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枠の存在を意識せずに暮らせる社会に | 加藤 陽子 Cognitive Applications 営業部

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チームメンバー・インタビュー #35

加藤 陽子 Cognitive Applications 営業部

 

Cognitive Applicationsチームのメンバーが、自分自身とテクノロジーとIBMについて、そして過去と現在と未来について自由に語るインタビューシリーズ、35人目は今年チームに加わった加藤 陽子さんにお話を伺いました。

(インタビュアー 八木橋パチ)

 

— はじめまして。今日はよろしくお願いします。それでは、1〜2分で自己紹介してもらってもいいですか?

こちらこそよろしくお願いします。

自己紹介ですか…うーん、仕事のことを話した方がいいんですよね? みんな何を話してるんですか?

 

— 人それぞれですね。個人的には「自己紹介」への答え方にその人の個性や考え方も出るなあと思っていて。どちらでも全然構わないですよ。

分かりました、では。加藤陽子です。IBMは入社から6年で、去年までずっと流通事業部というところでお客様担当営業をやっていました。

出身は大阪で、ちょっとまだ関西弁ですが、東京に魂は売却済みです。

趣味は食べること。大食いなんです、私。性格は…心配症ですね。ネガティブ思考なんです。

この後、大食いの片鱗が明らかに

 

— 加藤さんはIBMにいらっしゃる前は何をされていたんですか?

最初は全く違う業界で営業をしていて、その後(前職から)IT業界に来ました。

転職理由はいろいろで…正直あまり思い出したくないものもあるんですけど、基本的には私、仕事の全容が掴めて、自分がそこで学べることや新しい経験を積むことができなそうだってことがはっきりしてくれると、少し熱が覚めるようなところがあるんですよね。…飽きっぽいってことでしょうね。

 

— 成長志向が強いってことじゃないですかね。IBMはどうですか? まだ飽きない?

飽きるどころか、やってもやっても自分の知らない側面が次から次へと出てくる業界だし会社だなって思っています。例えば、朝は基幹システムについての打ち合わせをして、昼はAIについてのディスカッション、夜は新しいソリューションの勉強会…そんな感じで刺激的ですよね。

むしろ「ついていけないー(焦)」みたいな(笑)。

 

— Cognitive Applicationsへの異動はどんな気持ちですか?

IBM入社後初めての異動で新しい仕事なんで、いろいろやりたいしおもしろそうだなとは思っています。

でも、正直不安もあります。私ははたして活躍できるのだろうか…って。心配症なもんで(笑)。

 

— 私も異動してきた頃は「みんなの期待に応えられるかな?」って不安な気持ちがありました。「みんなに認めてもらえるよう頑張らなきゃ」って。

6年前転職してきたばかりで右も左も分からなかった頃、周りに聞きまくっていたんです。その頃、「あ、私”この人使えないなぁ”って思われてる…」って感じたことがありました。もしかしたら、私がそんな風にネガティブに捉えちゃっただけなのかもしれないけど。

でも、IBMって、ちょっとそういうところないですか? 「デキるやつって思われなきゃダメだ」みたいな、そんな強迫観念的なものを感じさせるところがないですか?

 

— たしかにそういうちょっと残念なところはあるかも。実際「自分はデキるやつです」って雰囲気を醸しだそうと頑張っちゃってる若手社員、少なくない気がします。

でも本当は、「分からないから教えてください!」ってどんどん聴きまくれる方が、絶対もっと早い成長につながりますよね。

「デキる風」を装うのにエネルギーを費やしていると本来の力も発揮しづらいし、そういうのって、プライベートにも影響しちゃうと思うんですよね。…気持ちが休まらないし、本当の意味で幸せになれないんじゃないかって気がします。

この後宅配便が届いてインタビューはひと休み

 

— 加藤さんはコミュニケーションを大切にしている人なんだろうなって気がします。だからきっと、そういうのにも敏感なんだと思う。

大阪出身のせいか、私、「賢いね」とか「すごい」とか言われるよりも、「楽しいね」とか「おもしろい」って言われる方が嬉しいんです。その方が一緒に仕事をしたいって思って貰えるとも思うし。

そういう風に思って貰えるよう、きちんと会話してコミュニケーションを取って、お互いが伝えたいことを伝えあえて、伝わりあっていると感じられる関係を作りたいとは心がけています。

 

— 冒頭に「大食い発言」がありましたが…

最近はちょっと控えてますが、少し前にお客様の仲間うちの旅行にお誘いいただいたとき、旅先の回転寿司屋さんで旅行メンバーの推定110キロ以上の男性と同じくらいの量を食べてました。

他にも食べ放題の串揚げ屋さんでサクッと80本くらい食べて、そのあと〆にカレーライスを食べたりしてましたね。さらにその後、実家に帰ったら毛蟹が丸々1杯用意されていて、それも食べました。流石にお腹いっぱいでした。。。

…あれ、ひょっとしてパチさん引いてます?

 

— いや…言葉を失っちゃっただけです…串揚げ80本からのカレー&毛蟹?!

あ、でもちょっと小ぶりの串揚げだったかな? それに最近は〆のカレーライスは我慢してます。(笑)

今はこういう状況なので難しいですけど、お酒を飲みにいくのも好きなんです。自宅の近所にいい飲み屋さんがたくさんある事もあって、昔は友だちと飲んだ後、家の近所に帰ってきてからもう1〜2軒…なんてことも多かったです。ちなみに、ビール党です。

 

— コロナが収まったら行きましょう! 最近は何かハマってることってあります?

