IBM Cloud News

新世代の IBM Cloud Virtual Servers for VPC の紹介

記事をシェアする:

パブリック・クラウド上のセキュアな専有スペースで、クラウド・ネイティブのアプリケーション開発や AI を加速する、強力なコンピューティング・リソースが必要ではありませんか。IBM Cloud Virtual Servers for VPC がこれを実現します。

 

IBM Cloud インフラストラクチャーにおける仮想サーバーのさまざまな選択肢は、この 1 年間でかなり増加しています。2019 年 6 月、IBM は IBM Cloud VPC Infrastructure のリリースを発表しました。これは、お客様が定義したプライベートでセキュアなスペースで、仮想マシン・ベースのコンピューティング、ストレージおよびネットワーク・リソースを管理するというまったく新しい体験を提供します。これまでの、ダラス、フランクフルト、東京、ロンドン、シドニーのリージョンにおける VPC の迅速なグローバル展開は、現代のワークロードに対してよりセキュアで俊敏かつ応答性の高いリソースを提供するという IBM のコミットメントを表しています。

 

IBM はこれからもこの勢いを弱めることはありません。今回は次の大きなステップである、( 2 世代) IBM Cloud Virtual Servers for VPC の提供を開始しました。このインフラストラクチャーでは、突出したネットワーク・パフォーマンスと優れたインスタンスを備えており、平均で 1 分以内にプロビジョニングすることができます。

 

最大 80 Gbps のネットワーク・パフォーマンスに加え、5 倍の高速プロビジョニングでクラウドにバースト

自社の仮想コンピューティング・リソースを素早くモダナイズする必要がある IBM Cloud のお客様は、開発者にとって使いやすい最新リリースの VPC Infrastructure を使用して極めて高速なプロビジョニングとネットワーク・スピードを実現できます。

 

IBM Cloud Virtual Servers for VPC (第 2 世代) は、最大 80 Gbps のネットワーク・パフォーマンスを提供できるようになりました。これはお客様が、はるかに多くのデータを格段に短い時間でプッシュできることを意味します。また、優れたパブリック・プラットフォームからより広い帯域幅でアプリケーションを実行できるようになります。加えて、IBM Cloud Virtual Servers for VPC の最新リリースにより、仮想サーバー・インスタンスも 5 倍のスピードでプロビジョニングできます (平均で 1 分以内)。

 

基本的なプロファイルで、高負荷コンピューティング・ソリューションをより迅速かつ容易に実行

IBM Cloud VPC Infrastructure は、信頼できるパフォーマンスを兼ね備えた、あらゆるワークロード (クラウド・ネイティブ・アプリケーション開発、お客様向け Web サイト、ハイブリッド・クラウド環境、およびクラウドへのワークロード拡張など) に適合するプロファイルを用意しています (リソースのオーバーサブスクリプションはありません)。

プロファイルには以下のオプションがあります。

  • 平衡型: パフォーマンスとスケーリングのバランスを必要とする一般的なクラウド・ワークロードに適しています。平衡型プロファイル (Network Attached Storage を使用) では、リソースのオーバーサブスクリプションがないため、パフォーマンスが向上します。
  • コンピューティングの最適化: Web トラフィックが多いワークロード、実動バッチ処理、およびフロントエンド Web サーバーなどの、vCPU 負荷の高いワークロードに最適です。
  • メモリーの最適化: メモリー内分析ワークロード、リアルタイム分析ワークロードおよび集中型データベース・アプリケーションなどの、メモリー集中型ワークロードに最適です。

 

エンタープライズ・グレードのサポートとすべての持ち込み (BYO) に対応

最新の第 2 世代の IBM Cloud Virtual Servers for VPC のリリースは、パブリック・クラウドでのプレゼンスを容易に拡張するための持ち込みサブネット/IP や、ブロック・ボリュームの暗号化のための持ち込みキーなど、第 1 世代の IBM Cloud Virtual Servers for VPC の利点を継承しています。お客様がネットワークに接続し、セキュリティーを強化するためのより簡単な方法を提供します。

