IBM Aspera

距離、レイテンシー、予測不可能なネットワーク環境を超えて、膨大かつ重要なデータを100倍の速さで転送

概要

データをいつでもどこでも安全に高速転送

IBM Asperaとは、特許取得済みのFASP®テクノロジーを搭載したエンタープライズ向け高速ファイル転送ソリューションです。距離、レイテンシー、パケット損失、スケール、ハイブリッド・インフラストラクチャーを越えてデータを移動させ続けます。企業が優位性を維持するために必要な速度、信頼性、制御性を備えています。

これにより、転送失敗による遅延や手動でのやり直しが減り、データを目的地に届けるためだけの運用上の回避策が不要になります。

機能

サイズに関わらずファイルを確実に転送

ネットワークがボトルネックになったり、クラウドによる制限があったり、コンプライアンス要件によってデータの流れが妨げられたりする場合、速度だけでは意味がありません。IBM Asperaの統合フレームワークにより、データ・パイプラインを制御し、複雑な実環境のネットワーク全体で、スループットを1メガビットたりとも犠牲にすることなく、帯域幅を最大限に活用した回線速度での転送を実現できます。

IBM Asperaに関する6つの俗説を覆す

Asperaは、特許取得済みのFASP®テクノロジーを採用しています。FASP®は、従来のTCP、FTP、SFTPよりもはるかに高速に大規模なデータ・セットを転送できるよう、トランスポート層を根本的に再設計したテクノロジーです。

従来のプロトコルは、距離、レイテンシー、パケット損失によって速度が低下しますが、FASP®はこうしたレガシー・プロトコルの制約を克服し、既存の帯域幅を最大限に活用して、データを回線速度いっぱいで転送し続けます。

白いプラットフォーム上に対角線状に並ぶ青と青緑色の立方体を描いたアイソメトリック図

Asperaは、グローバル・ルート、混雑したリンク、長距離転送、パケット損失、予測不可能な状況など、企業が実際に利用するネットワーク環境向けに構築されています。

理想的な環境での最高速度だけが重要なのではありません。ネットワークに負荷がかかっている場合でも、信頼性の高い高スループットのデータ転送を実現することが重要です。

明るい背景に列状に配置された、それぞれ青とティール色の立方体を載せた複数の白いプラットフォームのアイソメトリック図

IBM Asperaは境界のないデータ・ファブリックを構築し、ハイブリッドなオンプレミス環境、主要なクラウド・プラットフォーム、SaaSアプリケーション、リモート・エンドポイント、グローバル・パートナー間で、ペタバイト規模のデータをシームレスに転送します。

青とティール色の立方体を持つ3つの正方形プラットフォームに点線で接続された中央の円筒形ノードのアイソメトリック図

単一のコンソールから、一元化されたポリシー・ベースのガバナンス、組み込みのラインレート・セキュリティー、リアルタイムの帯域幅の有効活用を実現します。臨機応変にクリティカルなパイプラインの優先順位を動的に設定し、アクティブなワークフローを中断することなく、誰が何をどこに転送しているのか、どれだけの帯域幅を消費しているのかを正確に監視できます。

対称的に配置された青とティール色の立方体を持つ複数の白いプラットフォームに接続された中央の円筒形ハブのアイソメトリック図

AsperaはAPIを介して既存のインフラストラクチャーと統合でき、100万ファイルのディレクトリー同期から軽量なクライアント・エンドポイントまで、幅広い用途に対応します。チームの作業方法を変更することなく、ローカル・サーバー、クラウド・ゲートウェイ、リモート運用ハブにわたって柔軟にデプロイできます。

点線のパスで結ばれた段状のプラットフォーム上に並ぶ青と青緑色の立方体を描いたアイソメトリック図

ユースケース

高速データ移動の拡張

ヘルスケア

HIPAAに準拠した大容量ファイルを安全に送信し、患者ケアの向上に貢献します。

医療業界向けのファイルの転送
メディアとエンターテイメント

安全で高速な転送により、グローバルな映像およびポストプロダクション・コンテンツの配信を加速します。

製造業

機械のパフォーマンス・データや品質データを、いつでもどこでも迅速に転送します。

ミュンヘン国際映画祭

ドイツ有数の映画祭の1つでは、直前に届く大容量の映画ファイルを高速かつ確実に転送する手段が必要でした。IBM® Asperaにより、高いセキュリティーを備えた高速デジタル転送が可能になり、作業負荷を軽減するとともに、作品を安全かつ期限どおりに届けられるようになりました。

