[No.74] グローバル経営を加速するテクノロジー

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no74震災で日本が大きく揺れた昨年に続き、未踏の領域に突入した2012 年も折り返し点を過ぎました。今、グローバルで、そして日本で、これまでの議論の枠組みを超えた新しい潮流が続々と生まれています。国とは何か、共同体と は何か、政治、社会構造、ビジネスの在り方などが、予測を上回るスピードで新しい転換点を迎えています。この大きな命題、すなわち「Big Agenda(ビッグ・アジェンダ)」を実現し解決するための鍵が、「ゲームを変える」「新たなConnection ― つながる」、そして「確固たるコア(核)、信念を持ち続ける」ということだといえるでしょう。これらの「3 つのキーワード」は、従来にないスピードで大きな新しい価値とストーリーを生み出し始めています。それらを育む風土、カルチャーはどのような経営から生ま れるのでしょうか。底流には、既成概念と制度に対する大いなるチャレンジ、また、本質的なイノベーションへの強い回帰が読み取れます。テクノロジーの位置 付けはそうした経営の中心軸となり、新しい技術の適用・応用範囲は刻々と拡大・加速し続けています。
本号の特集「グローバル経営を加速する テクノロジー」は、この新しいステージに突入したわたしたちが、何を問い直し、これからどこに向かうべきかの視 点をベースに、2010 年の冬にお届けした64 号「Smarter Planet ― 新しい価値の創造」、2011 年冬の68 号「グローバル・リーダーシップ ― 日本の競争力の再構築」の続編として、すなわち「3 部作」の総集編として、多くの方々のご支援、ご協力により、本号すべてのコンテンツを一貫したポリシーで企画・編集することができました。ご協力いただい たすべての方々にあらためて深く御礼申し上げます。
「社会とともに、未来をともに」― おかげさまで、わたしたち日本アイ・ビー・エム株式会社は、本年、産声を上げてから75 周年、IBM Corporation として創立101 年目を迎えることができました。この歴史の大きな転換点に当たり、わたしたちはその経営体制の一新を図りました。社会とお客様に新しい価値をお届けし、一 層貢献するために、現在、全力で走り出しております。本号は、その新たな起点として、グローバル経営を加速しておられるお客様へのインタビューをはじめ、 皆さまのご関心の高いテーマを取りそろえ、どこからでも自由に読み進めていただけるように工夫を凝らしました。感謝を込めて、読者の皆さまのご成功をお祈 りするとともに、すべての特集、解説、記事、論文に目を通していただいたとき、ご自身による新しいイノベーションの方向性を必ずや発見していただくことが できるものと確信し、ここにお届けいたします。

2012年8月 PROVISION 74号 コンテンツ・リーダー 関口 秀雄

特集の視点

巻頭言

特別インタビュー

お客様インタビュー

マネジメント最前線

解説

コラム

IBM東京基礎研究所「日々是革新」

IBM技術解説

IBMプロフェッショナル論文

情報技術の匠

コンピテンシーの道程

編集後記

 

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