acc_curs_blk 受け入れられたブロック・カーソル要求 : モニター・エレメント
入出力ブロック要求が受け入れられた回数。
- エレメント ID
- acc_curs_blk
- エレメント・タイプ
- Counter
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
接続 | event_conn | 常に収集される |
- 使用法
- このエレメントと rej_curs_blk を組み合わせて使用すると、
受け入れられたブロッキング要求、リジェクトされたブロッキング要求、
またはその両方のパーセンテージを計算できます。
この情報を使用して構成パラメーターを調整する方法については、 『rej_curs_blk』を参照してください。
act_aborted_total - 異常終了したアクティビティーの合計 : モニター・エレメント
エラーで終了した、任意のネスト・レベルのコーディネーター・アクティビティーの合計数。 サービス・クラスでは、アクティビティーが異常終了前に REMAP ACTIVITY アクションで別のサービス・サブクラスに再マップされた場合、 そのアクティビティーのカウントは、異常終了時のサブクラスでの合計にのみ含められます。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE-ルーチンの集約された実行メトリックの取得表関数 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE_DETAILS-ルーチン表関数の集約された実行メトリックの詳細の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表関数-サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数-ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
使用法
このエレメントを使用して、システム上のアクティビティーが正常に完了しているかを知ることができます。 アクティビティーは、 取り消し、エラー、または反応的しきい値のために異常終了することがあります。
act_completed_total - 完了したアクティビティーの合計 : モニター・エレメント
正常に完了した、任意のネスト・レベルのコーディネーター・アクティビティーの合計数。 サービス・クラスでは、アクティビティーが完了前に REMAP ACTIVITY アクションで別のサブクラスに再マップされた場合、 そのアクティビティーのカウントは、完了時のサブクラスでの合計にのみ含められます。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | - |
使用法
このエレメントを使用して、システム内のアクティビティーのスループットを判別します。
act_cpu_time_top - アクティビティーの CPU 時間の最上位 : モニター・エレメント
サービス・クラス、ワークロード、または作業クラスでの、すべてのネスト・レベルにおけるアクティビティーで使用されるプロセッサー時間の最高水準点。 この値はマイクロ秒単位で報告されます。
アクティビティーが実行されるサービス・クラスまたはワークロードの COLLECT AGGREGATE ACTIVITY DATA が NONE に設定されている場合、このモニター・エレメントは -1 を返します。 要求メトリックが使用可能になっている場合にのみ、アクティビティーはこの最高水準点に寄与します。 アクティビティー・メトリックの収集が使用可能になっていない場合には、値 0 が返されます。
サービス・クラスでは、REMAP ACTIVITY アクションを使用してサービス・サブクラス間でアクティビティーを再マップすると、新規の最高水準点に達した場合、アクティビティーが完了するサービス・サブクラスの act_cpu_time_top 最高水準点のみが更新されます。 アクティビティーがマップされるものの完了していない他のサービス・サブクラスの act_cpu_time_top 最高水準点は、影響を受けません。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wcstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、収集された時間間隔にサービス・クラス、ワークロード、または作業クラス用のメンバーでアクティビティーによって使用された最大プロセッサー時間を判別することができます。
act_exec_time アクティビティー実行時間 : モニター・エレメント
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
使用法
Cursor idle time = (time_completed - time_started) - act_exec_time
act_rejected_total - リジェクトされたアクティビティーの合計 : モニター・エレメント
実行が許可されず、リジェクトされた任意のネスト・レベルのコーディネーター・アクティビティーの合計数。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE-ルーチンの集約された実行メトリックの取得表関数 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE_DETAILS-ルーチン表関数の集約された実行メトリックの詳細の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表関数-サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数-ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | - |
使用法
このエレメントを使用すると、 実行を阻止する予測しきい値および作業アクションが有効であるかどうか、および、それらの制限が大きすぎないかどうかを判別する助けになります。
act_remapped_in - 再マッピングするアクティビティー : モニター・エレメント
最後のリセット以降に、このサービス・サブクラスに再マッピングするアクティビティーの数。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_STATS 表関数 - サービス・サブクラスの統計を戻する | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats | - |
使用法
このカウントを使用して、サービス・サブクラスへのアクティビティーの再マップが期待どおりに行われているかを判別します。
act_remapped_out - 再マッピングの際に除外されるアクティビティー : モニター・エレメント
最後のリセット以降、再マッピングの際にこのサービス・サブクラスから除外されるアクティビティーの数。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_STATS 表関数 - サービス・サブクラスの統計を戻する | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats | - |
使用法
このカウントを使用して、サービス・サブクラスからのアクティビティーの再マップが期待どおりに行われているかを判別します。
act_rows_read_top - アクティビティーの読み取り行数の最上位 : モニター・エレメント
サービス・クラス、ワークロード、または作業クラスでの、すべてのネスト・レベルにおけるアクティビティーによって読み取られる行数の最高水準点。
アクティビティーが実行されるサービス・クラスまたはワークロードの COLLECT AGGREGATE ACTIVITY DATA が NONE に設定されている場合、このモニター・エレメントは -1 を返します。 要求メトリックが使用可能になっている場合にのみ、アクティビティーはこの最高水準点に寄与します。 アクティビティー・メトリックの収集が使用可能になっていない場合には、値 0 が返されます。
サービス・クラスでは、REMAP ACTIVITY アクションを使用してサービス・サブクラス間でアクティビティーを再マップすると、新規の最高水準点に達した場合、アクティビティーが完了するサービス・サブクラスの act_rows_read_top 最高水準点のみが更新されます。 アクティビティーがマップされるものの完了していないサービス・サブクラスの act_rows_read_top 最高水準点は、影響を受けません。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wcstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、収集された時間間隔にサービス・クラス、ワークロード、または作業クラス用のメンバーでアクティビティーによって読み取られる最大行数を判別することができます。
act_rqsts_total - アクティビティー要求の合計数 : モニター・エレメント
アクティビティーの一部として完了される個別のコーディネーター要求およびサブエージェント要求の数。 例えば、カーソル・アクティビティーにおけるフェッチなどです。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE-ルーチンの集約された実行メトリックの取得表関数 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE_DETAILS-ルーチン表関数の集約された実行メトリックの詳細の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表関数-サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数-ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 (Statistics) | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
統計 (Statistics) | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 |
system_metrics 文書に報告されます。 |
REQUEST METRICS BASE |
act_throughput - アクティビティー・スループット : モニター・エレメント
任意のネスト・レベルでコーディネーター・アクティビティーが完了するレート。 1 秒単位のコーディネーター・アクティビティー数で測定されます。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_SAMPLE_SERVICE_CLASS_METRICS - サービス・クラス・メトリックのサンプルの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_SAMPLE_WORKLOAD_METRICS-ワークロード・メトリックのサンプルの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_STATS 表関数 - サービス・サブクラスの統計を戻す | 常に収集される |
MON_GET_WORKLOAD_STATS 表関数 - ワークロード統計を戻す | 常に収集される |
WLM_GET_SERVICE_SUBCLASS_STATS 表関数 - サービス・サブクラスの統計を戻す | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_STATS 表関数 - ワークロード統計を戻す | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | 常に収集される |
統計 | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | 常に収集される |
使用法
このモニター・エレメントが WLM_GET_SERVICE_SUBCLASS_STATS 関数または WLM_GET_WORKLOAD_STATS 関数によって戻される場合、統計を最後にリセットして以降のアクティビティー・スループットを表します。
このモニター・エレメントが MON_SAMPLE_SERVICE_CLASS_METRICS 関数または MON_SAMPLE_WORKLOAD_METRICS 関数によって戻される場合、関数が実行されて以降のアクティビティー・スループットを表します。
act_total アクティビティーの合計 : モニター・エレメント
最後にリセットしてから指定した作業クラスに対応する作業アクションが適用された、任意のネスト・レベルのアクティビティーの合計数。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_WORK_ACTION_SET_STATS 表関数 - 作業アクション・セット統計を戻す | 常に収集される |
WLM_GET_WORK_ACTION_SET_STATS 表関数 - 作業アクション・セット統計を戻す | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_wcstats | 常に収集される |
使用法
作業クラスに関連付けられた 1 つ以上の作業アクションがアクティビティーに適用されるたびに、この作業クラスのカウンターが更新されます。 act_total モニター・エレメントを使用すると、このカウンターが公開されます。 このカウンターを使用して、作業アクション・セットの有効性 (例えば、アクションが適用されているアクティビティーの数) を判断できます。 また、システム上のアクティビティーのさまざまなタイプを理解するためにも使用できます。
activate_timestamp タイム・スタンプの活動化 : モニター・エレメント
イベント・モニターがアクティブにされた時刻。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | - |
アクティビティー | event_activitystmt | - |
アクティビティー | event_activityvals | - |
しきい値違反 | event_thresholdviolations | - |
使用法
このエレメントを使用すると、上記のイベント・タイプで戻された情報を関連付けることができます。
active_col_vector_consumers - アクティブなカラムナ・ベクトル・メモリー・コンシューマー : モニター・エレメント
アクティブなカラムナ・ベクトル・メモリー・コンシューマーの数。
active_col_vector_consumers_top - アクティブなカラムナ・ベクトル・メモリー・コンシューマー最高水準点 : モニター・エレメント
