概要

オンプレミス、エッジコンピューティング、クラウド・ベンダーが提供するパブリッククラウドなど、あらゆる環境で、一貫したアプリケーションの構築、展開、実行ができます。
分散クラウドを実現するIBM Cloud® Satelliteにより、ツールチェーン、データベース、AIなどのクラウド・サービスを任意の場所で利用できます。

 

「分散クラウド」の全貌 を3ステップで解説

1.  クラウドが持つ課題  (13'17")
2.「分散クラウド」とは  (11'04") 
3.  IBM Cloud Satellite の特徴とユースケース (9'43")

分散クラウドとは

2021年テクノロジー・トレンドワードとして示された「分散クラウド」とは、クラウド、オンプレミス、エッジ環境全体で、いつでもどこでも一貫したクラウド環境を、スピーディーかつ容易に提供するクラウド・サービスです。単一の管理画面を通じてあらゆるクラウド環境を可視化することにより、多様で複雑なクラウド環境における開発、運用・管理、セキュリティーなどの問題を解決することができるだけでなく、開発者ならびに運用管理者の生産性やスピードの向上と効率化を実現できます。

メリット

活用事例

主なユースケース

現地のデータ・プライバシー法を遵守しながら、ビジネスを拡張

通信、金融サービス、医療、行政といった規制の厳しい業界でも、エッジでのセキュアなデータ分析によってレイテンシーを低減することが可能になり、これによりリモート・ワーク、コネクテッド・インテリジェント医療機器を介した緊急対応、オンライン学習、遠隔医療サービス等が支援されます。Gartnerによると、2025年にはデータ全体の75%がエッジで収集、分析、活用されると見られています。このシフトにより低遅延性がもたらされる一方で、エンタープライズ・ユーザーには引き続きハイブリッドクラウド環境と同等レベルのセキュリティー、データ・プライバシー、相互運用性、オープン標準が要求されることになります。

オンプレミス環境で

オンプレミス環境でパブリッククラウドを利用

安全なオンプレミスのデータセンターで、パブリッククラウド・サービスの柔軟性と俊敏性を活用できます。 厳しい規制管理を維持しながら、新しいアプリケーションを迅速に構築します。

AIを活かす場所で

データにAIを適用

データ・セットとAIサービスをあらゆる環境にわたって使用できるようになります。 データのすぐ近くにAIや分析ツールを配置することで、データのダウンロード・コストや遅延がなく、豊富な洞察が得られます。

エッジ環境で

エッジ環境でリアルタイム分析

データが生成された場所でデータを処理することで、レイテンシーが極小化され、迅速な対応が実現できます。 従来にない新しいロケーションにクラウド・サービスが展開できます。

必要な場所で

ワークロードを必要なあらゆる場所で実行し管理

さまざま場所にアプリケーションを展開し、必要な場所で一貫したワークロードを実行します。 いつ、どこで、どのアプリケーションが実行されているか把握でき、監査能力が向上します。

お問い合わせ

 

分散クラウドの利用について、ご自身のケースで相談がございますか? POC実施など、お気軽にお問い合わせください。

デモを見る

IBM Cloud Satellite がどれほど簡単に開始することができ、スマートファクトリー、エッジコンピューティングの課題解決に、どのような威力を発揮するか、デモ動画をご覧ください。

IBM Cloud Satellite ロケーションの作成は、とても簡単です。

分散クラウドを実現するために、IBM Cloud Satellite ロケーションを作成します。このロケーションは、IBMのパブリッククラウド以外の場所でありながら、IBM Cloudサービスやこれを使ったアプリケーションを実行できる場所のことで、オンプレミスの環境も該当します。この作業により、必要な場所でIBMのクラウド・サービスを利用し、一貫したワークロードの展開、管理、制御を行うことができるようになります。

1 : Satellite Locationを作成する (4:25)

2 : OpenShift 環境をプロビジョニングする (3:55)

3 : OpenShift 環境上にアプリケーションをデプロイする (6:08)

低レイテンシーを実現します。

例えば、工場から出荷する製品の品質チェックをカメラ映像とAIアルゴリズムで判定するようなスマートファクトリーやエッジコンピューティングでIBM Cloud Satellite が価値を発揮します。ポイントはデータが発生する近くの場所で AIアルゴリズムを実行できることです。データをクラウドにアップロードする時間やコスト、AIアルゴリズムの処理を停滞させるネットワーク遅延を払拭しタクトの短縮が実現できます。

「IBM Technology Day」セミナー
[A-1]セッション:アプリケーション開発者にとってコンテナの次のスキルとは?にてご覧ください。

IBMの関連サービス

Red Hat® OpenShift® on IBM Cloud

すべての環境にわたって共通のコンテナ・プラットフォーム上でアプリケーションが実行できます。

IBM Cloud Pak® for Data as a Service

データのダウンロード・コストと遅延なく、データがある場所で分析ができます。 データ・プライバシーを遵守します。

IBM Cloud Databases

IBM Cloud Satelliteのマネージド・サービス・オプションで、設備投資や人件費の削減を実現します。

FAQ

IBM Cloud Satelliteの詳細

IBM Cloud Satelliteはどのように機能しますか?

IBM Cloud Satelliteが提供するAPIを使用してIBM Cloud Satelliteロケーション(IBM Cloud Satelliteの管理対象)を作成し、そこに任意のクラウド、オンプレミスのデータセンター、エッジから、ホスト・マシンなどを追加します。 これにより、お客様が必要とする場所でIBM Cloudサービスを利用できるようになります。 これらの環境全体で、一貫してワークロードを展開、管理、制御できます。

IBM Cloud Satelliteを使用するメリットは何ですか?

任意の場所でワークロードを実行できるため、法的要件やコンプライアンスの遵守、低速なデータ転送やネットワーク遅延の回避など、厳しい要件に適切に対応することができます。 同時に、セキュリティー機能が充実したIBM Cloudサービスを使用してアプリケーションをモダナイズし、開発スピードを向上させることもできます。

どのようにして複数の環境にわたってアプリケーションを管理するのですか?

IBM Cloud Satellite Configが、アプリケーションの展開状況を全体的に把握できるビューを提供します。また環境構成とアプリケーション導入の管理機能も提供します。 単一のダッシュボードを使用して、クラウド、オンプレミス、エッジの環境全体にわたってKubernetes リソースの導入を管理することにより、アプリケーションと運用に全体的な可視性がもたらされます。

ネットワーク・トラフィックはどのように管理するのですか?

IBM Cloud Satellite Linkにより、IBM Cloud Satellite ロケーション間のネットワーク・トラフィックと通信フローを管理および監査することができます。 また、IBM Cloudのモニター・サービスとロギング・サービスを使用して、ログ、メトリック、アラートを統合することもできます。

IBM Cloudサービスにアクセスするにはどうすればよいですか?

すべてのIBM Cloud Satelliteロケーションは、Satellite Linkと呼ばれる暗号化されたTLSトンネルを介してIBM Cloudに接続されます。このSatellite Linkにアクセスすることで、IBM Cloudサービスを利用できます。