IBM Sustainability Software

Let’s Create 性が格差を生まない社会(TRP2023レポート)

記事をシェアする:

生と性の多様性を歓迎し、セクシュアルマイノリティー(LGBTQ+)の人びとへの理解を促す「東京レインボープライド2023(TRP2023)」が、2023年4月22・23日に開催され、過去最大の盛り上がりを見せました。

主催NPO法人「東京レインボープライド」によると、1日目は約10万人、2日目は約13万人もの人びとが訪れ、2日目のプライドパレードには約1万人が参加。思い思いのファッションで着飾り、メッセージボードなどを手に、渋谷から原宿までの約2.5キロメートルを賑やかに楽しく歩きました。

 

「変わるまで、続ける」。TRP2023のテーマとなったこの言葉に表れているように、日本のセクシュアルマイノリティー当事者と「アライ」と呼ばれる支援者の活動は拡がり続けているにも関わらず、法整備をはじめ、当事者はいまだに社会に残る多くの課題と生きづらさに直面しています。

この記事では13万人が集結した23日の様子を、写真や参加社員の声を通じてご紹介します。東京レインボープライド2023のにぎわいと熱気、そしてイベント参加者が求めて止まない社会観や価値観を感じていただきたいと思います。

4月23日のパレード・スタート直前の1枚。160人を超える日本IBMグループ社員と家族・友人が参加した

 

日本アイ・ビー・エムは、2010年代前半からほぼ毎年東京レインボープライドでのブース出展や、パレード参加を続けている「古参」企業の1つです。

今年も、開催数週間前から45名の社員ボランティアが毎日ミーティングを重ね、ブースにおける出展内容の企画や必要な物品の準備を進め、最終週にはメッセージボードの作成、当日の運営マニュアル作成、ブースやフロート(山車(だし))の実際の飾り付けなど、さまざまな準備を進めました。

そして「LGBTQ+に関する歴史と、当事者が今も抱えている困難などを正しく理解した上で共に歩き、エールを送って欲しい」と、プライドパレード参加者向けには、4日間に渡って勉強会を開催しました。

メッセージボード作成や当日のブースやフロートの飾り付けを熱心に行うボランティア・メンバー

 

ブースに飾られ、パレードでも掲げられたメッセージボードに書かれたさまざまな言葉は、事前に社内ボランティアチームから集められたもの。そしてブースのテーマは、IBMが現在世界で実施中のコーポレート・キャンペーンと同期した「Let’s Create(共に創ろう)」。

ブースを訪れていただいた方がたにチェキで写真を撮っていただき、Let’s Createに合わせたメッセージを書いて貼り付けていただきました。

なお、ブースの壁にはIBMの「B」をモチーフとしたハチ(Bee)のシンボル・ポスターが貼られていたのですが、その背景色が一般的なグラデーションのレインボーカラーではなくランダムな色順となっているのは、「もっと自由に個性豊かなままで混ざり合おう」という、デザイナーからのメッセージが込められているそうです。


 

以下、パレードに参加していたIBM社員の声をお届けします。

 

  • 私は2021年9月からアライとしての活動をスタートしたばかりですが、初めてこんなふうに大掛かりなイベントに参加できて、今日は「楽しかった!」の一言です!
  • この間、新宿2丁目に初めて遊びに行ったんです。そしたらお店の人に「今度代々木でTRPあるよ」って聞いて。そしたら偶然にも次の日、部門の先輩に「IBMもブース出してるよ。パレードにも参加するよ」って聞いて。ビックリして参加するって即決しちゃいました。
  • 海外留学していたとき、LGBTQ支援が日本よりもずっと進んでいるのを実感しました。帰国したら日本でもプライドパレードに参加したいと思っていて、コロナ禍が明けるこのタイミングを待っていました。
  • どうしていつまでもこの世から差別がなくならないんでしょうか。LGBTという言葉もアライ・コミュニティーという存在も、もう必要ない社会に早くしたいです。
  • 初めての参加です。テレビドラマの影響ですけど、参加して、応援の意思を見せたいなって思って。

 

 

  • マイノリティが特別視されることなく、誰もが自分らくしありのままの自分を表現できる社会になって欲しい
  • Let’s Createの標語のもと、変わり続けられる社会を目指します!
  • G7参加国で唯一婚姻の平等や差別禁止法がない唯一の国…。日本はやっぱり遅れていますよね。でも、今日を起爆剤として、若い世代を中心に社会を変えていきたいです!
  • 10年後「LGBTQ支援という活動があったね」と懐かしく思い出せるような社会になっていたらいいですよね。そのための活動として、IBMは企業としては誰よりも早くLGBTQ支援をスタートしましたが、企業だけでは足りません。社会を早く変えられるように、みんなの力を貸してもらいたいです。
  • 今日のパレードに参加してもっと「アライ」としての活動をやってみたいと思いました。さっき、毎月第1金曜ランチタイムに「LGBTQ+アライ・ラウンジ」という社内オンラインお話し会をやっていると聞いたので、さっそく次回から参加します。

 

Let’s Create 性が格差を生まない社会
Let’s Create 自由がハーモニーを奏でる社会
Let’s Create LGBTQ+への差別がない社会
Let’s Create 誰もがありたい自分でいられる社会
Let’s Create 可能性と多様性に満ち溢れた社会
Let’s Create カラフルで暖かい社会
Let’s Create 誰もが自分に誇りを持てる社会

 

TEXT 八木橋パチ

問い合わせ情報

この記事を読んだあなたへのおすすめ

あらゆる枠を超えて | 天城ダイバーシティー経営フォーラムレポート

LGBTQ+とニューロダイバーシティ当事者による連携イベント振り返り | インサイド・PwDA+3

LGBT+に対する根強い差別とインクルージョンの拡大についての考察 | from IBVレポート

 

More IBM Sustainability Software stories

生成AIを自社のESGアドバイザーに(ISEコンファレンス2024「Envizi × watsonx」より)

IBM Data and AI, IBM Sustainability Software

営業やマーケティング部員を置かず、全員が技術エキスパート集団である日本IBMグループの技術者集団「ISE(日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング)」が毎年開催している技術コンファレンスが、「ISE Techn ...続きを読む


職業人としての障がい者(雇用と生業づくり)と社会モデル | 8月5日イベント開催(IBM PwDA+ Community主催)

IBM Partner Ecosystem, IBM Sustainability Software

  2024年8月5日、日本IBMは虎ノ門本社のInnovation Studioにて、「職業人としての障がい者(雇用と生業づくり)と社会モデル」と題したイベントを開催します。 当記事では、イベント開催の背景や ...続きを読む


視覚障がい者補助「ココテープ」ワークショップレポート | PwDA+クロス7

IBM Partner Ecosystem, IBM Sustainability Software

インクルーシブデザイン専門企業「PLAYWORKS」様と視覚障がいがある方たちに虎ノ門のIBM Innovation Studioにお越しいただき、視覚障がいのある方たちが安心して利用でき、周囲の晴眼者たちとの共創を進め ...続きを読む