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エンジニアに、不透明な時代を切り拓く統合ソリューションを

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突然の大変化に、私たちは暮らし方や働き方を大きく変更しなければならなくなりました。

業界や市場全体では、これからも継続的に混乱は続くであろうと予想されます。そんな中、私たちは誰もが、「ニューノーマル」と呼ばれるものをどのように変化させていくかについて考え、行動し続ける必要があります。

なぜなら、こうした大変化は過去にも起きたことであり、未来にもまた起きるであろうことだからです。立ち止まるのではなく、立ち向かわなければなりません。

 

思い出していただきたいのは、こうした時代にこそ、事業運営や事業活動が次へと大きく進化するということ。そしてブレークスルーを提供するのが、往々にしてエンジニアリングチームであるということです。

企業の命運を握っているのはエンジニアリングチームであると言っても良いかもしれません。技術者や開発者たちが創造性と生産性の限界を十分に広げられるよう、企業は、彼らにより一層の大きな支援を送るべきでしょう。

エンジニアが不透明な時代を切り拓けるよう、一貫した視点で製品開発ライフサイクル全体に取り組むことのできる、製品設計・開発ツールが必要なのです。

 

■ 他業務は停止させても、エンジニアリングチームは止めてはならない

先日開催したIBM Engineering European Academyの期間中、私たちはお客様やビジネスパートナーの皆様から何度となく「一部の業務は停止せざるを得なくなったが、エンジニアリングチームは引き続き作業を続けている」と繰り返し耳にしました。

つまりエンジニアリングチームこそが、これまでと同様に今回も、そしてこれからもビジネスの回復をリードしているということです。彼らの機会への対応力 — スピードと柔軟性と効率性 — こそが、成功の鍵を握っているのです。

 

春以降続いていた停止状態が終わり市場が回復するのに併せ、システムとソフトウェア開発チームは従来、あるいはこれまで以上の過酷な競争 — 品質を向上させ、市場投入までの時間を短縮し、同時に生産性を向上させる — に取り組まなければならなくなりました。

IBMは、そうした期間を含めた過去数カ月にわたり、ソフトウェア開発とシステム全体のエンジニアリング・ライフサイクル管理(ELM)ソリューションの最新化に取り組んできました。その最新バージョンがIBM ELM V7.0.2です。

 

IBM ELM V7.0.2は、現在まで綿々と続けられてきた、要件、テスト、ワークフロー管理、システム設計などエンジニアリング・ライフサイクル管理全体を改善するソリューションの最新完成モデルです。

今回のバージョンアップでは、特に使いやすさ、生産性の向上、および業界固有のモデルや業界標準との統合に大きな改善を果たしました。

 

■ ELM最新ポートフォリオ

ELMの最新ポートフォリオには、以下に代表される数多くの改善や向上が含まれています。

  •  アジャイル機能の改善
  •  モデルベースシステムエンジニアリング(MBSE)機能のより使いやすい形への進化
  •  業界標準機能の拡張(AUTOSAR(Automotive Open System Architecture)機能強化、SAFe(Scaled Agile Framework)の組み込み、GITの統合、ASPICE機能の拡張)
  •  検証と照合に関係する機能の拡大
  •  データ視覚化の改善
  •  全体的なパフォーマンス向上

 

統合されたエンドツーエンドの製品開発ライフサイクルソリューションの導入により、エンジニアリングチームは「非効率的なデータの捜索や情報の移動や統合」「手作業での要求・テスト・ワークフローの管理、最新版への更新」など、本質的な価値向上に付与しない作業から解放されます。

そして本来の役割である製品開発に集中することができるのです。

 

 

■ 開発チームをよりスマートに。より高い費用効果を製品開発に

新型コロナウイルスの影響により社会が今後どう変化していくのか、まだ不透明ではありますが、はっきりしていることもあります。

それは企業が新しい市場、製品、戦略に軸足を移していけばいくほど、技術者や開発者チームの役割がより一層重要になっていくということです。

 

より迅速にビジネス成果を手にすることが求められる時代の、強力なパートナーとして。

ますます複雑化する製品開発をシンプルにするソリューションをお届けするために。

 

私たちIBMは、システムおよびソフトウェア開発チームがよりスマートで、より安全で、より費用効果の高い方法で製品開発を進められるよう、そしてそのために必要なツールを提供し続けられるよう、お客様、業界団体、市場の声に耳を傾け、これからも継続的に製品の改善を続けていきます。

 

 

問い合わせ情報

お問い合わせやご相談は、Cognitive Applications事業 にご連絡ください。

 

IBM Engineering Lifecycle Management

 

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当記事は、米国時間2020年7月に掲載された記事「The Engineers Never Stopped Working」を抄訳したものです。

 

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