いずれかの時点でアクティブであったカラムナ・ベクトル・メモリー・コンシューマーの数の最高水準点。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache | 常に収集される |
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
作業単位 | uow | 常に収集される |
active_hash_grpbys - アクティブな HASH GROUP BY 操作 : モニター・エレメント
現在実行中でソート・ヒープ・メモリーを消費している、ハッシュをグループ化方式に使用する GROUP BY 操作の総数。
active_hash_grpbys_top - アクティブな HASH GROUP BY 操作最高水準点 : モニター・エレメント
いずれかの時点でアクティブであった HASH GROUP BY 操作の数の最高水準点。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache | 常に収集される |
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
作業単位 | uow | 常に収集される |
active_hash_joins - アクティブ・ハッシュ結合 : モニター・エレメント
現在実行中でメモリーを消費しているハッシュ結合の合計数
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | - |
active_hash_joins_top - アクティブなハッシュ結合操作最高水準点 : モニター・エレメント
いずれかの時点でアクティブであったハッシュ結合操作の数の最高水準点。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache | 常に収集される |
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
作業単位 | uow | 常に収集される |
active_olap_funcs アクティブ OLAP 関数 : モニター・エレメント
現在実行中でソート・ヒープ・メモリーを消費している OLAP 関数の合計数
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | - |
active_olap_funcs_top - アクティブな OLAP 関数操作最高水準点 : モニター・エレメント
いずれかの時点でアクティブであった OLAP 関数操作の数の最高水準点。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache | 常に収集される |
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
作業単位 | uow | 常に収集される |
active_peas - アクティブな partial early aggregation 操作 : モニター・エレメント
アクティブな partial early aggregation 操作の数。
active_peas_top - アクティブな partial early aggregation 操作最高水準点 : モニター・エレメント
いずれかの時点でアクティブであった partial early aggregation 操作の数の最高水準点。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache | 常に収集される |
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
作業単位 | uow | 常に収集される |
active_peds - アクティブな partial early distinct 操作 : モニター・エレメント
アクティブな partial early distinct 操作の数。
active_peds_top - アクティブな partial early distinct 操作最高水準点 : モニター・エレメント
いずれかの時点でアクティブであった partial early distinct 操作の数の最高水準点。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - アクティビティーに関する情報を XML 文書として戻す | 常に収集される |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックを XML 文書として取得する | 常に収集される |
MON_GET_PKG_CACHE_STMT 表関数 - パッケージ・キャッシュ・ステートメント・メトリックを取得する | 常に収集される |
MON_GET_PKG_CACHE_STMT_DETAILS 表関数 - パッケージ・キャッシュ・ステートメント・メトリックを XML 文書として取得する | 常に収集される |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_STATS 表関数 - サービス・サブクラスの統計を戻する | 常に収集される |
MON_GET_WORKLOAD_STATS 表関数 - ワークロード統計を戻す | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache | 常に収集される |
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
作業単位 | uow | 常に収集される |
active_sort_consumers - アクティブ・ソート・メモリー・コンシューマー : モニター・エレメント
現在アクティブなソート・メモリー・コンシューマーの総数。
使用法
active_sort_consumers および active_sort_consumers_top モニター・エレメントを使用すると、ソート・ヒープ・メモリーおよびワークロードの並行性の使用を調整するのに役立ちます。 例えば、MON_GET_DATABASE 表関数を使用して、すべてのデータベース・メンバーのモニター・エレメント値を取得できます。 一定期間にわたって同時にアクティブなソート・コンシューマーの数と最高水準点を把握しておくと、sheapthres_shr 構成パラメーターの値を調整して、並行ソート・アクティビティーにより適切に対応することができます。
active_sort_consumers_top - アクティブ・ソート・メモリー・コンシューマー最高水準点 : モニター・エレメント
アクティブ・ソート・メモリー・コンシューマーの数の最高水準点。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache | 常に収集される |
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
作業単位 | uow | 常に収集される |
使用法
active_sort_consumers および active_sort_consumers_top モニター・エレメントを使用すると、ソート・ヒープ・メモリーおよびワークロードの並行性の使用を調整するのに役立ちます。 例えば、MON_GET_DATABASE 表関数を使用して、すべてのデータベース・メンバーのモニター・エレメント値を取得できます。 一定期間にわたって同時にアクティブなソート・コンシューマーの数と最高水準点を把握しておくと、sheapthres_shr 構成パラメーターの値を調整して、並行ソート・アクティビティーに対応しやすくなります。
active_sorts アクティブ・ソート : モニター・エレメント
現在ソート・ヒープが割り振られているデータベース内のソート数。
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | basic |
- 使用法
- この値と sort_heap_allocated を組み合わせて使用すると、
各ソートで使用される平均ソート・ヒープ・スペースを判別できます。 使用されている平均ソート・ヒープと比較して、
sortheap 構成パラメーターが非常に大きい場合は、
このパフォーマンス値を低くできます。
この値には、関連操作で作成された一時表のソートのヒープが含まれます。
active_sorts_top - アクティブ・ソート最高水準点 : モニター・エレメント
いずれかの時点でアクティブであったソート操作の数の最高水準点。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache | 常に収集される |
統計 | event_scstats | 常に収集される |
統計 | event_wlstats | 常に収集される |
作業単位 | uow | 常に収集される |
activity_collected 収集されたアクティビティー : モニター・エレメント
このエレメントは、しきい値の違反が発生した場合にアクティビティー・イベント・モニター・レコードが収集されるかどうかを示します。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
しきい値違反 | event_thresholdviolations | - |
使用法
このエレメントを使用すると、しきい値を違反したアクティビティーのアクティビティー・イベントがアクティビティー・イベント・モニターに書き込まれるかどうかを判別できます。
アクティビティーが完了またはアボートし、その時点でアクティビティー・イベント・モニターがアクティブである場合、このモニター・エレメントの値が「Y」である場合には、このしきい値に違反したアクティビティーは収集されます。 このモニター・エレメントの値が「N」である場合、それは収集されません。
activity_id アクティビティー ID : モニター・エレメント
特定の作業単位内のアプリケーションのアクティビティーを一意的に識別するカウンター。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_AGENT 表関数 - エージェント、fenced モード・プロセス、およびデータベースのシステム・エンティティーのリスト | 常に収集される |
WLM_GET_SERVICE_CLASS_AGENTS 表関数 - サービス・クラスで実行中のエージェントのリスト | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
ロック | - | 常に収集される |
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
アクティビティー | event_activitystmt | 常に収集される |
アクティビティー | event_activityvals | 常に収集される |
アクティビティー | event_activitymetrics | 常に収集される |
しきい値違反 | event_thresholdviolations | 常に収集される |
使用法
このエレメントを他のアクティビティー履歴エレメントと一緒に使用すると、アクティビティーの動作の分析をすることができます。
アクティビティーをその作業単位外から一意的に識別するには、activity_id および uow_id と、appl_id または agent_id のいずれかを組み合わせて使用してください。
activity_secondary_id アクティビティー 2 次 ID : モニター・エレメント
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | - |
アクティビティー | event_activitystmt | - |
アクティビティー | event_activityvals | - |
アクティビティー | event_activitymetrics | ACTIVITY METRICS BASE |
使用法
このエレメントを activity_id、uow_id、および appl_id モニター・エレメントと一緒に使用すると、同一のアクティビティーに関する情報がアクティビティー・イベント・モニターに複数回書き込まれた場合にアクティビティー・レコードを一意的に識別できます。
- WLM_CAPTURE_ACTIVITY_IN_PROGRESS ストアード・プロシージャーを使用して、実行中のアクティビティーに関する情報をキャプチャーした場合
- アクティビティーが関連付けられているサービス・クラス上で COLLECT ACTIVITY DATA 文節を指定したために、そのアクティビティーの完了時にそのアクティビティーに関する情報を収集した場合。
activity_state - アクティビティーの状態 : モニター・エレメント
アクティビティーの現在の状態。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
使用法
アクティビティーの状態 | 説明 |
---|---|
CANCEL_PENDING | アクティビティーの要求をアクティブに実行しているエージェントがないときに、アクティビティーは取り消されました。 次に要求がアクティビティーの一部としてサブミットされるときに、そのアクティビティーは取り消され、そのアクティビティーをサブミットしたユーザーは SQL4725N エラーを受け取ります。 |
EXECUTING | エージェントはアクティビティーの要求をアクティブに実行しています。 |
IDLE | アクティビティーの要求をアクティブに処理しているエージェントがありません。 |
INITIALIZING | アクティビティーはサブミットされましたが、まだ実行を開始していません。 初期化状態中に、予測しきい値がアクティビティーに適用され、アクティビティーが実行を許可されるかどうかを判別します。 |
QP_CANCEL_PENDING | 以下と同じCANCEL_PENDINGアクティビティーは WLM_CANCEL_ACTIVITY プロシージャーによってではなく、Query Patroller によって取り消されました。 |
QP_QUEUED | アクティビティーは Query Patroller によってキューに入れられています。 |
QUEUED | アクティビティーはワークロード管理キューイングしきい値によってキューに入れられています。 パーティション・データベース環境では、この状態は、コーディネーター・エージェントがカタログ・パーティションに対する RPC を行ってしきい値チケットを取得したものの、まだ応答を受け取っていないことを意味することがあります。 この状態が表示されることは、アクティビティーがワークロード管理キューイングしきい値によってキューに入れられていることを示すか、または短期間にわたって、アクティビティーがそのチケットを取得する処理中であることを示すことがあります。 アクティビティーが本当にキューに入れられているかどうかについてもっと正確な実態を把握するために、どのエージェントがアクティビティーで作業しているかを判別し、カタログ・パーティションにあるこのエージェントの EVENT_OBJECT の値が WLM_QUEUE であるかどうかを検出することができます。 |
