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RPA as a Service(Hosted RPA)のご紹介

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RDAからRPAへ、そしてインテリジェント・オートメーションへ

日本国内では働き方改革などを目的とし、RPA/RDAを活用した自動化の取り組みが進んでいます。

デスクトップ型と呼ばれるRDAでは、担当者個々人が目の前の作業を効率化・省力化する程度の自動化となるため、比較的短期間で効果を実感できるようになりますが、効果が限定的であり、ロボの数が増えると運用の手間が増え、セキュリティ懸念等も増大します。

組織的な取り組みとして、より大きな効果を得るため、サーバー管理型のRPAへの切り替えが推奨されます。サーバー管理型のRPAを活用することで、並列処理が容易になって自動化の適用範囲が広がり、セキュリティ面の懸念が低減され、ロボットを安定稼働させるための取り組みが可能となります。その際、ITインフラ管理に関する問題やライセンス数による制限などが顕在化します。


 

IBM AutomationのRPA as a Serviceの提供パターン

RPA環境として、IBM Cloudを活用した様々な形態をご提供します。「RPAオン・デマンド 」をご採用いただくことで、ピークに合わせたインフラ、ライセンスの最適化が可能です。セキュアで高品質なIBM Cloudの優位性を生かし、可用性と拡張性を兼ね備えたRPAプラットフォームを迅速にご提供し、お客様を煩雑なインフラ運用やライセンス管理から解放します。

なお、オンプレミス環境での構築やクラウド上のお客様占有環境の構築もご支援可能です。

  • クラウド仮想インフラ・ホスティング

クラウド仮想インフラのホスティング・サービスは、お客様専用の仮想サーバーをVM単位でご準備します。VLANもお客様専用です。ご提供するHWリソースの量やVMの数に応じた月額固定料金です。RPAライセンスは別途、ご準備いただく必要があります※1。Blue PrismとUiPath、AutomationAnywhereがホスティング・サービスの対象です。
Blue Prismは1VM当たり月額6万円程度、UiPathはロボ実行環境およびロボ開発環境が月額3.5万円程度、Orchestratorサーバー環境が月額11万円程度、Automation Anywhereはロボ実行環境およびロボ開発環境が月額10万円程度、Control Roomが月額41.5万円程度からです。お客様が必要とされるHWリソースの量(CPUコア数やメモリなど)に応じて金額は変動します。

※1:IBMからRPAライセンスを販売することも可能です。

  • RPAオン・デマンド

RPAオン・デマンドは、お客様が必要とするキャパシティをオン・デマンドでご提供します。1時間単位での実行時間数に応じた課金であり、急激な業務量の変動にも柔軟に対応が可能です。弊社所有のRPAライセンスを利用するため、お客様がご準備頂く必要はありません。ご契約するサービス・レベルに応じて費用が異なりますが、月額基本料は6.5万円程度からです。2020年10月時点ではBlue Prismのみが対象です。

クラウド・ホスティングのサービスあるいはお客様オンプレミスのRPA環境を普段の業務量を処理する環境としてご活用いただきつつ、RPAオン・デマンドのサービスを組み合わせて頂くことで、HWリソースやSWライセンス料、運用工数の最適化を図り、キャパシティに大きな柔軟性を持たせることが可能になります。

RPA as a Serviceのご提供可能データセンター

このサービスは、成長し続けるIBMクラウドのリージョンを利用可能です。現在ご提供可能なリージョンは下記の通りです。

  • US-West (Tukwila, WA, USA)
  • US-East (Sterling, VA, USA)
  • US-Central (Dallas, TX, USA)
  • EMEA (London, UK)
  • CAN-Toronto (Toronto, CAN)
  • AUS-Sydney (Sydney, AUS)
  • APAC (Singapore, SGP)

顧客需要に応じて、リージョンを追加していきます。

 

ご採用事例1

RPA as a Serviceは、日本国内の複数のお客様でも既にご採用頂いている実績のあるソリューションです。 RPA as a Serviceをご採用頂いた国内総合不動産ディベロッパー様の事例をご紹介します。

  • チャレンジ(課題)
    お客様は自社にてRPAを取り組んでいたが、基幹システムであるOBIC7の操作を自動化できず、業務改善効果が薄いスポット的な自動化のみであったため、効果を最大化することができずにいました。
  • ソリューション(解決策)
    IBM は実機検証によって実現可能性を証明した上で、短期間で効果を刈り取りつつ、横展開を図る段階的な適用範囲拡大アプローチを提案しました。

    • サービス内容:業務可視化とプロセス設計、テクニカルな意思決定するためのアドバイザリー業務、IBMクラウドを活用したRPA環境の提供、SWロボットの設計、開発、デプロイメントなど
    • 活用した技術:BlueworksLive、IBM Cloud(IaaS/PaaS)、Blue Prism、TradeShiftなど

    初期のリリースとして2つのSWロボットを開発し、その後も1年以上継続してさらに多くのボットを開発・運用中です。

  • 結果
    • 労働力として3名相当分を捻出(初期リリース分のSWロボットなどを活用)
    • 短期間でのRPA環境構築を実証(IBM クラウドを活用)
    • 業務可視化による業務プロセスの改善(働き方改革としての動機付け)

 

ご採用事例2

RPA as a Serviceをご採用頂いたGlobalなホスピタリティ企業の事例をご紹介します。

  • チャレンジ(課題)
    経年と保守容易性の問題により、ビジネス・クリティカルな6つのアプリケーションのビジネスへの影響とITリソースへの作業負荷が増加していました。
  • ソリューション(解決策)
    IBM は段階的なアプローチを提案(RPA の導入とカスタム・レポーティング・ソリューションから開始)しました。

    • サービス内容:ソリューション定義、テクニカルな意思決定するためのアドバイザリー業務、IBMクラウドを介したオートマタの設計、開発、デプロイメントなど
    • 活用した技術:Blue Prism、Angular、node.jsなど
    • 初期のリリースとして1つのボットが運用されており、さらに多くのボットが開発中です。
      IBMは、RPA as a Serviceの環境に加えて、インドのバンガロールにあるAOCCを使用して、開発したロボットの運用支援を継続的に提供しています。

  • 結果
    • 労働力として1名相当分を捻出(1時間ごとに6つのプロセスを実行する1つのロボットをリリース)
    • 短期間での環境構築とロボット開発を実施し、早期に価値を実現(継続的な取り組み可能にしつつ、急激なキャパシティの変化へも柔軟に対応可能)
    • サービスの遅延を特定し、より迅速に是正措置を講じることが可能に(パフォーマンス・レポート抽出の一貫性と精度を向上)

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