また、ID 管理とアクセス管理 (IAM) および IBM Cloud プラットフォームと完全に統合されたプラットフォーム統合ユーザーや許可とともに、カスタム・イメージのインポートもサポートされるようになりました。

 

IBM Cloud Virtual Servers for VPC on POWER がもたらす 2.85 倍高速な AI スループット

世界最速かつ最もスマートなスーパーコンピューターである SummitSierraを稼働しているのと同じ IBM Power Systems ハードウェアが、この秋に IBM Cloud VPC プラットフォームで使用可能になります。

IBM Cloud Virtual Servers for VPC on POWER は、Linux ユーザーに特化した設計となっており、AI、ディープ・ラーニング、ビジュアル分析のワークロードに対して 2.85 倍高速なスループット (ベア・メタル x86 インフラストラクチャーと比較) を提供します。これは、クラウド上で AI を必要としている Linux ユーザーにとって理想的な仮想コンピューティング環境といえるでしょう。IBM Cloud Virtual Servers for VPC on POWER では、GPU アクセラレーション搭載のオプションと非搭載のオプションを提供します。

IBM Cloud VPC Infrastructure 上で POWER9 の仮想サーバーを使用できるようにすることで、IBM Cloud は、お客様のモダナイズと AI の目標の達成をサポートできる唯一のクラウドとなります。多数のお客様がすでに AI プラットフォームとして POWER9 を採用しています。この製品により、ユーザーは論理的に分離されたパブリック・クラウド環境で POWER9 の新しい AI ワークロードを試すことができます。

IBM Cloud Virtual Servers for VPC on POWER は、NVIDIA Tesla V100 GPU および NVLink 2.0 を活用した超高速 GPU を搭載し、CPU から GPU メモリーへの共有により、Caffe や Chainer などの人気のある AI フレームワークの高速で反復的なディープ・ラーニングを促進します。

IBM Cloud Virtual Servers for VPC on POWER の強みは、並外れた GPU パフォーマンスだけではありません。PCIe Gen4 は、PCIe Gen3 よりも高速なI/O 帯域幅、30% 増加したメモリー帯域幅、および一般的な x86 vCPU と比較して 2 倍のスレッド数を誇ります。

 

IBM Cloud Virtual Servers for VPC の開始

本日新たに発表された IBM Cloud Virtual Servers for VPC (第 2 世代) のプロファイルおよび機能は、現在、ダラスのマルチゾーン・リージョン (MZR) でのプロビジョニングにのみ対応しており、今後数カ月かけてグローバルに展開していきます。

IBM Cloud Virtual Servers for VPC (第 1 世代) は、現在、ダラス、フランクフルト、東京、ロンドン、およびシドニーの IBM Cloud MZR 全体で、IBM Cloud カタログ から使用できます。

IBM Cloud Virtual Servers for VPC on POWER は、年内に北米の IBM Cloud データ・センターで使用できるようになります。それまでは、ユーザーを限定してベータ版プログラムを提供する予定です。資格のある候補者はシステムへのアーリー・アクセスを取得し、必要に応じて詳細な技術支援を受けて、貴重なフィードバックを提供できます。関心があるお客様は、IBM のオンボーディング・ページ (英語)にアクセスして必要事項をご記入ください。担当者よりご連絡させていただきます。

 

原文: https://www.ibm.com/cloud/blog/announcements/next-gen-virtual-servers-vpc

More IBM Cloud News stories

Watson Anywhere : 未来とは

IBM Cloud Blog, IBM Data and AI, IBM Watson Blog...

(Part III) AIの世界にはパラドックスがあります。私たちの生涯における最大のビジネス・チャンスであり ...続きを読む


This is Watson : AIでリードするために重要な3つの領域

IBM Cloud Blog, IBM Data and AI, IBM Watson Blog...

(Part II) IBMは長年にわたってお客様とパートナーを組み、データに関するニーズや戦略について、支援し ...続きを読む