IBM Storage

すべてをシンプルに変えるストレージ

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ITは年々複雑になっています。実際、IT部門の意思決定担当者の3人のうち2人が、自社のIT環境は2年前よりも複雑になっていると述べています。従来からの課題は「データ量の爆発的な増加」や「広がり続けるサイバーセキュリティー」などであり、ITの複雑さを招く新たな要因には「継続的なデジタル・トランスフォーメーション(DX)」「いつでもどこでも業務を行えるモバイル・ワークスタイルの普及」「拡大するハイブリッドクラウド・アーキテクチャー」などが含まれます。そして、複雑さにはコストが伴います。運用支出は上昇し、リスクは増大し、メンテナンスの頻度は高くなります。複雑化に伴ってサイバーセキュリティーの脅威も増大します。

昨年発表した新たなIBM FlashSystemファミリーは、ストレージ・インフラストラクチャーをシンプルにするとともに、シームレスなハイブリッドクラウドやコンテナ統合など、幅広い企業向けのストレージのイノベーションを実現します。

本日、ITが複雑になることで生じる「課題」「コスト」「リスク」の重大さを示すとともに、複雑化が進むITの傾向に対応するソリューションとして、IBMの新しい「オファリング」「テクノロジー」「プログラム」を発表します。今回の新しいオファリングは、柔軟でインテリジェントなストレージ・ソリューションであり、コストを低減するとともに、ストレージ環境をシンプルにします。

IBM FlashSystem 5200 – 1U筐体で最大1.7PBを格納[1]

IBM FlashSystem 5200の製品画像

IBM FlashSystem 5200

新製品となるIBM FlashSystem 5200は、IBMがこれまで開発した中で最もコンパクトなストレージ・システムであり、ベアメタル、仮想化、ハイブリッドクラウドやコンテナ化など、幅広い要件への対応を加速します。

IBM FlashSystem 5200は、「エンドツーエンドのNVMeサポート」「IBM FlashCoreテクノロジー」「ストレージ・クラス・メモリー」「ストレージ仮想化により幅広いデータ・サービスを実現するIBM Spectrum Virtualize」など、ハイエンド・クラスの機能を提供するエントリー・ストレージです。

IBM FlashSystem 5200は、あらゆる実装環境におけるワークロードに、パフォーマンス、コスト効率、先進機能を提供します。70マイクロ秒未満の応答時間は、アプリケーションのパフォーマンスを向上させます。重複排除と圧縮によって1U の筐体で1.7PB[1]のデータ格納を実現し、運用コストと設置コストを削減します。高可用性テクノロジーであるHyperSwap、3サイト・レプリケーションによって災害時における事業継続性を向上します。

[1]重複排除と圧縮が適用されたIBMの社内テストの結果

IBM FlashSystem 5200 フォト・ライブラリー

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FlashSystem 5200 正面上方からの画像

FlashSystem 5200 正面画像

FlashSystem 5200 右向き画像

FlashSystem 5200 左向き画像

FlashSystem 5200 背面画像

IBM FlashSystem 製品ファミリーの機能拡張

IBMは、IBM FlashSystem 5200の新規開発だけでなく、他のIBM FlashSystemの製品ファミリーにおいても、以下のような様々な機能拡張を行っています。

  • IBM FlashSystem 5015とIBM FlashSystem 5035は、効率的なIBM Distributed RAID 1を使用して、小規模構成でのパフォーマンスを向上させています。IBM FlashSystem 5035は前機種であるIBM FlashSystem 5030よりも22%高速化しています。
  • IBM FlashSystemが搭載するIBM Spectrum Virtualizeは、3サイト構成によるHyperSwap構成に対するGUIサポートが加わり、高可用性構成の実装が容易になっています。
  • IBMは、ハイブリッドクラウド環境のデータ基盤に対応するIBM Spectrum Virtualize for Public Cloudについて、Microsoft Azure向けに最適化されたバージョンを提供する予定です。Amazon Web Services (AWS)とIBM Cloudで既に実現している機能と同等の機能をMicrosoft Azure向けに提供予定です。ベータ・プログラムは2021年第3四半期に予定されています。
  • IT構成管理と自動化のプラットフォームであるRed Hat Ansible向けに、基幹業務のワークロードの高可用性構成に対応したHyperSwapの自動化といった機能拡張が継続的に行われています。

IBM Cloud Satelliteに最適なストレージ

さらに、本日、IBM Cloud Satelliteに対するIBM FlashSystem、IBM SANボリューム・コントローラー(SVC)、IBM Elastic Storage System (ESS)のサポートも発表します。この発表により、ハイブリッドクラウド環境への「自企業のインフラストラクチャーの導入」が可能となります。

OpenShift同士をつなぐことで分散型クラウド環境を実現するIBM Cloud Satelliteにより、どのクラウドでも、オンプレミスでも、エッジでも、単一の画面から一貫性のあるクラウド・サービスを、as-a-serviceとしてスピーディーかつシンプルにデプロイできます。その結果、開発者の生産性とスピードが高まるとともに、効率的かつ容易に利用できるようになります。

そして、オンプレミスにIBM Cloud Satelliteを導入する場合、IBM FlashSystemは理想的なストレージ・ソリューションとなります。IBMは、2021年第2四半期にIBM Spectrum Scale、IBM Elastic Storage System (ESS)、IBM Cloud Object Storage (ICOS)に対するサポートの追加を計画しています。


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本記事は「Storage made simple for all」を抄訳し、日本向けに一部編集したものです。(編集担当者:Takumi Kurosawa)


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