150
デジタルで転送された作品数
0
更新遅延があった場合を含めたキャンセル件数
大きなFILMFEST MÜNchenの看板の周りを歩く数人の人々 © Ronny Heine / FILMFEST MÜNCHEN

ファイル転送速度の計算

大規模なファイルやデータセットをどのくらい高速に移動できるか興味がありますか?IBMの計算ツールを使用して、障害が多いネットワーク上でもAsperaがいかに優れたパフォーマンスを発揮するかを確認してください。今すぐスピードの違いを体験してください。

料金体系

購入方法

ビジネスの成長に合わせて柔軟に拡張できる料金体系—IBM Asperaは、チーム、環境、ワークロードを問わず適応し、透明性が高く予測可能なコスト管理を実現します。

IBMから購入

Plan Name: Free 14-day trial

Standard Plusエディションには、すべての機能へのアクセスに加え、最大50GBの転送容量が含まれています

Pricing:

無料評価版

Features

  • 月間10 TBのストレージ
  • 100 TBのエグレス
  • 1つのカスタムURL
  • 5件のワークフロー
  • 10件のファイル削除ポリシー
  • 無制限のワークスペース
  • 転送サーバー数無制限

Plan Name: Pay As You Go

単純な 1 回限りのファイル共有を使用する個人に最適です。

Pricing: 基本額(税別) ¥171 JPY 月間転送量1 GBあたり

今すぐ購入

Features

  • GBごとの課金
  • エグレスを含む
  • 1つのカスタムURL
  • 0件のワークフロー
  • 0件のファイル削除ポリシー
  • 1つのワークスペース
  • 1台の転送サーバー

Plan Name: Essentials Edition

複数の場所にシンプルで固定量のプロジェクトを提供する小規模組織に最適です。

Pricing: 基本額(税別) ¥3,522 JPY 年間1 TBを含む月額プラン

今すぐ購入

Features

  • 月間1 TBのストレージ
  • 10 TBのエグレス
  • 1つのカスタムURL
  • 0件のワークフロー
  • 1件のファイル削除ポリシー
  • 1つのワークスペース
  • 転送サーバー数無制限

Plan Name: Standard Plus

複数のワークスペースとシンプルな自動化を必要とする中規模企業に最適です。

Pricing: 基本額(税別) ¥105,600 JPY 年間6 TBを含む月額プラン

今すぐ購入

Features

  • 月間10 TBのストレージ
  • 100 TBのエグレス
  • 1つのカスタムURL
  • 5件のワークフロー
  • 5件のファイル削除ポリシー
  • 100個のワークスペース
  • 転送サーバー数無制限

Plan Name: Lite

エントリー・レベルのオンプレミス・デプロイメント向けに特別に設計

Pricing: 基本額(税別) ¥1,899,600 JPY ライセンスごと、1年ごと

今すぐ購入

Features

  • 自己管理型ソリューション
  • サブスクリプション・ライセンス
  • 無制限の転送量
  • 含まれているWebアプリケーション
  • 転送エンドポイントが含まれています
  • 3つの帯域幅オプション
  • オンプレミス・ストレージのみ

最適なプランはこちら

お問い合わせ

料金見積もりツール

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自己管理型ソリューション

IBM® Aspera Enterprise
統合、コラボレーション、データ配信、同期、自動化、ワークフローのすべてを網羅する、最も包括的な高速転送ソリューション。オンプレミスまたはCloud Object Storage上に導入し、HAソリューションまで拡張できます。
IBM Aspera Lite
オンプレミスにストレージを持つ中小規模の組織や事業単位に最適な転送ソリューションです。基本的なコラボレーションやオートメーションを可能にするツール一式を導入でき、自社のIBM Asperaソリューションはもちろん、パートナーのソリューションとも連携して利用範囲を拡張できます。
IBM Aspera Endpoint
既存のIBM Asperaソリューションを追加のオンプレミス・ノードで構築・拡張し、API駆動の自動化や統合を活用してP2Pソリューションとして構成できます。
IBM Aspera faspio Gateway
faspioは、双方向のストリーミング・ソリューションで、データ・フローがTCPベースの転送における制限や制約を克服できるようにします。データベースの複製と移行に最適です。

