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IBM Maximo、製造業向けEAMマーケットのリーダーに選出 | IDC EAM MarketScape for Manufacturing

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IBM Maximo、製造業向けIDC EAM MarketScapeのリーダーに

IBM Maximoは、IDC MarketScape: 世界のSaaSおよびクラウド対応製造業EAMアプリケーションの2021年ベンダーアセスメント(IDC MarketScape: Worldwide SaaS and Cloud-Enabled Manufacturing EAM Applications 2021 Vendor Assessment)にて、マーケットリーダーに選出されました。

 


変化に強いオペレーションへのニーズが高まる中、メーカーによる設備保全への取り組みはかつてないほど重要なものとなっています。 – IDC

企業設備・資産管理のためのアプリケーション(EAM)が大きく変容を遂げています。

膨大なデータをもとに、AIや機械学習を応用したデータ整理・分析を通じて設備・資産関連の故障予測や最適なメンテナンス時期の推奨などが行えるようになりました。そしてEAMの役割は大きく拡がり、意思決定エンジンと企業の向かうべき方向を適切かつ的確に支援するためのものとなりました。

こうした業界および社会の変化をしっかりと捉えた上で、企業にとって最も重要な基準が何であるかを厳格に検討し、そこで定められた項目により総合的な評価(ベンダーの企業規模や製品/サービスの機能のみに注視した評価ではありません)を行うことで知られているのがIDC MarketScapeです。

 

その「IDC MarketScape: Worldwide SaaS and Cloud-Enabled Manufacturing EAM Applications 2021 Vendor Assessment」(ドキュメント#US47857021e、2021年6月)において、IBM Maximoはリーダーに位置付けられました。

リーダーとは、3~5年の対象期間中、最大の付加価値が見込まれるベンダーであることを意味します。

→ IBMが、IDC EAM MarketScape for Manufacturing製造業向けEAMマーケットのリーダーに選出されました。その理由とは。IDCレポート(英語)はこちらのリンクから(要登録)

 

IBM Maximoがリーダーとして評価される理由

製造業におけるEAMソリューションの歴史は長く、「手作業による保守システムの置き換え」が進みました。さらにここ数年で、ダウンタイム最小化、メンテナンスコスト削減、資産収益性最大化と、EAMソリューションにはより広範囲の「資産・設備の最適化」が求められています。

これを実現するには、社内の基幹ITシステム、およびOTシステムとの連携・統合による、設備・資産のライフサイクル全体を通じたデータ分析と実用的なインテリジェンスが必要となります。

 

EAMソフトウェアの導入と改善が進んでいるとは言え、製造業の多くの現場には今もまだメンテナンスの実行、作業スケジュール、スペアパーツの調達、資産のライフサイクル管理など、多数の手動タスクが残ったままです。

複雑な資産・設備の監視、検査、保守を通じた最適化を、デジタルを駆使してより遠隔でバーチャルな方法へと移行することが、製造業の競争力強化であり生き残り戦略となっています。

それでは、ここからはIDCがレポートの中で重視しているポイントと、IBM Maximoがそれをどのように実現しているのかを見ていきましょう。

 

・ SaaS とクラウドへの移行

COVID-19の大流行がビジネスを混乱させたとき、すでにクラウドアプリケーションを導入していた企業は、新しい状況に迅速に対応することができました。

→ IBM Maximoは、あらゆるクラウドに展開できます。Red Hat OpenShiftのどこでも実行可能な特徴を活かして、オンプレミスでも任意のクラウドでも運用できます。

 

・ データ駆動型の意思決定(DDDM)

スプレッドシートや手動プロセス、レガシーシステムへの依存は、生産性、透明性、洞察力を弱めます。AIと自動化により、より優れた可視化、ワークフローの合理化、洞察の迅速な処理が必要です。

→ IBM Maximoは、高価値の資産をAIとアナリティクスによって管理および保守することでパフォーマンスを最適化し、資産寿命を延ばし、ダウンタイムとコストを削減します。

 

・ EAMとアセットパフォーマンスマネジメント(APM)の連携

日常の保守作業の標準化、管理、最適化により効率化を図った後、EAMを予測的な資産管理アプローチへと移行すること、つまり「予知・予兆保全」へとつなげることで、その価値を飛躍的に高めることができます。

→ 予知保全はIBM Maximoの得意分野です。保守計画に運用データと分析から得られた洞察を活用することで、問題を先取りした保守を行い、資産の信頼性を強化します。

 

・ システム統合

EAMソリューションの価値最大化には、隣接ITシステムやOTシステムとの統合を通じた、データと洞察をビジネスインパクトに変えるスピードが不可欠です。

→ Maximo Application SuiteのEAMツール「Maximo ERP Adapter」は、定義済みの統合プロセスを使用して、MaximoをSAPシステムやOracleシステムに接続します。

 

・ 人間中心のモビリティ

IDCは、2022年までに75%の組織が「活動地点での非構造化データ収集の改善」「リモートワーカーのサポート強化」をモバイルソリューションを活用して実施すると予測している。

→ Maximo Mobileは、次世代のモバイル・テクノロジーで構築された、革新的で導入が容易なプラットフォームです。技術者がどこにいても、またオンラインかオフラインかにかかわらず、設備情報と保全データにリアルタイムでアクセスできます。

 

・ リモートタスクと自律的タスク

ファクトリーオートメーション、倉庫ロボット、モバイルワークフォースの強化、リモートバーチャルアシスタンス、拡張技術者ガイダンスなどのデジタルトランスフォーメーション(DX)ユースケースが加速されるでしょう。

→ IBM Maximoは、資産の管理と保全を最適化および自動化し、ダウンタイムとコストを削減し、運用パフォーマンスを向上させます。

 

・ イノベーション促進

EAMアプリケーションは、IoT、デジタルツイン、ERPとの統合が進んでおり、生産性、顧客満足度の向上に貢献します。

→ IBM Maximoには業界の専門知識から生みだされた業界データ・モデルのベスト・プラクティスが組み込まれており、変革を加速させます。

 

・ スキルとノウハウの継承

深刻化する高齢化と人材不足によるスキルギャップの解消に、モバイル、AI、自動化、拡張現実などのイノベーションを用いた知識やベストプラクティスの継承が必要です。

→ Maximo Assistは、専門家たちの過去の行動を要約し、AIの知識ベースに追加します。これにより、同様の問題に直面している他の技術者が検索できるようになります。また、遠隔で専門家からの協力を得ることもできます。

 


なお、下記のページでは、信頼性の高いITソフトウェアのユーザ評価プラットフォームとして知られている「G2.com」におけるIBM Maximoと、SAP社およびInfor社のEAM製品との比較・評価をご覧いただけます。

ぜひ、Star Rating(星の数)だけではなく、レビュー実施者数の多さにもご注目ください。

 Compare IBM Maximo, SAP EAM, and Infor EAM

 

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