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IBM Maximo、今回もIDC MarketScapeのSaaSおよびクラウド対応アセット集約型EAMアプリケーション分野のリーダーに

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IBM Maximoは、2020年11月に発行されたIDCのレポート『IDC MarketScape: Worldwide SaaS and Cloud-Enabled, Asset-Intensive EAM Applications.(SaaSおよびクラウド対応アセット集約型EAMアプリケーション分野)』にて、今回も最高のリーダーに選出されました。(レポート要約版(英語)のダウンロードはこちらから)


 

世界中で何百万人もの作業者、技術者、管理者が、CMMS(設備保全管理システム)またはEAM(エンタープライズ資産管理)システムを開くことから1日の仕事を始めています。

そしてその多くが、世界で最も利用されているソリューションIBM Maximoであることを、私たちは誇りに思っています。

■ IBM Maximoは資産集約型の組織に世界最適

IDCレポートは、今回の9つの著名なEAMプロバイダーの評価において、実用的なイノベーションが重要な役割を果たしていると示しています。そして私たちは、IBM以上に「重要なイノベーション」に取り組んでいる組織はないと自負しています。

2019年、IBMの米国特許取得の年間件数は過去最高の9262件となり、米国企業が取得した年間特許件数としては過去最高記録を樹立しました。これにより、IBMは年間米国特許取得件数において27年連続で首位となりました。また、R&Dへの投資額は$5.99ビリオンに達しています。

これらの技術、リソース、そして知識をIBM Maximoに反映することで、世界中のお客様の重要なビジネスを支えることができていることを、私たちは誇りに思っています。

 

そしてまた、IDC MarketScapeレポートには、IBM Maximoが資産集約型の組織に世界で最も多く選ばれていることも記されています。

また、レポートは、30年以上にわたってお客様にサービスを提供してきたIBM Maximoアプリケーションが、今も大きな進化を遂げていることを高く評価しています。

 

■ 最高の評価を受けたIBM Maximoの強み

IBMがリーダーであることを示しているIDCのグラフ

IDC MarketScapeのベンダー分析モデルは、特定市場におけるICTまたは業界固有のベンダーについて、競合的適応性の概要を提供することを目的としています。調査方法は、定性的・定量的基準に基づく厳格な採点方法を用い、特定の市場における各ベンダーの位置づけを1つのグラフで表します。また、IDC MarketScapeは、ベンダー各社について、製品とサービス、ケイパビリティ(製品/サービス提供能力)と戦略、現在及び将来の市場成功要因を有意に比較できる明確な枠組みを提供します。テクノロジー調達担当者に対し、この枠組みを参考に、現在および将来見込まれるベンダーの長所と短所を網羅的かつ公正に査定する指標を提供します。

 

レポートは、IBM Maximoの強みを以下3点にまとめています。

 

・ 業界の専門知識

IBMは、大規模で熱心なクライアントから成るユーザーグループを支援しており、彼らの声をしっかりと製品開発に取り入れています。

顧客はそれぞれの業界の実情に見合う製品の構成に大きな価値を見出しており、規制への準拠を支援するIBM Maximoのその適応力の高さを評価しています。

また、IBMは強力な業界ごとの専門知識を持つグローバルEAMビジネスパートナーたちとの大規模で強固なネットワークを、長年にわたり、構築・維持し続けています。

 

・ 構成の容易さ

IBM Maximoは、長年の豊富な経験に基づき構築された、高度に構成可能なアプリケーションです。エンドユーザー、IT管理者、およびSIパートナーは、独自のカスタマイゼーションを行わずに、システムを組織の固有のニーズに簡単に適合させることができます。

SaaS環境での構築の場合、その多くが顧客の想定を上回る数カ月のスピードで完了します。

 

・ 再設計された統合ソリューション・スイート

IBM Maximoの新しい統合ソリューション・スイートというアプローチは、パッケージング、プロビジョニング、およびライセンス交付の仕組みを簡素化および合理化しています。アプリケーションの使用開始タイミングをいつでも自由に変更できるようになったことで、資産ライフサイクルに柔軟性が加えられました。

また、Red Hat OpenShiftコンテナ基盤上で再設計されたことにより、IBM Maximo 8はインフラストラクチャに依存せず、IBMクラウド、AWS、Azure、またはプライベートクラウド環境上に構築することも、分散クラウドでの運用も可能となっています。

 

■ 答えはIBM Maximoとなる

IDCのレポートにも記載されているように、IBM Maximo 8とも呼ばれるIBM Maximo Application Suite(MAS)は、インストールと管理を合理化しただけでなく、組織全体にまたがる一貫した運用とユーザー・エクスペリエンスを提供しています。

統合ソリューション・スイートとして拡張されたことにより、稼働時間の増加、生産性の向上、保守コストの削減、およびよりレジリエントな運用に役立ち、ビジネスの運用効率と高度な作業管理と資産管理の統合、そして組織全体での知識共有を実現します。

また、AIの活用により、資産管理分野における課題解決と資産保全のデジタル変革を推進します。

 

IBM MASの最大の利点の1つは、急速に変化する状況や想定外が続く状況下であっても、ビジネスの危機対応力とレジリエンスを維持できる点にあります。

IBM MASを使用することで、組織の全員が設備や資産のライフサイクル全体で運用可視性を得ることができ、高速ROIや生産性向上、運用稼働時間の向上という大きなメリットを手にすることができます。

 

IDC Market Scapeレポートは、あなたの組織が資産集約型産業に属しているならば、業界における豊富な経験を持つ深い機能性を備えた柔軟な構成が可能なEAMアプリケーションを必要としているであろう。そしてそれに対する答えはIBM Maximoとなるであろうと結論付けています。

エネルギー・公益事業、化学、石油、運輸、製造。IBM Maximoは、あらゆる業界をカバーします。

 

問い合わせ情報

 

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当記事は『IBM again named a leader in IDC’s worldwide SaaS and cloud-enabled asset-intensive EAM applications』をベースに、日本のお客様向けに編集したものとなります。

 

 

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