TERMINATING | アクティビティーは実行を完了し、システムから除去されています。 |
activity_type アクティビティー・タイプ : モニター・エレメント
アクティビティーのタイプ。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
使用法
- LOAD
- READ_DML
- WRITE_DML
- DDL
- CALL
- OTHER
SQL を実行しない SET ステートメント (SET 特殊レジスターや SET EVENT MONITOR STATE など) および LOCK TABLE ステートメント場合、値 OTHER が戻ります。
activitytotalruntime_threshold_id - アクティビティー合計ランタイムしきい値 ID : モニター・エレメント
アクティビティーに適用されていた ACTIVITYTOTALRUNTIME しきい値の ID。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
activitytotalruntime_threshold_value - アクティビティー合計ランタイムしきい値 : モニター・エレメント
ACTIVITYTOTALRUNTIME しきい値期間をアクティビティー実行開始時刻に加算して算出されるタイム・スタンプ。 アクティビティーがこのタイム・スタンプに達してもまだ実行している場合、しきい値に違反したことになります。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
activitytotalruntime_threshold_violated - アクティビティー合計ランタイムしきい値違反 : モニター・エレメント
このモニター・エレメントは、アクティビティーが ACTIVITYTOTALRUNTIME しきい値に違反したことを示す場合に「1」(Yes) を返します。 「0」 (いいえ) は、アクティビティーがまだしきい値に違反していないことを示します。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
activitytotalruntimeinallsc_threshold_id - すべてのサービス・クラスのしきい値 ID のアクティビティー合計ランタイム : モニター・エレメント
アクティビティーに適用されていた ACTIVITYTOTALRUNTIMEINALLSC しきい値の ID。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
activitytotalruntimeinallsc_threshold_value - すべてのサービス・クラスのしきい値のアクティビティー合計ランタイム : モニター・エレメント
ACTIVITYTOTALRUNTIMEINALLSC しきい値期間をアクティビティー実行開始時刻に加算して算出されるタイム・スタンプ。 アクティビティーがこのタイム・スタンプに達してもまだ実行している場合、しきい値に違反したことになります。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
activitytotalruntimeinallsc_threshold_violated - すべてのサービス・クラスのしきい値違反のアクティビティー合計ランタイム : モニター・エレメント
このモニター・エレメントは、アクティビティーが ACTIVITYTOTALRUNTIMEINALLSC しきい値に違反したことを示す場合に「1」(Yes) を返します。 「0」 (いいえ) は、アクティビティーがまだしきい値に違反していないことを示します。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE _ACTIVITIES 表関数-アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
activitytotaltime_threshold_id - アクティビティー合計時間しきい値 ID : モニター・エレメント
アクティビティーに適用されていた ACTIVITYTOTALTIME しきい値の ID。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、 ACTIVITYTOTALTIME しきい値がアクティビティーに適用されていた場合、どのしきい値が適用されていたかを判別します。
activitytotaltime_threshold_value - アクティビティー合計時間しきい値 : モニター・エレメント
アクティビティー・エントリー時からの ACTIVITYTOTALTIME の合計。 アクティビティーがこのタイム・スタンプに達してもまだ実行している場合、しきい値に違反したことになります。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、ACTIVITYTOTALTIME しきい値がアクティビティーに適用されている場合、その値を判別します。
activitytotaltime_threshold_violated - アクティビティー合計時間しきい値の違反 : モニター・エレメント
このモニター・エレメントは、アクティビティーが ACTIVITYTOTALTIME しきい値に違反したことを示す場合に「1」(Yes) を返します。 「0」 (いいえ) は、アクティビティーがまだしきい値に違反していないことを示します。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、アクティビティーに適用されていた ACTIVITYTOTALTIME しきい値にアクティビティーが違反したかどうかを判別します。
adapter_name - アダプター名のモニター・エレメント
このホスト上のネットワーク・アダプターの名前。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
ENV_GET_NETWORK_RESOURCES 表関数-ネットワーク・アダプター情報を戻す | 常に収集される |
address - 接続の開始元となった IP アドレス
アクティビティー接続の開始元となった IP アドレス。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
WLM_GET_SERVICE_CLASS_WORKLOAD _OCCURRENCES 表関数-ワークロード・オカレンスのリスト | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
使用法
これを使用して、アクティビティー接続の開始元となった IP アドレスを識別できます。 セキュア・ドメイン名は、IP アドレスに変換されて表示されます。
adm_bypassed - アドミッション制御バイパス・モニター・エレメント
アクティビティーがアドミッション制御をバイパスしたかどうかを示します。
- 値 0 は、アクティビティーがアドミッション制御をバイパスしなかったことを示します。
- 値 1 は、アクティビティーがアドミッション制御をバイパスしたことを示します。
- NULL 値は、 パーティション・データベース環境の非コーディネーター・メンバーからレコードが戻されたことを示します。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - アクティビティーに関する情報を XML 文書として戻す | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
adm_bypass_act_total - アドミッション制御がバイパスされた回数 : モニター・エレメント
適応可能なアドミッション制御をバイパスするアクティビティー数。 これには、見積もり実行時間が 1 秒未満の DDL ステートメント、CALL ステートメント、DML ステートメントが含まれます。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activitymetrics | ACTIVITY METRICS BASE |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache_metrics | ACTIVITY METRICS BASE |
統計 | event_wlmetrics | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | uow_metrics | REQUEST METRICS BASE |
adm_overflows - オーバーフローに適合するアクティビティーの回数 : モニター・エレメント
ワークロード・マネージャーのアドミッション制御が、サービス・クラスのハード・リソース・エンタイトルメントをアクティビティーが超えることを許可した回数。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activitymetrics | ACTIVITY METRICS BASE |
パッケージ・キャッシュ | pkgcache_metrics | ACTIVITY METRICS BASE |
統計 | event_wlmetrics | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | uow_metrics | REQUEST METRICS BASE |
agent_id アプリケーション・ハンドル (エージェント ID) : モニター・エレメント
システム全体での、アプリケーションのユニーク ID。 単一メンバーのデータベース構成の場合、この ID は 16 ビット・カウンターで構成されます。 複数メンバーの構成の場合には、この ID はコーディネーター・メンバー番号と 16 ビット・カウンターが連結されて構成されます。 さらに、アプリケーションが 2 次接続を行う可能性のあるメンバーには、すべて同一の ID が使用されます。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_LOCKS 表関数 - 現在接続されているデータベース内のすべてのロックのリスト | 常に収集される |
MON_GET_MEMORY_POOL - メモリー・プール情報の取得 | 常に収集される |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl_id_info | basic |
ロック | appl_lock_list | basic |
DCS アプリケーション | dcs_appl_info | basic |
トランザクション | event_xact | - |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|---|
ロック | - | 常に収集される |
作業単位 | - | 常に収集される |
接続 | event_connheader | 常に収集される |
ステートメント | event_stmt | 常に収集される |
ステートメント | event_subsection | 常に収集される |
デッドロック1 | event_dlconn | 常に収集される |
詳細付きデッドロック1 | event_detailed_dlconn | 常に収集される |
しきい値違反 | event_thresholdviolations | 常に収集される |
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
変更履歴 | changesummary | 常に収集される |
- 1
- このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用して、ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなど、ロック関連のイベントをモニターしてください。
使用法
アプリケーション・ハンドルは、エージェント ID とも呼ばれ、これを使用するとアクティブ・アプリケーションを一意的に識別できます。
この値は、エージェント ID を必要とする GET SNAPSHOT コマンドへの入力として、またはアプリケーション・ハンドルを必要とするモニター表関数への入力として使用できます。
またイベント・トレースを読み取るとき、 イベント・レコードを指定のアプリケーションと一致させるために使用できます。
FORCE APPLICATION コマンドまたは API への入力として使用することができます。 マルチノード・システムでは、 アプリケーションが接続されているノードから、このコマンドを出すことができます。 効力範囲はグローバルです。
agent_id_holding_lock ロックを保持しているエージェント ID : モニター・エレメント
このアプリケーションが待機しているロックを保持しているエージェントのアプリケーション・ハンドル。 この情報を取得するには、ロック・モニター・グループをオンにする必要があります。
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | ロック |
ロック | appl_lock_list | ロック |
ロック | lock_wait | ロック |
- 使用法
- このエレメントは、リソースの競合状態にあるアプリケーションの判別に利用できます。
このエレメントが 0 (ゼロ) で、アプリケーションがロックを待機中の場合は、 ロックが未確定トランザクションによって保持されていることを示します。 appl_id_holding_lk または コマンド行プロセッサー LIST INDOUBT TRANSACTIONS コマンド (トランザクションが未確定になったときにトランザクションを処理していた CICS ® エージェントのアプリケーション ID を表示します) を使用して、未確定トランザクションを判別し、そのトランザクションをコミットまたはロールバックすることができます。
このアプリケーションが待機している 1 つのオブジェクトに対して、 複数のアプリケーションが共有ロックを保有していることがあるので注意してください。 アプリケーションが保留しているロックのタイプについては、『lock_mode』を参照してください。 アプリケーションのスナップショットをとる場合は、 オブジェクトのロックを保留しているエージェント ID のうち戻されるのは 1 つだけです。 ロックのスナップショットを取れば、 オブジェクトのロックを保留しているすべてのエージェント ID を識別できます。
agent_pid エンジン・ディスパッチ可能単位 (EDU) ID : モニター・エレメント
エージェントのエンジン・ディスパッチ可能単位 (EDU) のユニーク ID。 Linux® オペレーティング・システムを除き、EDU ID はスレッド ID にマップされます。 Linux オペレーティング・システムでは、EDU ID はデータベース・システムによって生成される固有 ID です。