「何それなんで!?」みたいな、ちょっとおバカなTシャツを買って、友だちにプレゼントしてお揃いで着るのにここしばらくハマってますね。

最近のお気に入りは「新日本プロレスTシャツ」、それから「密です」とか「人体・動作寸法」とか「恋がしたい!」ってでっかく書いてあるやつかな。パチさんちょっと見てみません? ちょっと待ってて。

 

突然スタートしたTシャツお披露目会

 

— これまでで「この仕事は自慢です!」みたいなものってありますか?

某「AI活用バーチャルアシスタント(VA)」をお客様と一緒に盛り上げたことですね。WatsonがAIを代表する存在であることを、広く社会に知っていただくための一端を担えたのかなって思っています。

Watsonが機能をどんどん増やしていく中で、そのVAにも次つぎと機能を追加していきました。自然言語の解析・処理技術から始まって、照会応答システムや性格分析、画像認識とどんどん新機能を取り入れていくことで、サービスを使用するユーザーの方たちにも喜んでいただける存在に育てていくことができたと思っています。ステージママとして。

 

— ステージママ?

そうです。そのVAのマネージャーというか、お母さん的な存在として。

実はお母さん的存在は私だけじゃなくて、お客様や開発パートナーなど、関係者でグループを作っていて、そのグループの名前が「父母会」だったんです。

「父母会」で打ち合わせしたり飲み会したりしながら、ワイワイガヤガヤとみんなで企画して成長させていきました。

「次にあの子に必要なのはこういう機能じゃない?」「最近なんか思ったようにアシストしてくれないわね、反抗期かしら?」なんて(笑)。

 

— それおもしろい! グループのみんながお父さんお母さんなんですね。

「ナイスネーミング!」って思いましたね。…って、懇親会の直前に思いついただけなんですけど実は(笑)。

でも、デザインや追加機能の決定も、ワークショップを中心にしてみんなの意見をたくさん引き出し合いながら決めていったし、開発も「実用最小限」の機能を作ってフィードバックやアイデアから進化させていく、アジャイルな進め方をしていました。

 

— アジャイルのお手本というか、今でいう「IBM Garage」の代表みたいな成功例ですね。

そうですね。でも私が現場で大事にしていたのは「堅苦しくなりすぎないこと」でした。みんなが気兼ねなく意見を言えて、楽しんで活動に参加できることが重要だと思ってましたね。

そのせいもあるのかな? プロジェクトメンバーは入れ替わりつつも、父母会は今もOBOGを交えながらしっかりと続いているんです。

私も「元ステージママ」として…いや、今は「親戚のおばちゃん(笑)」って感じの立ち位置でかな? オンライン飲み会には参加してます。

 

— コロナ禍でつながりが希薄になりがちな中、そうやって関係性が続いていくのってステキですね。ところで加藤さんは地元が大阪ってことでしたが、しばらく帰れていないんじゃないですか?

ここ1年はまったく…。ただ叔母は千葉の房総に住んでいるので、昨年の緊急事態宣言中は叔母の家でしばらく過ごしていました。

叔母の家は東京駅からバスで1時間、そこから少しで着くところなんです。なんだか出社や移動もままならないこの生活がまだ続くなら、いっそのことそっちに移り住んでもいいかも?なんてことも考えちゃいますね。

 

— ですよね。私も引っ越そうかなって考えてます。そして引越し先の本命は、同じく温暖な気候が魅力の房総です!

房総いいですよね! 神奈川の葉山とか鎌倉とかよりずっと時間的に都心に近いし。

ただ、地方はやっぱりまだまだ車社会で、私は車を持っていないんで近辺の移動が少し心配かな。お酒も飲みたいので早く完全自動運転車が利用できる社会になって欲しいですねー。

 

どこでもドア待ってますっ!

 

— 最後の質問です。加藤さんにとって一番身近な現代社会の問題ってなんですか?

一番身近…やっぱり「女性の働きやすさ」かな。…最初に「前職のことはあまり思い出したくない」って言いましたけど、「男女平等? 何それ?」みたいな職場もあったんですよね。

私は、一生バリバリ働きたい、キャリア志向まっしぐら、ってわけでは全然ないものの、IBMで一番イイなって思うのは正直この「女性の働きやすさ」なんです。すごく働きやすいって感じています。

 

— 「男女平等何それ?」ってすごい職場ですよね…。

でしょ? ただそれにも2種類あって、一つは「お茶出し的な雑務はすべて女の仕事」っていうタイプの職場と、「女の子はバリバリ働きたくないでしょ。難しい仕事は僕らがやるから」っていうタイプとあるんですよね。それが当たり前と思っている女性もいるわけで…いろいろな価値観があるので難しいですね。

 

— 「属性による分析」が「個人の志向や特性」よりも重視されてる感ありますよね。

私は、やっぱり先入観なく活躍を期待されたいし、自分自身に対しても期待してたいです。

…「〜〜はこうあるべき」っていう「枠」、要らなくないですか?

やっていく中で変化もしていくこともたくさんあるだろうし、色々な生き方や考え方の「違い」を認め合いながら、そんな枠の存在を意識せずに暮らせる社会になって欲しいんです。

 

 

インタビュアーから一言

2035年には何が増えていて欲しいですか? と言う質問に「アートって人に奇抜な発想を与えてくれるし、奇抜さからうまれた発想が、何か社会を進化させていく役割を持っていると思うからアート。」と答えた加藤さん。たしかに、自分の周りを見渡してもアートが足りていない気がします。

そしてその言葉を意識して「人体・動作寸法」Tシャツを改めて見てみたら、結構アートな香りがしている気が…。なんだか欲しくなってきちゃいました!!

(取材日 2021年1月28日)

 

こんな文言ですが、既婚・彼もち関係なく仲良しメンバーでお揃い出そうです

 

 

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