概要
オンプレミスのデータをエッジからクラウドに統合
IBM Cloud® Object Storageは、オンプレミスで稼働するソフトウェア定義のハイパースケール・ストレージ・ソリューションを提供します。 この業界最先端のストレージ・ソリューションは、お客様のデータセンターまたはプライベートクラウドで、エッジ上のデータを統合します。
メリット
拡張性
セキュリティー
シンプル
節約の効率性
検索機能
拡張ファイル・アクセス
主要な機能
コストを削減しながらパフォーマンスを向上させる新たな効率性
お客様は、新しい18 TB SMRドライブを使用してストレージ・コストを最大12%削減し、12ノード・クラスターの場合、最大55 GB/秒までスループットを向上させることができます。さらに、読み取りのパフォーマンスが最大300%、書き込みのパフォーマンスが最大150%向上します。
AIワークフローへのIBM Spectrum® Discoverの活用
新たに統合されたIBM Spectrum Discoverへの接続により、メタデータはIBM Cloud Object Storageから「実用的なデータ」に自動的に取り込まれます。 複数の検索基準を使用して、数十億ものオブジェクトを数秒で検索します。 また、将来の分析やAIワークフローに向けて、データのタグ付けも可能です。
オブジェクトとファイルを圧倒的な低コストで保存
Cloud Object Storageに搭載されたdsNet®ソフトウェアは、特許取得済みの情報分散アルゴリズム(IDA)を使用して、ペタバイトを超える規模で非構造化オブジェクトを保存します。 dsNet IDAは、データ・ストレージの信頼性と可用性の要件を満たすために、複製ではなく消去コーディングを使用します。
大規模ストレージ管理の複雑さの軽減
IBMの提供するオブジェクト・ストレージ・ソリューションは、TCOを削減するだけでなく、ペタバイト規模からエクサバイト規模の複雑なストレージ管理を軽減します。 このソリューションは低コストでご利用を開始できますが、非構造化データが急速に増大してもストレージ容量を上回らないようにするための拡張性も備えています。
ファイル・アクセス
IBM Cloud Object Storageは、SMBまたはNFSのインターフェースを提供する仮想マシンを使用して、エッジ・デバイスからオブジェクト・ストレージにデータを提供します。
5年にわたるオブジェクト・ストレージのリーダー
IBMが、2020年度版の分散ファイル・システムとオブジェクト・ストレージに関するMagic Quadrantで、リーダーに選出(5年連続)された理由をご覧ください。
安全なデータ保護のための組み込み済みの業界のコンプライアンス機能
WORM機能により、データの改ざんを防ぎます。お客様は、保存ポリシーを実装したストレージ・ボールトを簡単に作成でき、そのボールトにオブジェクトを入れるだけでオブジェクトをロックダウンできます。システムでは、データのアクセスおよびアップロードに標準的なS3インターフェースが使用され、厳格なSEC17a-4f要件がサポートされています。
柔軟性が高く、ローカルまたは地理的に分散したデータ保護
この情報拡散テクノロジーでは保存する情報のコピー1部さえあれば、最大99.999999%の可用性とデータへの連続的なアクセスがサポートされます。
大規模な拡張性を提供するための設計
75 TBから開始してエクサバイト規模まで拡張できます、投資保護も実現しています。Cloud Object Storageは容易に規模を拡張できるよう設計されているため、ストレージ・ノードを追加することで容量を増加し、アクセサー・ノードを追加することでスループットの向上を図ることができます。
使いやすいソフトウェアと柔軟な構成
お客様の既存のハードウェアや管理ツールに追加することにより、IBM Cloud Object Storageの優れた拡張性および効率性によって、コストを削減し、環境を簡素化できます。
有効期限ポリシーによるオブジェクトの自動削除
新しいデータ・ライフサイクル管理では、シンプルなポリシーを設定して、オブジェクトをバケットから自動的に削除できます。
ユースケース
Nightingale Health社

Nightingale Health社
IBM StorageとNutanix社のソリューションで実行される、先進的な専用の分析アルゴリズムを使用した画期的な血液検査の医療ソリューションについて説明します。
The Bunker社

The Bunker社
Bunker社は軍用レベルのデータセンターに収容されている高度にセキュアな長期アーカイブ・プラットフォームを支えるために、パブリッククラウド・ストレージに代わる実用的な選択肢として、IBM Cloud Object Storageを利用しています。
IBM Storage、IBM Power、IBM Zのハードウェアとソフトウェアのサポート
俊敏性と柔軟性を向上
IBMの柔軟なお支払いプランは、ワークロードのニーズに合わせてインフラストラクチャーへの投資を調整するのに役立ちます。
関連製品
IBM Storage Suite for IBM Cloud Paks
プライベートクラウド移行への近道はクラウドネイティブな環境を推進することです。コンテナ環境向けにアジャイルで安全な永続的ストレージ・リソースを構築します。
IBM Storage Suite
バンドルされたSoftware Defined Storage(SDS)ソリューションのスイートを使用して、予測可能なテラバイト単位の料金体系で、データの増加を管理し、クラウドに向けて準備します。
Komprise
現行のNetapp、Dell/EMCなどのファイル・システムからお客様のデータセンター内のIBM Cloud Object Storageに、ファイル・データを透過的に移動して分析します。
使ってみる
IBM Cloud Object Storageがお客様のビジネスをどのようにサポートするのか、詳しくご覧ください。