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | エージェント | ステートメント |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
ロック | - | - |
使用法
このエレメントを使用して、 データベース・システム・モニター 情報をシステム・トレースなどの他の診断情報源にリンクすることができます。 また、このエレメントを使用すると、 データベース・アプリケーションの処理を行うエージェントがシステム・リソースをどのように使用しているのかをモニターできます。
agent_status DCS アプリケーション・エージェント : モニター・エレメント
接続コンセントレーター環境では、この値は、関連エージェントを現在持っているアプリケーションを示します。
- エレメント ID
- agent_status
- エレメント・タイプ
- 情報
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
DCS アプリケーション | dcs_appl_info | basic |
- 使用法
- 次の値があります。
- SQLM_AGENT_ASSOCIATED (数値 1)
このアプリケーションに代わって作業中のエージェントがアプリケーションに関連付けられています。
- SQLM_AGENT_NOT_ASSOCIATED (数値 2)
このアプリケーションに代わって作業していたエージェントは、 もはやアプリケーションには関連付けられていません。 現在はほかのアプリケーションで使用されています。 この後、関連エージェントがないままこのアプリケーションの作業が行われると、 エージェントが再び関連付けられます。
- SQLM_AGENT_ASSOCIATED (数値 1)
agent_sys_cpu_time エージェントが使用したシステム CPU 時間 : モニター・エレメント
データベース・マネージャー ・エージェント・プロセスが使用した システム CPU 時間の合計 (秒およびマイクロ秒単位)。
- エレメント ID
- agent_sys_cpu_time
- エレメント・タイプ
- 時間
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | タイム・スタンプ |
- 使用法
- このエレメントと CPU 時間に関連する他のエレメントを組み合わせて使用すると、
アプリケーション内のアクティビティーのレベルがわかります。
また、さらに調整するとその効果が得られる可能性があるアプリケーションを識別できます。
このエレメントには、SQL および非 SQL のステートメントの両者の CPU 時間、 およびその他の unfenced ユーザー定義関数 (UDF) の CPU 時間が含まれます。
システム CPU は、システム呼び出しに要した時間を示します。 ユーザー CPU は、 データベース・マネージャー ・コードの実行に費やされた時間を表します。
注: ご使用のオペレーティング・システムでこの情報を使用できない場合、このエレメントは 0 に設定されます。
agent_tid - エージェント・スレッド ID モニター・エレメント
エージェントまたはシステム・エンティティーのスレッド ID。 この ID が使用できない場合、列の値は NULL です。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
ENV_GET_DB2_EDU_SYSTEM_RESOURCES -データベース・エンジン・ディスパッチ可能単位のシステム情報を戻す | 常に収集される |
MON_GET_AGENT 表関数 - エージェント、fenced モード・プロセス、およびデータベースのシステム・エンティティーのリスト | 常に収集される |
MON_GET_APPL_LOCKWAIT 表関数 - アプリケーションが待機しているロックについての情報の取得 | 常に収集される |
WLM_GET_SERVICE_CLASS_AGENTS 表関数 - サービス・クラスで実行中のエージェントのリスト | 常に収集される |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
ロック | lock_participants |
agent_usr_cpu_time エージェントが使用したユーザー CPU 時間 : モニター・エレメント
データベース・マネージャー ・エージェント・プロセスが使用した合計 CPU 時間 (秒およびマイクロ秒)。
- エレメント ID
- agent_usr_cpu_time
- エレメント・タイプ
- 時間
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | タイム・スタンプ |
- 使用法
- このエレメントとその他の CPU 時間関連のエレメントを組み合わせて使用すると、
CPU を大量に使用しているアプリケーションや照会を識別できます。
このカウンターには、SQL および非 SQL のステートメントに要した時間のほか、 アプリケーションが実行した unfenced ユーザー定義関数 (UDF) およびストアード・プロシージャーも含まれます。
システム CPU は、システム呼び出しに要した時間を示します。 ユーザー CPU は、 データベース・マネージャー ・コードの実行に費やされた時間を表します。
注: ご使用のオペレーティング・システムでこの情報を使用できない場合、このエレメントは 0 として返されます。
agent_wait_time - エージェント待機時間 : モニター・エレメント
キューに入れられたアプリケーションが、コンセントレーター構成のもとでエージェントの待機に費やした時間。 値はミリ秒単位で示されます。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表関数-サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数-ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
使用法
- max_coordagents 構成パラメーターの構成が、ワークロードに対して小さすぎる。 アプリケーション要求に適切なタイミングで対応するのに十分な数のコーディネーター・エージェントを使用できるようにするために、max_coordagents 構成パラメーターの値を大きくするか、max_connections 構成パラメーターに対する max_coordagents 構成パラメーターの比率を大きくする (両方のパラメーターとも AUTOMATIC に設定して実行している場合) 必要がある可能性があります。
- ワークロードのコミットの頻度が十分でない。 コンセントレーターが効率的に処理を行うには、アプリケーションはコミットを比較的頻繁に発行して、他のアプリケーションの要求に対応するためにエージェントを解放できるようにする必要があります。 アプリケーションで頻繁にコミットを行わない場合、 コーディネーター・エージェントの数をそれに応じて多く構成し、エージェントが使用可能になるのを待機する時間を短くする必要がある可能性があります。
agent_waits_total - エージェント待機の合計 : モニター・エレメント
コンセントレーター構成において、アプリケーションが、エージェントが割り当てられるのを待機しなければならなかった回数。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表関数-サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数-ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
使用法
このエレメトを agent_wait_time モニター・エレメントと組み合わせて使用すると、コンセントレーター環境においてアプリケーション要求がエージェントを待機するのにかかる平均時間を判別できます。
agents_created_empty_pool - エージェント・プールが空のために作成されたエージェント : モニター・エレメント
エージェント・プールが空だったために作成されたエージェントの数。 これには、db2start のときに開始されるエージェントの数 (num_initagents) が含まれます。 (num_initagents).
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_INSTANCE 表関数 - インスタンス・レベル情報の取得 | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース・マネージャー | db2 | basic |
- 使用法
- agents_from_pool と組み合わせて使用すると、次の比率を計算できます。
Agents Created Due to Empty Agent Pool / Agents Assigned From Pool
このエレメントの使用法については、『agents_from_pool』を参照してください。
agents_from_pool - プールから割り当てられたエージェント : モニター・エレメント
エージェント・プールから割り当てられたエージェントの数。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_INSTANCE 表関数 - インスタンス・レベル情報の取得 | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース・マネージャー | db2 | basic |
使用法
このエレメントと agents_created_empty_pool モニター・エレメントを組み合わせて使用すると、プールが空になってエージェントの作成が必要となる頻度を判別できます。
以下の比率を使用します。
ほとんどのユーザーの場合、デフォルト値 100 と AUTOMATIC で最適なパフォーマンスが確保されます。
この比率は、ワークロードに応じて多少変動する可能性があります。 システム上のアクティビティーが少ない場合は、追加のエージェントの作成や終了が生じる可能性があります。 システム上のアクティビティーが多い場合は、エージェントの再使用が増えます。 比率が低い場合は、再使用されるエージェントが多いので、システム上のアクティビティーが多いと予期されることを意味します。 比率が高い場合は、再使用されるエージェントより作成されるエージェントの方が多いことを示します。 問題がある場合は、num_poolagents 構成パラメーターの値を大きくして、比率を低くしてください。 しかし、この場合はシステム上で追加のリソースが消費されます。
agents_registered 登録済みエージェント : モニター・エレメント
モニター対象の データベース・マネージャー ・インスタンスに登録されているエージェント (コーディネーター・エージェントおよびサブエージェント) の数。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_INSTANCE 表関数 - インスタンス・レベル情報の取得 | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース・マネージャー | db2 | basic |
使用法
このエレメントは、max_coordagents および max_connections 構成パラメーターの設定や、照会内並列処理の設定を評価するときに利用してください。
agents_registered_top - エージェント最大登録数 : モニター・エレメント
データベース・マネージャー が開始されてからこれまでに同時に登録したエージェントの最大数 (コーディネーター・エージェントとサブエージェント)。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_INSTANCE 表関数 - インスタンス・レベル情報の取得 | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース・マネージャー | db2 | basic |
使用法
このエレメントは、max_coordagents および max_connections 構成パラメーターの設定や、照会内並列処理の設定を評価するときに利用できます。
スナップショットの実行時に登録されたエージェントの数は、agents_registered モニター・エレメントにより記録されます。
agents_stolen スチールされたエージェント : モニター・エレメント
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_INSTANCE 表関数 - インスタンス・レベル情報の取得 | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース・マネージャー | db2 | basic |
アプリケーション | appl | basic |
使用法
デフォルトでは num_poolagents 構成パラメーターは AUTOMATIC に設定されます。 この場合、データベース・システムにより自動的にアイドル・エージェントのプールが管理され、その中には別のアプリケーションに関連したアイドル・エージェントに作業を割り当てることが含まれます。
agents_top 作成されたエージェントの数 : モニター・エレメント
アクティビティー・レベルでは、ステートメントの実行時に使用されたエージェントの最大数です。 データベース・レベルでは、 これはすべてのアプリケーション用のエージェントの最大数です。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数 - 完全なアクティビティー詳細の取得 | 常に収集される |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | 常に収集される |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | ステートメント |
アプリケーション | stmt | ステートメント |
- 使用法
- 照会内並列処理の実現の度合いを示します。
agents_waiting_on_token - トークン待ちエージェント : モニター・エレメント
データベース・マネージャーでトランザクションを実行できるようにトークンを待機しているエージェントの数。
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース・マネージャー | db2 | basic |
使用法
このエレメントを使用すると、maxcagents 構成パラメーターの設定値を評価するのに役立ちます。
