IBM Sustainability Software
一緒にIoTのこれからを – 合宿セッション会場から
2019年02月22日
カテゴリー IBM Sustainability Software | イベントレポート
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今、Watson IoTチームは、総勢30名ほどで神奈川県の山梨県との県境にある藤野という町にある合宿所「藤野倶楽部」に来ています。
今回の合宿の一番の目的は、さまざまな役割を持った担当者が一堂に会し、より一層の価値を生みだす準備を進めることです。
- 経営層の方々と共に組織としての中・長期戦略を共に考えるコンサルタント。
- お客さまのすぐ近くで一緒に問題解決に取り組む営業。
- 現場のニーズに最もフィットするソリューションを技術的に考えて検証するテック部隊。
- そして、最終的にそれを組み上げる開発者。
こうしたメンバーが深いレベルで知識・認識を揃えてアクションをすばやく取れるようになれば、もっとお客さまに、そして社会に価値が届けられるはずだ、と私たちは考えています。
「自然の揺らぎの中に身を置くことで、日常とは違う感性が刺激される」
「普段じっくり話すことができないチームメンバーとも会話が弾み、新しい知識や気づきが共有できる」
「テントやキャンピングチェアなど非日常の道具に囲まれたミーティングやアクティビティが、チームとしての一体感を深めてくれる」
— これらの 「オフサイトミーティング」のメリットは昔から謳われていますが、グランピングやキャンプを体験したビジネスパーソンがその特性に気づきはじめ、サービスとして提供する企業なども増えてきています。
いくつかの候補の中から、今回私たちWatson IoTチームは、カンターキャラバン ジャパンさんに一泊二日のビジネス合宿をコーディネートしていただきました。
決め手となったのは、細々としたいろいろなリクエストに気持ちよく応えてくれたこと。
その柔軟な対応は、日本での活動こそまだ1年弱とはいえ、オランダでのキャンピングトレーラーを活用したビジネス支援の経験の豊富さを感じさせてくれるものでした。
参考: カンターキャラバン ジャパン | 大自然をあなたの居場所に
セッションは正午から、村澤事業部長の下記の言葉でスタートしました。
自分たちが事業として何をなせるのか、どんな価値を提供できるのか。どんな社会像を描き、そこから新しいビジネスの姿を見つけ出すのか。
この2日間でそれを掴みにいこう。街に戻ったら忘れてしまうようなそんなものじゃなくて、帰ったらすぐにアクションをスタートできるような、そんなプランを作り上げましょう。
その後、専門家によるデジタルエクスペリエンスに関する日本と海外の事例紹介、最新のIoTやブロックチェーンの動向紹介を、全参加者向けにお話いただきました。
そして「薪割り」というこの場所ならではのアクティビティを挟み、テーマ毎に4チームに分かれて深掘りしていくセッションへと続いていきました。
今はまだ合宿1日目の途中ではありますが、さまざまな担当者が一堂に会してより大きな価値を届けるための準備は、着々と進んでいます。
おそらく、すべてのビジネス・パーソンにご自身の実体験を通じてご同意いただけると思うのですが、ひと味もふた味も異なるアイデアの創出や、キレのあるプランを作ろうとする際には、やはり今回のような「野性味のある場所での合宿」というアプローチが有効なことを改めて感じました。
そして今、参加メンバーから「次回は我々だけではなく、IoTを活用した課題解決方法や新しい価値創造を検討しているお客さまと共に合同合宿をしたい」という声が挙がってきました。
もし、IoTの価値を感じつつも具体的な計画やアクションに落とし込めていないお客さまがいらっしゃったら、ぜひ、ご一緒しませんか? リクエストをお待ちしています。
セッションはまだこれから、どんどん深くなっていきます。
そして、具体性の高いアクションプランへと落とし込まれていきます。
でも、レポートはここで終わりとさせていただき、私たちの合宿の成果は、このブログではなく、日々の活動を通じてお伝えさせていただくつもりです。
ぜひ、私たちCongitive Applications事業にご注目ください。
(TEXT: 八木橋パチ)
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