働きかた

企業と個人 – 雇用だとか働き方だとか

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ここしばらく考え続けているものの、どうにも頭の中で先に展開しないままの問題があって、なんというか、そろそろ1度アウトプットした方が上手くいく感があるのでブログに書きます。

別に、誰かに「解いてくれ」と頼まれている訳でも、誰かから期待されている訳でもないんです。言っちゃえばそもそも私が解かなきゃいけない問題ですらないです。

それは分かっているのですが、今は「気になって放っておけない」モードに入ってしまっていまして…。

「解けないイシューを解こうとするのは愚の骨頂」なんて声も何処からか聞こえて、それに大きく首を縦に振る自分の姿も見えているんですが……んー、いやはや。

と、そろそろ書いてる本人がこの言い訳伏線的なものにウンザリしてきたので、そろそろ本題に入ります。

「喉魚骨なんだな」とでも思っていただければ。なんかもうめんどくさくてすいません。

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■受託したプロジェクトはなぜ残業でいっぱいいっぱいになるのか

「他のメンバーがどんだけ追い込まれようとも、自分だけは楽したい、いい思いをしたい」なんてプロジェクト・マネージャー(PM)は、もはや極めて少数派。

みんながハッピーになれる道が見えていれば、みんなそちらを選ぶもの(そんなことないというかもしれないが、今回はそこは本題とずれるのでスルーします)。

ではなぜ、「受託したプロジェクトは残業でいっぱいいっぱい」になるのか。

与えられた予算では、PMはカツカツのスケジュールを立てざる得ないからだ。

ではなぜ、そんな受注になるのか。

その仕事を受注するには、ライバルたちよりも安く見積もりを出さなければ勝てないからだ。

事情にいくつかのパターンはあるだろうが、大きく括れば「コスト」を武器に勝負せざるを得ないからだ。

ここで当然、「価格競争をしていてはジリ貧だ。自分たちにしか提供できない価値を見つける/届けなければ」という正論が出てくる。

「戦い方」や「戦う場所」を変えるための方法が見つかればそれでOKだ。でもほとんどの場合、プロジェクトの規模が巨大で、関係者の数も増え、コトの複雑性も増せば増すほど、これまでのやり方だったり前例主義的なものが幅を利かせてくるのだ。

そして結局、いつものようにプロジェクトの内側からは、辛そうな声や悲痛な叫びや諦めの顔が浮かび上がってくる…。

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■個の正論と国家と企業

上に書いたのは、私自身の体験ではありません。一般的なSIerの世界の話として社内外のあちこちで耳にする話です。

実際にそういった業界に身を置き、プロジェクトのど真ん中にいるさまざまな企業の知人友人から聞く話です。でもどうやら、ほとんどの大手SIerやITベンダーと呼ばれるところが似たり寄ったりと言っても良さそうです。

そしてみんな、そんなしんどいプロジェクトの体制を何とかしたいと言っています。

でも、ここから、話が2つのタイプに別れていくことが多いです。

1つ目は、こんなプロジェクトに飲み込まれたままでいるのではなく、「個」としての脱却を図るべきという話。

2つ目は、こんなプロジェクトを進めざる得ない構造になっている会社を、どうにかして変えていきたいという話。

1つ目は、最近ちょっと話題になっていたウェブ記事『長時間労働や残業が社員や企業にもたらす弊害とは』や、『脱社畜の働き方』などをはじめとしたウェブや書籍で、個人の視点からの問題提起やさまざまな考え方が提案されています。その多くはとても有用なものだと私は思っています。

一方で、2つ目の会社を変えるに対しては、十分な議論や検討がなされていないんじゃないでしょうか。

例えば、先ほどの記事『長時間労働や残業が社員や企業にもたらす弊害とは』の冒頭に書かれている労働基準法を率先して1社だけで遵守していくと、その1社が真っ先に立ち行かなくなるんじゃないでしょうか。

ならば、と言うことで「法の執行」という強い監視力を国に求めても、今や自国のルールに縛られているうちに別の国の「安い労働力」を元手に勝負を仕掛けてくる企業が出てくるでしょう。

もちろん、「海外企業の無理な進入を防ごう」という動きはあるでしょうが、今後、果たして国家と企業の力関係はどうなっていくのでしょう…?

一つの国の環境や理論を基に、自国内だけに閉じたルール設定をするのが非常に難しく、もはやほぼ成立しないというのは明らかじゃないでしょうか。

良くも悪くも、企業(あるいはその経済活動)は、今後より一層、国境をまたいだり消し去ったりしながら世界を回していくのではないでしょうか。

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■まとめらないまとめとおまけ

  • 「問題意識」というか「もやもや意識」を端的に出してみます。
  • 個人として、自分と会社との関係性を見直すことはとても重要なこと
  • 大手SIerやITベンダーは、会社として自分たちの構造を考えることも重要
  • でも、そこで法律や国に頼ってはうまくいかないんじゃなかろうか
  • 個人が、社内にいる主体性を持った個として、自分たちがどうしたいのかを真剣に議論していくべきじゃないだろうか
  • その議論を妨害する要素があるのなら、それを取り除くのが今、企業側がすべきことなのではないか

うまく伝えられているか、自信が持てません。きっとうまく伝えられていないのでしょう。
ともあれ一度、アウトプットしてみました。

今、この文章を読み直す前に一息入れていたら、とても気になるインタビュー記事を見つけました。

天才やカリスマでなくても、組織は変えられる ヤフー宮坂学社長が考える、これからの働き方

“プラットフォームという言い方をよくしますけど、会社そのものは個人個人のプラットフォームじゃないですか。やっぱり人は石垣でも何でもないので、生身の感情を持っている人たちなので、その人それぞれが自分のライフステージに合った働き方ができるようにすべきだと思うんですよね。

「パチ、お前分かっていないな。こういうことなんだよ」とか「もうすでにこういう動きになっていますよ」とか、そんな情報や意見があったら、ぜひ教えてください。

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個ではなく、企業側が働き方をどう変えようとしているのか。

私には重たすぎるテーマではありますが、一人でも二人でも、考えて発信していく人間が多い方がきっと良い気がします。

Happy Collaboration!

コラボレーション・エナジャイザー

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