IBM Sustainability Software
本番志向!Watson IoT を活用してPoC貧乏からの脱出
2019年03月01日
カテゴリー IBM Sustainability Software | 技術動向・トレンド
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Watson IoTを活用して“PoC貧乏”からの脱出
AIやIoTを「まず。始めたい」「まず、試してみたい」という皆様は、IBM Cloudなどのパブリック・クラウドを利用したPoC(Proof of Concept: 概念検証)を行う事が多いと思います。IBM CloudではWatsonをはじめとする様々なAPIサービスが提供されており、期間無制限かつ無料で使える「ライト・アカウント」も用意していますので、より簡単かつ迅速にPoCを始められます。
一方、PoCを無事に終了した皆様におかれましては、商用サービス化実現にむけた開発・本番フェーズに進めようとする際に、以下のようなお悩みに直面してはいませんでしょうか?
- PoCはパブリック・クラウドを活用したが、これから先はプライベート・クラウド(専有環境)で進めたい。簡単に移行できるだろうか?
- 世の中、様々なAIのアルゴリズムやフレームワークが登場してきているが、どう組み合わせれば良いのか分からない(自信がない)。
IBM Watson IoTは、様々な業界において多くの実績があり、本番志向を推進するソリューションが用意されています。以下をご一読いただくと、ご安心いただけるかと思います。
本番志向その1: Watson IoT Platform
IoT PlatformサービスであるWatson IoT Platformは、IBM Cloud上で提供しているAPIの一つです。そして、PoCの試行や実施をご検討中の皆様に、IBMは、Watson IoT Platformの活用を自信をもってお勧めしております。
Watson IoT Platformには以下のようなコンポーネント・サービスを、パブリック・クラウドではなく、プライベート・クラウド(専有環境)で提供するプランがあります。そして、実際に、国内外の多くのお客様がプライベート・クラウド上でご活用くださっています。
- コネクション・サービス: プラットフォーム・サービスに追加してCloudant DBやObject Storage、Event StreamsなどIoTデータを格納・イベント処理などするためのコンポーネントが含まれるプライベート・クラウド(専有環境)型サービス。開発用と本番用ライセンス・プランを用意。
- アナリティクス・サービス(アドオン): 格納されたIoTデータを分析するアドオン・コンポーネント。
- ブロックチェーン・サービス(アドオン): IBM Blockchain Platformまたはオープン・ソースのHyperledger ブロックチェーンと連携するためのアドオン・コンポーネント
IBM Watson IoT Platform コンポーネント図(画像をクリックで拡大表示)
関連情報
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本番志向その2:業界特化型AIアルゴリズムの活用
IBMはチーム向けAI統合開発環境としてWatson Studioを提供しており、様々なAIフレームワークをWatson Studio上で利用し分析モデルを開発することができます。
しかしながら様々なAI手法が登場している中で、最適な分析モデルを開発するのは容易ではありません。データ・サイエンティストの力量に依存し過ぎていて、十分な結果につながっていないということはないでしょうか?
Watson IoTではIBM研究所が開発した業界特化型のAIアルゴリズムを提供している製品があります。そのアルゴリズムを活用することで、より高度な分析モデルの容易な開発を支援いたします。
- SROM(Smarter Resource & Operations Management)
- MPP&DP(Most Probable Path & Destination Prediction API)
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問い合わせ情報
IBM Watson IoT Platformに興味がある方、さらに詳しく知りたい方は、IBM Watson IoT 事業部( aiappjp@jp.ibm.com )に、ご連絡ください。
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