簡単な手順で作成してカスタマイズできます。ユーザーは、ドラッグ・アンド・ドロップ式のインターフェースにより、マウスをクリックするだけで、アクション内の手順の優先順位を変更することができます。

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メリット

AIチャットボットを数分で構築

コーディング・スキルなしでチャットボットを起動

これまでになく簡単にチャットボットを構築できます。ごく少数の質問でトレーニングできます。あるいは、IBM提供のチャットボット・テンプレートを使用することもできます。

サポート・チームを強化し、優れた体験を提供

再利用可能なコンポーネントにより、全世界で一貫した顧客体験をごく短時間で創出できます。

使いやすいインターフェースにより反復を高速化

ローコードとノーコードの機能によりアジャイル・ワークフローを促進し、理想的なサポート体験を実現するためのダイアログの実験を可能にします。

信頼性の高い適切な対応

ユーザーの要求がはっきりしない場合は、明確化機能により要求が明確になるように促し、チャットボットが正確にやり取りできるようにします。

インテント・ベースのダイアログの枠を超える

シームレスな統合機能と拡張機能により、ユーザーはインターフェース内でさまざまなタスクを簡単に実行できます。

プレビュー・モードでエラーを削減

ユーザーが体験する会話をプレビューし、高度なデバッグ機能により、問題を素早く修正します。

主要な機能

今すぐユーザー支援機能を強化

ワンクリック統合機能を使用して開始できます。

既存コンテンツの検索

拡大鏡の抽象イラスト

Watson Discoveryを使用して、知識ベースからWebサイトまで、既存のコンテンツにおける最新の回答を検索します。

クロスチャネルの自動化

電話の抽象イラスト

チャットボット・プラットフォームを既存のライブ・エージェント・ツールに簡単に接続して、顧客を適切な担当者にリアルタイムでルーティングします。

担当者への引き継ぎ

顧客サービス担当者の抽象イラスト

Web、アプリ、電話、メッセージングのチャネルなど、お客さまのビジネスと顧客とのコミュニケーションが発生する場所に、どこでも導入できます。

ユースケース

カスタマー・サービス

カスタマー・サービス担当者が顧客の質問に答えていることを示すスクリーン・ショット

カスタマー・サービス

見込み客をカスタマー・サポート・チームに素早くつなげることで、顧客体験を向上させます。

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銀行

顧客が銀行の担当者に自動支払いの設定の支援を依頼していることを示すスクリーン・ショット

銀行

口座名義人が請求書の全部または一部を支払えるようにすることで、支払いのユーザー体験を簡素化します。

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ヘルスケア

顧客が医療担当者に予約の確認を依頼していることを示すスクリーン・ショット

ヘルスケア

連絡先や予約へのアクセスを容易にすることで、医療機関をサポートします。

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保険

顧客が保険担当者に免責条項の確認を依頼していることを示すスクリーン・ショット

保険

保険契約者に保険契約や保険金請求情報の確認方法を案内して、保険契約者が適時に保険金を受け取れるようにします。

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お客様の声

よくあるご質問(FAQ)

Watson Assistantは機械学習や自然言語処理を使用しますか。

G2 Crowd社、IDC社、Gartner社によると、IBMのWatson Assistantは、先進の自然言語処理(NLP)機能と統合機能を備えた、この分野で最高のチャットボット・ビルダーの1つです。

IBMの機能拡張されたインテント検出モデルは、IBMのこれまでのモデルより高速かつ正確であり、従来の機械学習、転移学習、ディープ・ラーニングの手法を組み合わせた、実行時に高い即応性を持つ包括的なモデルです。調査(IBM外部へのリンク、PDF、240 KB)によると、このモデルは、IBMの主な競合他社製品より精度も高く、Google Dialogflowを5.6%ポイント、Microsoft LUISを14.7%ポイント上回っています。

このモデルは、競合他社製品を上回るだけでなく、IBMのWatson Assistantにより、テンプレート、ワンクリック統合機能、ガイド付きチュートリアル、SMEなどの多数のリソースを使用して非常に簡単に使用を開始することができます。IBM Watson Assistantは、顧客のニーズに対応します。

Watson AssistantにはAPIが用意されていますか。

はい。Watson AssistantにはWebhookとAPIが用意されており、分析用にチャット・ログをエクスポートできるため、お客様のチームは顧客の結果に合わせてチャットボットを最適化できます。Salesforce、Zendesk、Intercomなどのシステムにワンクリックで接続できます。あるいは、IBMのOpenAPI仕様を使用して、独自の拡張機能を作成することもできます。

ビジュアル・ボット・ビルダー・インターフェースの利用を開始する上で最適な方法は何ですか。

Watson Assistantのビジュアル・チャットボット・ビルダーを使用して、初めてチャットボットを作成する方法のチュートリアルについては、こちらの資料(IBM外のサイト)をご覧ください。

チャットボットを、電話、Web、ソーシャル・メディアなどの複数のチャネルに導入することはできますか。

はい。Facebook Messenger、Intercom、Slack、SMS with Twilio、WhatsApp、Hubspot、Wordpressなどのアプリケーションに導入して、顧客にオムニチャネル体験を提供できます。シームレスな統合機能により、顧客が必要とするときに、顧客を電話システムや対話式音声応答(IVR)システムに誘導できます。

使用できるチャットボット・テンプレートはありますか。

はい。Watson Assistantアクション・テンプレートを使用して、今すぐ最初のチャットボットを構築できます。これらは、事前構築されたカスタマイズ可能なチャットボット・テンプレートであり、迅速かつ簡単にチャットボットを作成することを可能にします。アクション・テンプレートは、サポート・チケットの依頼やよくある質問(FAQ)への回答などの一般的なユーザー・ケースを識別することで、チャットボットの作成を自動化します。ご利用にあたっては、事前構築されたテンプレートの資料をご覧ください。

一般的なチャットボットのユースケースはどのようなものですか?

チャットボットの最も一般的なユースケースは、カスタマー・ケアです。チャットボットは、顧客の質問に答え、簡単なトラブルシューティングにおいて顧客をガイドし、必要なリソースに顧客をつなぐことができます。そのため、優れたユーザー・エクスペリエンスの提供を目指す、製品ベースとサービス・ベースの双方の企業に役立ちます。

チャットボットは、リード・ジェネレーションを支援するツールを求めている営業チームでもよく使用されます。チャットボットは、質問内容から見込み客を素早く検証し、営業担当者に引き継いで、取引の成立につなげることができます。

チャットボットはまた、e-コマースにおいてデジタル販売員として活用することもできます。これにより、小規模な小売店のような顧客体験を創出できます。e-コマースのチャットボットは、消極的なWebサイト訪問者を、関心の高い見込み客に変えるような、パーソナライズされたショッピング体験を提供することができます。