各アプリケーションには、 データベース・マネージャー内でデータベース要求を処理するための専用コーディネーター・エージェントがあります。 各エージェントは、トークンを取得してから、トランザクションを実行できます。 データベース・マネージャー ・トランザクションを実行できるエージェントの最大数は、構成パラメーター maxcagentsによって制限されます。
agents_waiting_top - エージェント最大待機数 : モニター・エレメント
データベース・マネージャー が開始されてから、同時にトークンを待機したことがあるエージェントの最大数。
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース・マネージャー | db2 | basic |
使用法
このエレメントは、maxcagents 構成パラメーターの設定値を評価するときに利用できます。
スナップショットの実行時にトークンを待機していたエージェントの数は、agents_waiting_on_token モニター・エレメントにより記録されます。
maxcagents パラメーターをデフォルト値 (-1) に設定すると、トークンを待つエージェントがなくなるため、このモニター・エレメントの値はゼロになります。
agg_temp_tablespace_top 集約 TEMPORARY 表スペースの最上位 : モニター・エレメント
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、収集された時間間隔にサービス・サブクラスのメンバーで到達した DML アクティビティーの SYSTEM TEMPORARY 表スペース使用量の最大集約値を判別することができます。
aggsqltempspace_threshold_id - 集約 SQL 一時スペースしきい値 ID : モニター・エレメント
アクティビティーに適用されていた AGGSQLTEMPSPACE しきい値の数値 ID。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、 AGGSQLTEMPSPACE しきい値がアクティビティーに適用されていた場合、どのしきい値が適用されていたかを判別します。
aggsqltempspace_threshold_value - AggSQL 一時スペースしきい値 : モニター・エレメント
アクティビティーに適用されていた AGGSQLTEMPSPACE しきい値の上限。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、AGGSQLTEMPSPACE しきい値がアクティビティーに適用されている場合、その値を判別します。
aggsqltempspace_threshold_violated - AggSQL 一時スペースしきい値の違反 : モニター・エレメント
オプションのモニター・エレメント。これが「1」(Yes) に設定された場合、アクティビティーが自身に適用されていた AGGSQLTEMPSPACE しきい値に違反したことを示します。 「0」 (いいえ) は、アクティビティーがまだしきい値に違反していないことを示します。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用して、アクティビティーに適用されていた AGGSQLTEMPSPACE しきい値にアクティビティーが違反したかどうかを判別します。
app_act_aborted_total - 失敗した外部コーディネーター・アクティビティーの合計数のモニター・エレメント
エラーで終了した、ネストなしの外部コーディネーター・アクティビティーの合計数。 サービス・クラスでは、アクティビティーが異常終了前に REMAP ACTIVITY アクションで別のサービス・サブクラスに再マップされた場合、 そのアクティビティーのカウントは、異常終了時のサブクラスでの合計にのみ含められます。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | uow (metrics.xml 文書で報告されます) uow_metrics |
REQUEST METRICS BASE |
app_act_completed_total - 正常実行された外部コーディネーター・アクティビティーの合計数のモニター・エレメント
正常に完了した、ネストなしの外部コーディネーター・アクティビティーの合計数。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | uow (metrics.xml 文書で報告されます) uow_metrics |
REQUEST METRICS BASE |
app_act_rejected_total - 拒否された外部コーディネーター・アクティビティーの合計数のモニター・エレメント
実行が許可されずに拒否された、 どのネスト・レベルでもネストされていない外部コーディネーター・アクティビティーの合計数。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (details_xml 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | uow (metrics.xml 文書で報告されます) uow_metrics |
REQUEST METRICS BASE |
app_rqsts_completed_total - 完了したアプリケーション要求の合計 : モニター・エレメント
コーディネーターによって実行された外部 (アプリケーション) 要求の合計数。 サービス・サブクラスでは、このモニター・エレメントはアプリケーション要求が完了したサブクラスについてのみ更新されます。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE-ルーチンの集約された実行メトリックの取得表関数 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE_DETAILS-ルーチン表関数の集約された実行メトリックの詳細の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表関数-サービス・サブクラス・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数-ワークロード・メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | REQUEST METRICS BASE |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
統計 | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
使用法
このモニター・エレメントを使用して、アプリケーションからシステムにサブミットされている要求の数を判別します。
appl_action - アプリケーション・アクションのモニター・エレメント
クライアント・アプリケーションが実行中のアクションまたは要求。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
ロック | lock_participants |
appl_con_time 接続要求開始タイム・スタンプ : モニター・エレメント
アプリケーションが接続要求を開始した日時。
- エレメント ID
- appl_con_time
- エレメント・タイプ
- タイム・スタンプを取る
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | タイム・スタンプ |
- 使用法
- このエレメントを使用すると、 アプリケーションがデータベースへの接続要求を開始した日時を判別できます。
appl_id - アプリケーション ID : モニター・エレメント
この ID は、アプリケーションが データベース・マネージャー でデータベースに接続したとき、または Db2 Connect が DRDA データベースへの接続要求を受け取ったときに生成されます。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_AGENT 表関数 - エージェント、fenced モード・プロセス、およびデータベースのシステム・エンティティーのリスト | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_UTILITY 表関数 - データベースで実行されているユーティリティーの取得 | 常に収集される |
PD_GET_DIAG_HIST 表関数-指定されたファシリティーからレコードを戻す PD_GET_DIAG_HIST 表関数-指定されたファシリティーからレコードを戻す | 常に収集される |
PDLOGMSGS_LAST24HOURS 管理ビューおよび PD_GET_LOG_MSGS 表関数 - 問題判別メッセージの検索 | 常に収集される |
WLM_GET_SERVICE_CLASS_AGENTS 表関数 - サービス・クラスで実行中のエージェントのリスト | 常に収集される |
WLM_GET_SERVICE_CLASS_WORKLOAD _OCCURRENCES 表関数-ワークロード・オカレンスのリスト | 常に収集される |
WLM_GET_WORKLOAD_OCCURRENCE_ACTIVITIES 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl_id_info | basic |
DCS アプリケーション | dcs_appl_info | basic |
ロック | appl_lock_list | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
ロック 1 | lock_participants | 常に収集される |
作業単位 1 | uow, uow_executable_list、 uow_metrics | 常に収集される |
接続 | event_conn | 常に収集される |
接続 | event_connheader | 常に収集される |
ステートメント | event_stmt | 常に収集される |
トランザクション 2 | event_xact | 常に収集される |
デッドロック 3 | event_dlconn | 常に収集される |
詳細付きデッドロック 3 | event_detailed_dlconn | 常に収集される |
アクティビティー | event_activitystmt | 常に収集される |
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
アクティビティー | event_activityvals | 常に収集される |
アクティビティー | event_activitymetrics | 常に収集される |
しきい値違反 | event_thresholdviolations | 常に収集される |
変更履歴 | changesummary | 常に収集される |
- このイベント・モニターでは、このモニター・エレメントは APPLICATION_ID 列に返されます。
- このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 CREATE EVENT MONITOR FOR UNIT OF WORK ステートメントを使用して、トランザクション・イベントをモニターしてください。
- このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用して、ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなど、ロック関連のイベントをモニターしてください。
使用法
この ID はクライアントとサーバーの両者により認識されるため、この ID を使用すると、 アプリケーションのクライアント部分とサーバー部分を相関させることができます。 Db2 Connect アプリケーションの場合、 outbound_appl_id モニター・エレメントを使用して、アプリケーションのクライアント部分とサーバー部分を相関させる必要もあります。
- TCP/IP
- 形式
IPAddr.Port.Timestamp
- IPv4
- 例
9.26.120.63.43538.090924175700
- 詳細
- IPv4 では、TCP/IP の生成するアプリケーション ID は、
3 つのセクションで構成されます。 最初のセクションは IP アドレスです。 これは、
a.b.c.d
形式の 4 つの 10 進数として表されます。 2 番目のセクションはポート番号であり、5 桁の 10 進文字として表されます。 3 番目のセクションは 概算 タイム・スタンプで、小数点以下 12 桁で表されます。
- IPv6
- 例
2002:91a:519:13:20d:60ff:feef:cc64.5309.090924175700
- 詳細
- IPv6 では、TCP/IP の生成するアプリケーション ID は、3 つのセクションで構成されます。 最初のセクションには、a:b:c:d:e:f:g:h 形式 (a から h はそれぞれ最大 4 桁の 16 進数字) の IPv6 アドレスが入ります。 2 番目のセクションはポート番号です。 3 番目のセクションは、このアプリケーションのインスタンスの 概算 タイム・スタンプ ID です。
- ローカル・アプリケーション
- 形式
*LOCAL.DB2 instance.Application instance
- 例
*LOCAL.DB2INST1.930131235945
- 詳細
- ローカル・アプリケーション用に生成されるアプリケーション ID は、
*LOCAL
のストリング、データベース・インスタンスの名前、およびこのアプリケーションのインスタンスのユニーク ID の連結で構成されます。複数のデータベース・パーティション・インスタンスの場合は、
LOCAL
はNx
に置き換えられます。x
は、クライアントがデータベースへの接続元のパーティション番号です。 例えば、*N2.DB2INST1.0B5A12222841
などです。
client_protocol モニター・エレメントを使用すると、接続に使用している通信プロトコルを判別できるので、appl_id モニター・エレメントの形式も判別できます。
appl_id_holding_lk ロックを保持しているアプリケーション ID : モニター・エレメント
このアプリケーションが取得のために待機しているオブジェクトのロックを保留しているアプリケーションのアプリケーション ID。
- エレメント ID
- appl_id_holding_lk
- エレメント・タイプ
- 情報
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | ロック |
ロック | appl_lock_list | ロック |
ロック | lock_wait | ロック |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
デッドロック数 | event_dlconn | 常に収集される |
詳細付きデッドロック | event_detailed_dlconn | 常に収集される |