IBM Asperaに関するFAQ

IBM Asperaは、大容量ファイルや大規模データセットを高速かつ安全に転送できるファイル転送ソリューションです。独自のFASP(Fast, Adaptive and Secure Protocol)技術により、ネットワーク遅延やパケットロスの影響を受けやすい環境でも、高速かつ安定したデータ転送を実現します。オンプレミス環境やクラウド環境、ハイブリッド環境でデータを効率的に移動できます。

メディア・エンターテインメントや製造業、ヘルスケア・ライフサイエンス業界を中心に、大容量データを日常的に扱うあらゆる組織で活用されています。動画コンテンツ、研究データ、IoTデータなどの転送基盤として活用されています。

IBM Asperaは、独自のFASPプロトコルにより利用可能なネットワーク帯域を最大限活用します。そのため、従来のFTPやSFTPでは長時間かかる大容量データの転送を、高速かつ安定して実現できます。また、パケットロスや高遅延環境にも強く、レジューム機能や監査ログ管理も可能です。IBM Asperaは専用のWebアプリケーションを提供しているため、CLIもしくは専用のクライアント・ソフトが必要なFTPやSFTPに比べてユーザー操作性が高いことも特徴です。

IBM Asperaは特許取得済みのFASP技術を利用しています。FASPはUDPをベースに独自開発され、利用可能なネットワーク帯域を最大限活用することで、距離やレイテンシーの影響を抑えながら高速転送を実現します。また、パケットロスが発生した場合でも、ネットワーク接続が再開されれば、最初からファイル転送をやり直すことなくパケットのみを再送します。これにより、従来の転送方法では数時間から数日かかるような大容量データの移動を大幅に短縮できます。

IBM Asperaは大容量ファイル転送ソリューションのため、ファイルあたりのサイズ制限はありません。GBからTB、さらにはPBクラスの大規模データ転送にも対応しています。IBM Asperaは「ファイルサイズや転送距離に依存しない高速転送」を特徴としており、容量が課題になりやすいデータを効率的に共有、配布できます。

はい。IBM Aspera はオンプレミス環境とクラウド環境の間だけでなく、複数のクラウドをまたぐデータ移動にも活用できます。AWS(S3)、Microsoft Azure(Blob Storage)、Google Cloud Storage、IBM Cloud Object Storageなどのクラウド・ストレージを簡単に連携可能なため、ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境でのデータ移動を効率化できます。なお、クラウド間の直接転送には**Aspera Transfer Service(ATS)**を活用することで、ユーザーのPC経由を挟まずにクラウド同士でFASP転送することも可能です。

はい。IBM Asperaは距離やネットワーク遅延の影響を受けにくいため、海外の拠点や取引先との大容量ファイル共有に適しています。グローバルなコンテンツ配信や共同作業の用途でも活用されています。

はい。IBM AsperaはAES-128/192/256暗号化、FIPS 140-2、3(米国政府の暗号化標準)などに準拠しています。また、認証機能としてSSHや D/PW、トークン認証機能などを備えており、企業の機密データや重要データを安全に転送できます。そのほか、サーバー側の設定(aspshell)によりファイル転送以外のOSコマンド実行を完全に遮断する操作制限機能や、完全な監査ログの記録・保持機能も備えています。詳細は以下リンクをご参照ください。

https://www.ibm.com/jp-ja/products/aspera/compliance

はい。IBM Asperaは転送状況の監視、管理、レポート作成、権限管理などの機能を提供しており、環境に応じた可視化・管理ツールを備えています。クラウド型のIBM Aspera on Cloud(AoC)では、Activityアプリをブラウザから利用することで、転送のリアルタイム監視・ノードの稼働状況確認・ファイル単位の転送レポート生成・権限変更の追跡などが行えます。オンプレミス環境では、Aspera Console を使用することで複数の転送ノードを一元管理できます。いずれの環境でも管理者が転送状況を可視化しながら運用できるため、データ転送業務の統制やガバナンス強化に役立ちます。

はい。IBM Asperaはイベントベースの転送やワークフロー自動化に対応しています。定期的なデータ連携や大量ファイルの配布を自動化することで、運用負荷の軽減や業務効率化を支援します。

IBM Asperaのダウンロード、無料評価版のご利用、購入後の開始方法などに関するご質問については、サポート・ページをご覧ください。

次のステップ

無料評価版を試して、IBM® Asperaがデータ転送のニーズにどのように対応できるかをご確認ください。

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