サイバー・セキュリティーのためのAI

サイバー攻撃の数と複雑さが増す中、リソース不足のセキュリティー・オペレーションを抱えるアナリストたちは、脅威に事前に対処できるよう人工知能(AI)を活用しています。AIは、何百万もの研究論文、ブログ、ニュース記事から脅威情報をまとめることで、何千もの毎日のアラートのノイズをくぐり抜けるための洞察を即時に提供し、対応時間を大幅に短縮します。

この動画では、IBM Securityの戦略および設計担当バイス・プレジデントであるKevin Skapinetzが、高度なAIがどのようにアナリストのアドバイザーの役目を果たし、脅威の迅速な特定と全容の把握を支援しているのか解説しています。

AIがどのように役立つか

機械学習や自然言語処理などのAIテクノロジーにより、アナリストはより大きな自信を持って、より素早く脅威に対応することができます。

学習

学習

AIは、ブログやニュース記事など、構造化データと非構造化データの両方から数十億のデータを取り込みながら学習します。AIは、機械学習とディープ・ラーニングの技法により、サイバー・セキュリティーの脅威とサイバー・リスクを「把握」するための知識を向上させます。

判断

判断

AIは洞察を収集し、推論を使用して、悪意のあるファイル、疑わしいIPアドレス、または内部関係者などの脅威間の関係を特定します。この分析にかかる時間は数秒または数分です。これによりセキュリティー・アナリストは、最大60倍の速度で脅威に対応できます。

拡大

拡大

AIは、時間のかかる調査作業を排除し、リスクをまとめて分析します。これにより、セキュリティー・アナリストが重要な決定を下し、脅威からのダメージを修復するための対応を開始するまでの時間が短縮されます。

コグニティブ・セキュリティー:よりスマートで、より適切に

コグニティブ・セキュリティーは、人工知能と人間の知能の長所を組み合わせたものです。コグニティブAIは各対話から学習することで、脅威を事前に検出して分析します。そして、セキュリティー・アナリストが迅速かつ正確に情報に基づいた意思決定を行えるよう、実用的な洞察を提供します。

Watsonによるコグニティブ・セキュリティー

先進的な一種の人工知能であるコグニティブ・コンピューティングは、機械学習のアルゴリズムやディープ・ラーニング・ネットワークなど、さまざまな形のAIを活用し、時間の経過とともにより強く、よりスマートになります。IBMのコグニティブAIであるWatson™ for Cyber Securityは、各対話から学習し、それぞれの脅威から情報を集めて全容を把握して実用的な洞察を提供します。結果、より大きな自信を持って、より素早く脅威に対応できるようになります。
この動画では、サイバー・リスクの軽減に向けたインシデントの評価を始める上でIBM QRadar® Advisor with Watsonがどのように役立つのか説明しています。

サイバー・セキュリティーAIソリューション

AIによってこれらのIBM Securityソリューションがどのように強化されているのか、詳しく説明します。

IBM QRadar Advisor with Watson

コグニティブAIの能力を活用して、セキュリティー侵害の兆候を自動的に調査して重要な洞察を獲得します。QRadarは数千のデバイス、エンドポイント、アプリケーションのログ・イベントとネットワーク・フローのデータを統合し、それらを単一アラートに関連付けます。これにより、インシデントを迅速に分析して修復することが可能になります。

IBM Resilient Incident Response Platform

以前は人間の介入が必要であった、時間のかかる反復的で複雑な数百もの対応処置を編成して自動化します。IBM Resilient ®のオープンで非依存型のプラットフォームとお客様のセキュリティー・インフラストラクチャーを統合することで、スピードと俊敏性を備えた対応手順書を管理するため中央ハブを確立します。

IBM MaaS360 Advisor with Watson

コグニティブによる洞察、コンテキスト分析、ベンチマークを入手して、セキュリティー・イベントの意味を理解できます。同時に、エンドポイント、ユーザー、アプリケーション、文書、およびデータを1つのプラットフォームから保護します。エンドポイントの脆弱性を検出し、企業データを保護し、コンプライアンスを維持します。これには、業界初そして唯一のAIを活用したUEMによるIDとパッチの管理が含まれます。

成果指向型セキュリティーで複雑さを軽減

実際のサイバー・セキュリティーAI

AIの力を活用してサイバー・セキュリティー体制を向上させた事例を紹介します。

ウィンブルドン(英国)

ウィンブルドンは、象徴的なスポーツ・イベントの間、何千件ものサイバー攻撃からデジタル・プレゼンスを保護するため、IBM Securityと提携しました。

Cargills銀行

金融サービス事業に重点を置くCargills銀行では、AIセキュリティー・ソリューションを導入することで、顧客データの保護に積極的なアプローチを取っています。

RGS Nordic社

環境関連会社のRGS Nordic社は、IBM MaaS360® with Watsonを使用して、職場にある数百台のモバイル・デバイスを100 %可視化しています。

Sogeti Luxembourg社

Sogeti Luxembourg社とIBMは、高度な持続的脅威を50 %早く発見することのできるセキュリティー・オペレーション・センター(SOC)を企業に提供するため、提携を発展させました。

サイバー・セキュリティーとAIの詳細

初心者のための人工知能とサイバー・セキュリティー

セキュリティーと人工知能:FAQ

データ漏えいによる損失に関するレポート:自動化とAIの影響

Total Economic Impact:IBM QRadar Advisor with Watson