- 使用法
- このエレメントは、リソースの競合状態にあるアプリケーションの判別に利用できます。 具体的には、
ロックを保留しているアプリケーション・ハンドル (エージェント ID) と表 ID を識別するときに利用します。 LIST APPLICATIONS コマンドを使用してアプリケーション ID をエージェントに関連付ける情報を取得することもできます。 ただし、このタイプの情報はスナップショットをとる際に収集する方が賢明です。
LIST APPLICATIONS コマンドを実行する前にアプリケーションが終了してしまうと情報を得られなくなることがあるからです。
このアプリケーションがロックの取得を待機している 1 つのオブジェクトに対して、 複数のアプリケーションが共有ロックを保留していることがあるので注意してください。 アプリケーションが保留しているロックのタイプについては、『lock_mode』を参照してください。 アプリケーションのスナップショットをとる場合は、 オブジェクトに対してロックを保留しているアプリケーション ID のうち戻されるのは 1 つだけです。 ロックのスナップショットをとる場合は、 オブジェクトに対してロックを保留しているすべてのアプリケーション ID が戻されます。
appl_id_oldest_xact 最も古いトランザクションを持つアプリケーション : モニター・エレメント
最も古いトランザクションを持つアプリケーションのアプリケーション ID (アプリケーション・スナップショットからの agent_id 値に対応)。
- エレメント ID
- appl_id_oldest_xact
- エレメント・タイプ
- 情報
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | basic |
- 使用法
- このエレメントを使用すると、
最も古いアクティブ・トランザクションを持つアプリケーションを判別できます。 このアプリケーションにログ・スペースの解放を強制することができます。 ログ・スペースを大量に消費している場合は、アプリケーションを調べて、
より頻繁にコミットするよう変更できるかどうか判別してください。
ロギングを保留しているトランザクションがない場合や、 最も古いトランザクションがアプリケーション ID を持たない場合 (例えば、 未確定トランザクションまたは非アクティブ・トランザクション) もあります。 これらの場合には、このアプリケーションの ID はデータ・ストリームに返されません。
appl_idle_time アプリケーション・アイドル時間 : モニター・エレメント
アプリケーションがサーバーに対して何らかの要求を出してから経過した秒数。 これには、トランザクションを終了せずに、 例えばコミットまたはロールバックを発行していないアプリケーションが含まれます。
- エレメント ID
- appl_idle_time
- エレメント・タイプ
- 情報
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | ステートメント |
DCS アプリケーション | dcs_appl | ステートメント |
- 使用法
- この情報を使用すると、ユーザーが指定秒数の間アイドル状態になったときに、 ユーザーに強制するようなアプリケーションをインプリメントできます。
appl_name アプリケーション名 : モニター・エレメント
クライアントで実行中のアプリケーションの名前。データベースまたは Db2 Connect サーバーが識別できる名前です。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
ADMINTEMPCOLUMNS 管理ビューおよび ADMIN_GET_TEMP_TABLES 表関数 - 一時表の列情報を取得する | 常に収集される |
ADMINTEMPTABLES 管理ビューおよび ADMIN_GET_TEMP_TABLES 表関数 - 一時表の情報を取得する | 常に収集される |
MON_GET_AGENT 表関数 - エージェント、fenced モード・プロセス、およびデータベースのシステム・エンティティーのリスト | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_UTILITY 表関数 - データベースで実行されているユーティリティーの取得 | 常に収集される |
WLM_GET_SERVICE_CLASS_AGENTS 表関数 - サービス・クラスで実行中のエージェントのリスト | 常に収集される |
WLM_GET_SERVICE_CLASS_WORKLOAD _OCCURRENCES 表関数-ワークロード・オカレンスのリスト | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl_id_info | basic |
ロック | appl_lock_list | basic |
DCS アプリケーション | dcs_appl_info | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
ロック | - | 常に収集される |
作業単位 | - | 常に収集される |
接続 | event_connheader | 常に収集される |
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
しきい値違反 | event_thresholdviolations | 常に収集される |
変更履歴 | changesummary | 常に収集される |
使用法
このエレメントと appl_id を使用すると、データ項目をアプリケーションに関連付けることができます。
クライアント/サーバー環境において、 この名前はデータベース接続を確立する際にクライアントからサーバーに送られます。 アプリケーション名に含まれている英語以外の文字はすべて除去されます。 CLI アプリケーションは、 SQLSetConnectAttr への呼び出しを使用して SQL_ATTR_INFO_PROGRAMNAME 属性を設定できます。 サーバーへの接続が確立される前に SQL_ATTR_INFO_PROGRAMNAME が設定されると、指定された値は実際のクライアント・アプリケーション名をオーバーライドし、appl_name モニター・エレメント中に表示されます。
クライアント・アプリケーションのコード・ページが、 データベース・システム・モニター が実行されているコード・ページと異なる場合は、 codepage_id を使用して、 appl_nameの変換に役立てることができます。
appl_priority アプリケーション・エージェント優先順位 : モニター・エレメント
このアプリケーションのために作業するエージェントの優先順位。
- エレメント ID
- appl_priority
- エレメント・タイプ
- 情報
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
接続 | event_conn | 常に収集される |
- 使用法
- このエレメントを使用して、予期される優先順位でアプリケーションが実行されているかどうかを確認できます。 アプリケーションの優先順位は、管理者が設定できます。 優先順位は、
ガバナー・ユーティリティー (db2gov) で変更できます。
データベース・システムはガバナーを使用して、データベースに使用するアプリケーションの動作のモニターおよび変更を行います。 この情報は、 アプリケーションのスケジュール処理とシステム・リソースのバランス処理に使用されます。
ガバナー・デーモンはスナップショットをとることにより、 アプリケーションの統計データを収集します。 さらに、そのデータベース上で実行されるアプリケーションを管理する規則に照らして、 この統計内容をチェックします。 ガバナーが規則違反を発見すると、適切なアクションを実行します。 このような規則やアクションの内容は、 ガバナー構成ファイル内にユーザーが指定します。
規則に関連したアクションによりアプリケーションの優先順位が変更される場合、 違反が検出されたパーティション内のエージェントの優先順位がガバナーによって変更されます。
appl_priority_type アプリケーション優先順位タイプ : モニター・エレメント
アプリケーションのために作業しているエージェントの、 オペレーティング・システムの優先順位タイプ。
- エレメント ID
- appl_priority_type
- エレメント・タイプ
- 情報
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
接続 | event_conn | 常に収集される |
- 使用法
- 使用状況に基づいて、動的優先順位がオペレーティング・システムによって再計算されます。 静的優先順位は変更されません。
appl_section_inserts セクション挿入数 : モニター・エレメント
共有 SQL 作業スペースからのアプリケーションによる SQL セクション挿入数。
実行可能セクションの作業用コピーは、共有 SQL 作業スペースに保管されます。 このカウンターは、コピーが使用できなかったために挿入が必要だった場合のカウントです。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 詳細接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE-ルーチンの集約された実行メトリックの取得表関数 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE_DETAILS-ルーチン表関数の集約された実行メトリックの詳細の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表関数 - 詳細サービス・サブクラス・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 詳細作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - 詳細ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
接続 | event_conn | 常に収集される |
データベース | event_db | 常に収集される |
統計 | event_scmetrics | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlmetrics | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | uow_metrics | REQUEST METRICS BASE |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | basic |
アプリケーション | appl | basic |
appl_section_lookups - セクション検索 : モニター・エレメント
共有 SQL 作業スペースからのアプリケーションによる SQL セクション検索数。
個々のエージェントには、実行可能セクションの作業用コピーが保持される共有 SQL 作業スペースへのアクセス権があります。 このカウンターは、 アプリケーションのエージェントにより SQL 作業域がアクセスされた回数を示します。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 詳細接続メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE-ルーチンの集約された実行メトリックの取得表関数 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_ROUTINE_DETAILS-ルーチン表関数の集約された実行メトリックの詳細の取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS 表関数 - サービス・サブクラスのメトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_SERVICE_SUBCLASS_DETAILS 表関数 - 詳細サービス・サブクラス・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数 - 詳細作業単位メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD 表関数 - ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
MON_GET_WORKLOAD_DETAILS 表関数 - 詳細ワークロード・メトリックの取得 | REQUEST METRICS BASE |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
接続 | event_conn | 常に収集される |
データベース | event_db | 常に収集される |
統計 | event_scmetrics | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlmetrics | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | uow_metrics | REQUEST METRICS BASE |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | basic |
アプリケーション | appl | basic |
appl_status アプリケーション状況 : モニター・エレメント
アプリケーションの現在の状況。
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl_id_info | basic |
ロック | appl_lock_list | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
ロック | - | 常に収集される |
接続 | event_conn | 常に収集される |
使用法
ロック・イベント・モニターのロック待機イベント、ロック・タイムアウト・イベント、またはデッドロック・イベントでは、ロック要求側は、現在のロック待機の状況ではなく、ロック待機状況になる前に有効であった appl_status 値をレポートします。
APPLICATIONS 管理ビューおよび SNAPAPPL_INFO 管理ビューが非推奨になったため、appl_status モニター・エレメントから戻される情報は、MON_GET_CONNECTION インターフェースからの WORKLOAD_OCCURRENCE_STATE モニター・エレメント、ならびに MON_GET_AGENT インターフェースからの EVENT_STATE、EVENT_TYPE、および EVENT_OBJECT モニター・エレメントを確認することで入手できます。 例えば、SQLM_LOCKWAIT アプリケーション状況をモニターするために、MON_GET_AGENT インターフェースの EVENT_STATE 列、EVENT_TYPE 列、および EVENT_OBJECT 列を使用して、ロックで待機しているエージェントを判別できます。
