システム管理インターフェース・ツール (SMIT)

システム管理インターフェース・ツール (SMIT) は、対話式で拡張可能な 画面指向のコマンド・インターフェースです。

このツールは、ユーザーに対してコマンド文字列を作成するのに必要な情報を求める プロンプトを出し、使用可能なところで、適切な事前定義選択事項または 実行時デフォルトを表示します。 これにより、複合コマンド構文、有効なパラメーター値、システム・コマンドのスペルチェック、 あるいはカスタム・シェル・パス名の詳細を含む、多くの余分な作業またはエラーの原因となる ものがなくなります。

また、SMIT のデフォルト・システム・データベースを変更するのではなく、 代替データベースを作成して使用することもできます。

以下のセクションで、SMIT について詳細に説明します。

事前定義画面オブジェクトの新しいインスタンスを SMIT のデータベースに追加することによって、いつでも 1 つまたは複数のコマンドまたはインライン ksh シェル・スクリプトから成る新規タスクを SMIT に追加することができます。 これらの画面オブジェクト (スタンザ・ファイルによって記述) は、 オブジェクト・データ・マネージャー (ODM) が SMIT のデータベースを 更新するために使用します。 このデータベースが SMIT の実行時の振る舞いを制御します。