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事例から見るIBM Maximoが選ばれ続けている理由

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ここ数年、従来の「設備保全」からさらに踏み込み、より積極的な保全施策や全社横断的な設備資産管理の取り組みを始める企業や組織が増え続けている。
そんな流れからか、「スマートプラント」や「インテリジェント・ワークフロー」などという言葉を、目や耳にする機会が多くなっていると感じている方も少なくないことだろう。

「2018年頃から、日本国内でもIBM Maximoに関する問い合わせや引き合いが増え続けています」
— IBM社内外の担当者から、そうした声を頻繁に耳にするようになった。
IBM Maximoとは、世界中から集められた設備保全管理に関するベストプラクティスを統合・反映させた、35年の歴史を持つグローバル・スタンダード製品群だ。

一体なぜ、Maximoが近年再び大きな注目を集めているのだろうか?

いくつかの事例記事やお客様の声を通じて、設備保全ソリューション「IBM Maximo Asset Management」の魅力に迫ってみよう。

 

東亜石油株式会社

IBM Maximoの分析機能を活用した予防保全を実行することで、設備の信頼性を大幅に向上できます。また、分散したデータを手作業でかき集めて集計する手間はなくなり、限られたベテランに依存していた分析の属人化は解消されます。(東亜石油株式会社 小出氏)

— 設備保全ソリューションのもっとも重要な役割が設備の信頼性向上だ。その点がまず真っ先に挙げられるのは当然と言えよう。

 

同業の石油精製会社で豊富な使用実績があり、設備保全管理のためのツールとして最適な運用が行えるように設計されている点に加え、現場の担当者に対する手厚い操作教育や保守運用サポート体制なども他社製品と比較して充実していることが確認できました。(東亜石油株式会社 高橋氏)

–ほぼすべての事例記事で「実績の豊富さ」が選定理由に挙げられている。実際、石油・ガス、化学、アミューズメント・パーク、サービス業、社会インフラ、電子工学、食品・飲料など、様々な業種・業界で導入されているのもその特徴だ。

なお、こちらの株式会社エクサのページで詳細が公開されている(お客様インタビュー動画も公開中)。

 

麻生セメント株式会社

現場でもともと紙で点検結果を書いていたんですけれど、それを今、すべてタブレット入力に変えたところです。どれくらい入力ができているかという順守/実施率がMaximo上で見れるので、見える化が進んできています。

また、紙や口頭で来ていた修理依頼を担当社員がExcelに手入力という流れから、現場の方が直接タブレットで修理依頼表を作成できるようになったこと。そして写真や動画のデータも別途受け渡しだったのがタイムラグなく送信して情報共有できるようになり、業務の効率化につながっていると感じています。(麻生セメント株式会社 清水氏)

— 見える化、そして情報共有の推進にモバイル端末は欠かせない。そして入力の手間をプロセスから無くしていくことが、今後いっそう激しさを増すであろう作業員確保や熟練者不足という問題に先手を打つこととなる。

 

今までは紙だったので点検結果の共有が難しかった、それが共有できるようになった。さらに点検できていない箇所ややらなきゃいけない部分も共有されるようになったので、確実に設備点検がされるようになる。

さらに、点検した結果とメンテナンスの情報を基に、どれくらいの周期で点検したらいいかなどの予防保全に今後つなげていければいい。(麻生セメント株式会社 中尾氏)

— データ収集を始めるのが早ければ早いほど、高精度の予防保全の確立も早まる。

なお、こちらの株式会社エクサのページで詳細が公開されている(お客様インタビュー動画も公開中)。

 

JFEプラントエンジ株式会社様

導入効果

  1. 設備の計画的なメンテナンスによる繁忙期の安定稼働による、顧客満足度の向上
  2. トラブル対応など突発的なメンテナンス作業の迅速化
  3. 先々を見越したメンテナンスや補修工事のスケジューリングと、調達コストの最適化
  4. 顧客設備の状況に応じた客先訪問ルートの最適化や、製販一体となった提案力の強化

— 保全計画や保安実施の最適化は、販売や提案という営業力へ転換することができる。

 

■ 株式会社オリエンタルコンサルタンツ

IBM Maximoに着目した最大の理由は、世界中の公共機関やエネルギー産業、インフラ管理などの分野で多数導入されている実績と信頼感です。(株式会社オリエンタルコンサルタンツ 森氏)

— 障害や誤作動が許されない「ミッションクリティカル」と呼ばれる業務を多数抱えているエネルギーや公共インフラ分野での導入実績の多さは、信頼性の証だ。

 

クウェート石油会社

私たちは、他のアプリケーションと情報を統合および交換できるようにMaximoを構成しています。そして弊社全体だけでなく、ビジネスパートナー各社にも情報を包括的なビューを通じて提供しています。

すべての通信およびビジネストランザクションが、Maximoと統合された外部ポータルを通じて処理されており、ビジネスパートナーや取引先企業の担当者に、詳細情報をオンラインアクセスで提供してます。

— 「インテリジェント・ワークフロー」とも呼ばれ注目を集めているプロセスの完全自動化には、動的・横断的・協働を支えるインテリジェントな基盤が必要だ。

 

イスデミール・グループ

私たちには4つの大きな目標がありました。1つめはエンドツーエンドのメンテナンス活動をより資産を効率的に管理すること。2つめは保全用部品の在庫を最適化すること。3つめが施設の耐用年数を改善することで、4つめが労働者の健康と安全を強化することでした。

— 在庫管理最適化から労働者保護まで、広範囲にわたる要求に一気通貫で応えられる設備保全ソリューションは数少ない。

 


 

いかがだろうか。

それぞれ企業ごとに重視するポイントは違っていても、設備保全管理ソリューションに求められるものの根幹には「設備の信頼性向上」があり、それを保証する実績や評価の高さがIBM Maximo導入のきっかけとなっていることは間違いないだろう。

そしてAIやエッジコンピューティングなどの先端テクノロジーを取り入れ、次世代型の設備資産管理へモデルチェンジを果たすことが、企業の成長と競争力強化の重要なポイントであると気づいた企業が増えていること – それがここ数年のMaximo導入企業の増加につながっていると見てよさそうである。

 

関連ソリューション: IBM Maximo

 

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