このエレメントは、潜在的なアプリケーション問題の診断に役立ちます。 このフィールドの値は次に示す表でリストされています。
API 定数 | 説明 |
---|---|
SQLM_ANONBLOCK_WAIT | 匿名ブロック: アプリケーションは、匿名ブロックの完了を待機しています。 |
SQLM_AUTONOMOUS_WAIT | 自律型待機: アプリケーションは自律型ルーチンが完了するのを待機しています。 |
SQLM_BACKUP | データベースのバックアップ中: アプリケーションはデータベースのバックアップを実行しています。 |
SQLM_COMMIT_ACT | コミット・アクティブ: 作業単位 は、そのデータベース変更をコミットしています。 |
SQLM_COMP | コンパイル中: データベース・マネージャー は、アプリケーションの代わりに SQL ステートメントをコンパイルするか、プランをプリコンパイルしています。 |
SQLM_CONNECTED | データベース接続完了: アプリケーションがデータベース接続を開始し、要求は完了しています。 |
SQLM_CONNECTPEND | データベース接続ペンディング: アプリケーションはデータベース接続を開始していますが、要求は完了していません。 |
SQLM_CREATE_DB | データベース作成中: エージェントは、データベース作成の要求を開始しましたが、要求はまだ完了していません。 |
SQLM_DECOUPLED | エージェントから分離済み: アプリケーションに現在関連付けられているエージェントはありません。 これは正常な状態です。 接続コンセントレーターが使用可能なときは、専用コーディネーター・エージェントがないので、アプリケーションをコーディネーター・パーティションで分離することができます。 非コンセントレーター環境では、専用コーディネーター・エージェントが常に存在するので、アプリケーションをコーディネーター・パーティションで分離することができません。 |
SQLM_DISCONNECTPEND | データベース切断ペンディング: アプリケーションはデータベースの切断を開始していますが、コマンドの実行は完了していません。 アプリケーションがデータベース切断コマンドを明示的に実行していない可能性があります。 アプリケーションが切断せずに終了すると、 データベース・マネージャー はデータベースから切断します。 |
SQLM_INTR | 要求が割り込みを受けました: 要求の割り込みが進行しています。 |
SQLM_IOERROR_WAIT | 表スペースを使用不可にするための待機: アプリケーションが入出力エラーを検出し、特定の表スペースを使用不可にしようとしています。 アプリケーションは、表スペースを使用不可にする前に、 表スペース上のその他のすべてのアクティブなトランザクションが完了するまで待機する必要があります。 |
SQLM_LOAD | データの高速ロード: アプリケーションは、データベースにデータの 「高速ロード」を実行中です。 |
SQLM_LOCKWAIT | ロック待機: 作業単位 はロックを待機しています。 ロックが付与されると、状況は直前の値に復帰します。 |
SQLM_QUIESCE_TABLESPACE | 表スペースの静止中: アプリケーションが表スペース静止要求を実行中です。 |
SQLM_RECOMP | 再コンパイル: データベース・マネージャー は、アプリケーションに代わってプランを再コンパイル (つまり再バインド) しています。 |
SQLM_REMOTE_RQST | フェデレーテッド要求ペンディング: アプリケーションはフェデレーテッド・データ・ソースからの結果を待っています。 |
SQLM_RESTART | データベース再始動中: アプリケーションは、クラッシュ・リカバリーを実行するためにデータベースを再始動しています。 |
SQLM_RESTORE | データベースのリストア中: アプリケーションは、バックアップ・イメージをデータベースにリストアしています。 |
SQLM_ROLLBACK_ACT | ロールバックがアクティブ: 作業単位 は、そのデータベース変更をロールバックしています。 |
SQLM_ROLLBACK_TO_SAVEPOINT | セーブポイントへのロールバック: アプリケーションがセーブポイントにロールバック中です。 |
SQLM_TEND | トランザクション終了: 作業単位 は、終了したが、まだ 2 フェーズ・コミット・プロトコルの準備済みフェーズに入っていないグローバル・トランザクションの一部です。 |
SQLM_THABRT | ヒューリスティックにロールバックされたトランザクション: 作業単位 は、ヒューリスティックにロールバックされたグローバル・トランザクションに含まれています。 |
SQLM_THCOMT | ヒューリスティックにコミットされたトランザクション: 作業単位 は、ヒューリスティックにコミットされたグローバル・トランザクションの一部です。 |
SQLM_TPREP | 準備済みトランザクション: 作業単位 は、2 フェーズ・コミット・プロトコルの準備済みフェーズに入ったグローバル・トランザクションの一部です。 |
SQLM_UNLOAD | データの高速アンロード: アプリケーションは、データベースからデータの 「高速アンロード」を実行中です。 |
SQLM_UOWEXEC | UOW 実行: データベース・マネージャー は、 作業単位に代わって要求を実行しています。 |
SQLM_UOWQUEUED | UOW キュー: 作業単位 がキューに入れられ、別のアクティビティーの実行が完了するのを待機しています。 並行して実行されているアクティビティーの数のしきい値に達したため、 作業単位 はキューに入れられます。 |
SQLM_UOWWAIT | UOW 待機: データベース・マネージャー は、アプリケーションの 作業単位 に代わって待機しています。 通常、この状況はシステムがアプリケーションのコード内で実行中であることを示します。 |
SQLM_WAITFOR_REMOTE | リモート要求ペンディング: アプリケーションは、パーティション・データベース・インスタンス内のリモート・パーティションからの応答を待っています。 |
application_handle - アプリケーション・ハンドル : モニター・エレメント
システム全体での、アプリケーションのユニーク ID。 単一メンバーのデータベース構成の場合、この ID は 16 ビット・カウンターで構成されます。 複数メンバーの構成の場合には、この ID はコーディネーター・メンバー番号と 16 ビット・カウンターが連結されて構成されます。 さらに、アプリケーションが 2 次接続を行う可能性のあるメンバーには、すべて同一の ID が使用されます。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_ACTIVITY 表関数 - アクティビティーのリストを戻す | 常に収集される |
MON_GET_ACTIVITY_DETAILS 表関数-完全なアクティビティー詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_AGENT 表関数 - エージェント、fenced モード・プロセス、およびデータベースのシステム・エンティティーのリスト | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数-接続メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_LATCH 表関数 - 現行メンバー内のすべてのラッチのリスト | 常に収集される |
MON_GET_LOCKS 表関数 - 現在接続されているデータベース内のすべてのロックのリスト | 常に収集される |
MON_GET_MEMORY_POOL - メモリー・プール情報の取得 | 常に収集される |
MON_GET_UNIT_OF_WORK 表関数 - 作業単位メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_UNIT_OF_WORK_DETAILS 表関数-作業単位メトリック詳細の取得 (DETAILS XML 文書に報告されます) | 常に収集される |
MON_GET_UTILITY 表関数 - データベースで実行されているユーティリティーの取得 | 常に収集される |
WLM_GET_CONN_ENV - 接続のアクティビティー・データ収集の設定の取得 | 常に収集される |
WLM_GET_SERVICE_CLASS_WORKLOAD_OCCURRENCES 表関数 - ワークロード・オカレンスのリスト | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl_id_info | basic |
ロック | appl_lock_list | basic |
DCS アプリケーション | dcs_appl_info | basic |
トランザクション | event_xact | - |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|---|
ロック | - | 常に収集される |
作業単位 | - | 常に収集される |
接続 | event_connheader | 常に収集される |
ステートメント | event_stmt | 常に収集される |
ステートメント | event_subsection | 常に収集される |
デッドロック1 | event_dlconn | 常に収集される |
詳細付きデッドロック1 | event_detailed_dlconn | 常に収集される |
しきい値違反 | event_thresholdviolations | 常に収集される |
アクティビティー | event_activity | 常に収集される |
変更履歴 | changesummary | 常に収集される |
- 1
- このイベント・モニターは推奨されなくなりました。 この使用は推奨されておらず、将来のリリースではサポートされなくなる予定です。 CREATE EVENT MONITOR FOR LOCKING ステートメントを使用して、ロック・タイムアウト、ロック待機、デッドロックなど、ロック関連のイベントをモニターしてください。
使用法
このモニター・エレメントは、agent_id モニター・エレメントの別名です。
- APPLICATION
- STATISTICS
- STATEMENT
- SORT_PRIVATE
appls_cur_cons - 現在接続されているアプリケーション : モニター・エレメント
現在データベースに接続されているアプリケーションの数を示します。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | 常に収集される |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | basic |
ロック | db_lock_list | basic |
- 使用法
- このエレメントを使用して、
データベース内のアクティビティー・レベルおよび使用中のシステム・リソースの量を確認することができます。
maxappls および max_coordagents 構成パラメーターの設定値を調整するときに利用できます。 例えば、この値が maxappls の値と常に同じ場合は、 maxappls の値を増やすことができます。 詳しくは、 『rem_cons_in』および『local_cons』モニター・エレメントの項を参照してください。
appls_in_db2 - データベースで現在実行中のアプリケーション : モニター・エレメント
現在データベースに接続されており、 データベース・マネージャー が現在要求を処理しているアプリケーションの数を示します。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_DATABASE 表関数 - データベース・レベル情報の取得 | 常に収集される |
MON_GET_DATABASE_DETAILS 表関数 - データベース情報メトリックの取得 | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | basic |
arm_correlator アプリケーション応答測定相関関係子 : モニター・エレメント
アプリケーション応答測定 (ARM) 標準のトランザクションの ID。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity | - |
使用法
このエレメントを使用すると、アクティビティー・イベント・モニターによって収集されるアクティビティーに関連付けられたアプリケーションもアプリケーション応答測定 (ARM) 標準をサポートする場合には、このアクティビティーをそのアプリケーションにリンクさせることができます。
associated_agents_top - 関連エージェント最大数 : モニター・エレメント
このアプリケーションに関連付けられているサブエージェントの最大数。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_CONNECTION 表関数 - 接続メトリックの取得 | 常に収集される |
MON_GET_CONNECTION_DETAILS 表関数 - 詳細接続メトリックの取得 | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | basic |
async_runstats - 非同期 RUNSTATS 要求の合計数 : モニター・エレメント
データベース内のすべてのアプリケーションのリアルタイム統計収集により正常に実行された非同期 RUNSTATS アクティビティーの合計数。 すべてのデータベース・パーティションで報告された値が集約されます。
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | dbase | ステートメント |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
データベース | event_db | 常に収集される |
使用法
このエレメントを使用すると、リアルタイム統計収集により正常に実行された非同期 RUNSTATS アクティビティーの数を判別できます。 この値は頻繁に変わります。 システム使用量をより正確に知るには、長期にわたり特定のインターバルを設けてスナップショットを取ってください。 このエレメントと sync_runstats および stats_fabrications モニター・エレメントを組み合わせて使用すると、リアルタイム統計収集に関連するさまざまなタイプの統計収集アクティビティーを追跡し、パフォーマンスへの影響を分析するのに役立ちます。
このモニター・エレメントは、total_async_runstats モニター・エレメントの別名です。
audit_events_total - 監査イベントの合計 : モニター・エレメント
生成された監査イベントの合計数。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity (details_xml 文書に報告されます) | ACTIVITY METRICS BASE |
アクティビティー | event_activitymetrics | ACTIVITY METRICS BASE |
統計 | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
パッケージ・キャッシュ | activity_metrics 文書に報告されます。 | ACTIVITY METRICS BASE |
audit_file_write_wait_time - 監査ファイル書き込み待機時間 : モニター・エレメント
監査レコードの書き込みの待機にかかった時間。 値はミリ秒単位で示されます。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity (details_xml 文書に報告されます) | ACTIVITY METRICS BASE |
アクティビティー | event_activitymetrics | ACTIVITY METRICS BASE |
統計 | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
パッケージ・キャッシュ | activity_metrics 文書に報告されます。 | ACTIVITY METRICS BASE |
使用法
このモニター・エレメントを使用して、エージェントが監査イベントをオープンし、ディスクに同期的に書き込むのを待機していた時間を判別します。
典型的なシナリオでは、監査ログ・ファイルのオープンを試行するのは一度に 1 つのエージェントのみであり、他のエージェントは監査共通サブシステムにアクセスできるようになるのを待機してから、そのファイルをオープンします。 そのため、この待機時間は通常、オペレーティング・システムがディスクへのファイルの書き込みを待機していた時間を表します。 監査ユーティリティーは実行時に監査ログ・ファイルをロックすることがあります。その場合、エージェントが監査ログ・ファイルをオープンしてそれに書き込むのを待機する時間が通常より長くなります。 非同期監査が使用可能になっている場合、非同期監査バッファーより大きい監査イベントはバッファーにではなくディスクに直接書き込まれます。この時間も、待機時間に含まれます。
特別な監査ユーティリティーを使用する場合を除いて、待機時間は、ディスクの速度と、オペレーティング・システムがどれだけの速度でディスクにデータを書き込めるかに依存します。 特定のアプリケーションおよび監査構成でこの待機時間を短くするには、オペレーティング・システムをチューニングするか、より高速のディスクを使用することができます。
audit_file_writes_total - 書き込まれた監査ファイルの合計 : モニター・エレメント
監査イベントをディスクに直接書き込むためにエージェントが待機しなければならなかった回数の合計。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity (details_xml 文書に報告されます) | ACTIVITY METRICS BASE |
アクティビティー | event_activitymetrics | ACTIVITY METRICS BASE |
統計 | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
パッケージ・キャッシュ | activity_metrics 文書に報告されます。 | ACTIVITY METRICS BASE |
使用法
このモニター・エレメントを audit_file_write_wait_time モニター・エレメントと組み合わせて使用して、アプリケーション要求が監査イベントをオープンし、ディスクに同期的に書き込むのを待機していた平均時間を判別します。
audit_subsystem_wait_time - 監査サブシステム待機時間 : モニター・エレメント
監査バッファー内のスペースが空くのを待機した時間。 待機は、監査バッファーが満杯になり、監査デーモンがバッファーをディスクに書き込むのをエージェントが待機しなければならない場合に発生します。 値はミリ秒単位で示されます。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity (details_xml 文書に報告されます) | ACTIVITY METRICS BASE |
アクティビティー | event_activitymetrics | ACTIVITY METRICS BASE |
統計 | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
パッケージ・キャッシュ | activity_metrics 文書に報告されます。 | ACTIVITY METRICS BASE |
使用法
このモニター・エレメントを使用して、監査共通サブシステムが他のエージェントのイベント処理でビジー状態である間、監査共通サブシステムにアクセスするためにエージェントが待機する時間を判別します。
監査サブシステムの特定の共通部分には、一度に 1 つのエージェントしかアクセスできません。 このモニター・エレメントの値は、監査共通サブシステムにアクセスするためにエージェントが待機しなければならない時間を示します。 これには、現在の非同期バッファーを満たしたエージェントが、監査デーモンが前の非同期バッファーをディスクに書き出し終わるのを待機していた時間が含まれます。 監査ログ・ファイルへの書き込みの間に待機している、または監査デーモンの要求を出すのを待機している他のエージェントも、監査共通サブシステムにアクセスしており、そこでの待機時間もこの値に反映されます。
非同期監査が使用されている場合、audit_buf_sz 構成パラメーターの値を変更すると、この待機時間を短くできる場合があります。 audit_buf_sz 構成パラメーターの値を増やしていき、それ以上値を大きくしても監査共通サブシステムの待機時間が少なくならないという値を見つけることができます。 その時点では、次のバッファーが満杯になる前にデーモンが 1 つのバッファー全体をディスクに書き込むことができるほど、非同期バッファーの大きさが十分になっています。その場合、デーモンがボトルネックになることはなくなります。 audit_buf_sz 構成パラメーターをそのような値にまで増やすと、システム障害が起きた場合に失われる可能性がある監査レコードの数が多すぎるという場合には、オペレーティング・システムをチューニングするか、より高速なディスクを使用することによって、待機時間を短くすることができます。 待機時間をさらに短くする必要がある場合は、監査ポリシーを使用して、生成される監査イベントの数を減らしてください。
audit_subsystem_waits_total - 監査サブシステム待機の合計 : モニター・エレメント
監査がバッファーの書き込みを待機した回数。
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アクティビティー | event_activity (details_xml 文書に報告されます) | ACTIVITY METRICS BASE |
アクティビティー | event_activitymetrics | ACTIVITY METRICS BASE |
統計 | event_scstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
統計 | event_wlstats (メトリック文書に報告されます ) | REQUEST METRICS BASE |
作業単位 | system_metrics 文書に報告されます。 | REQUEST METRICS BASE |
パッケージ・キャッシュ | activity_metrics 文書に報告されます。 | ACTIVITY METRICS BASE |
使用法
このモニター・エレメントを使用して、エージェントが監査共通サブシステムにアクセスしなければならなかった合計回数を判別します。 1 つの監査イベントを生成する場合、イベントを記録するために、監査共通サブシステムへのアクセスが必要ない場合もあれば、1 回のアクセスが必要な場合、あるいは複数回のアクセスが必要な場合もあります。 生成された監査イベントの正確な数を判別するには、audit_events_total モニター・エレメントを使用します。
auth_id 許可 ID : モニター・エレメント
モニターされているアプリケーションを呼び出したユーザーの許可 ID。 この ID は、Db2 Connect のゲートウェイ・ノード上では、 ホスト上にあるユーザーの許可 ID となります。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
PD_GET_DIAG_HIST 表関数-指定されたファシリティーからレコードを戻す | 常に収集される |
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl_id_info | basic |
ロック | appl_lock_list | basic |
DCS アプリケーション | dcs_appl_info | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
ロック | - | 常に収集される |
作業単位 | - | 常に収集される |
接続 | event_connheader | 常に収集される |
使用法
明示的なトラステッド接続では、ユーザーを切り替えた直後に auth_id 値が変更されるわけではありません。 直後ではなく、ユーザーを切り替えてから最初にデータベースにアクセスしたときに、auth_id が更新されます。 これは、ユーザー切り替え操作には必ずその後の操作が続くためです。
このエレメントを使用すると、アプリケーションを呼び出したユーザーを判別できます。
authority_bitmap ユーザー許可レベル : モニター・エレメント
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | basic |
アプリケーション | appl_info | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
接続 | event_conn | 常に収集される |
使用法
authority_bitmap モニター・エレメントには、配列の形式があります。 各配列エレメントは、ユーザー ID に特定の権限が付与されているかどうか、およびユーザーがどのようにその権限を受け取ったかを示す単一文字です。
個々の配列エレメントは、sql.h ファイルで定義された索引値によって索引付けされています。 authority_bitmap 配列の索引の値は、権限索引と呼ばれています。 例えば、SQL_DBAUTH_SYSADM は、ユーザーに SYSADM 権限があるかを判別するための索引です。
- SQL_AUTH_ORIGIN_USER
- このビットがオンである場合、許可 ID には、ユーザーに付与された権限、またはユーザーに付与されたロールに付与された権限があります。
- SQL_AUTH_ORIGIN_GROUP
- このビットがオンである場合、許可 ID には、グループに付与された権限、またはグループに付与されたロールに付与された権限があります。
authority_bitmap[SQL_DBAUTH_DBADM]
DBADM 権限がユーザーにより直接保持されているかを判別するには、以下を確認します。authority_bitmap[SQL_DBAUTH_DBADM] & SQL_AUTH_ORIGIN_USER
authority_lvl ユーザー許可レベル : モニター・エレメント
アプリケーションに対して付与されている最高権限レベル。
スナップショット・レベル | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
アプリケーション | appl | basic |
アプリケーション | appl_info | basic |
イベント・タイプ | 論理データ・グループ | モニター・スイッチ |
---|---|---|
接続 | event_conn | 常に収集される |
- 使用法
- アプリケーションで許可される操作は、直接または間接的に付与されます。sql.h の次の定義を使用して、ユーザーに明示的に付与されている許可を判別できます。
- SQL_SYSADM
- SQL_DBADM
- SQL_CREATETAB
- SQL_BINDADD
- SQL_CONNECT
- SQL_CREATE_EXT_RT
- SQL_CREATE_NOT_FENC
- SQL_SYSCTRL
- SQL_SYSMAINT
sql.h の次の定義を使用して、グループまたは PUBLIC 権限から継承されている間接許可を判別できます。- SQL_SYSADM_GRP
- SQL_DBADM_GRP
- SQL_CREATETAB_GRP
- SQL_BINDADD_GRP
- SQL_CONNECT_GRP
- SQL_CREATE_EXT_RT_GRP
- SQL_CREATE_NOT_FENC_GRP
- SQL_SYSCTRL_GRP
- SQL_SYSMAINT_GRP
auto_storage_hybrid - ハイブリッド自動ストレージの表スペース標識 : モニター・エレメント
表スペースが非自動ストレージ・コンテナーを含む自動ストレージ表スペースである場合、このモニター・エレメントは値 1 を戻します。 それ以外の場合は、値 0 を戻します。
表関数 | モニター・エレメントの収集レベル |
---|---|
MON_GET_TABLESPACE 表関数 - 表スペース・メトリックの取得 | 常に収集される |
使用法
ハイブリッド自動ストレージ表スペースは、ALTER TABLESPACE コマンドを使用して自動ストレージによって管理するように変換されているものの、まだリバランスされていない表スペースです。 この表スペースには、依然として非自動ストレージ・コンテナーが含まれます。 リバランスされた後、表スペースには自動ストレージ・コンテナーのみが含まれ、ハイブリッド表スペースと見なされなくなります。
automatic - バッファー・プール自動 : モニター・エレメント
特定のバッファー・プールでセルフチューニングが使用可能になっているかどうかを示します。 このエレメントは、バッファー・プールでセルフチューニングが使用可能になっている場合は 1 に、使用可能になっていない場合は 0 に設定されます。
表関数 | モニター・エレメントの収集コマンドおよびレベル |
---|---|
MON_GET_BUFFERPOOL 表関数 - バッファー・プール・メトリックの取得 | DATA OBJECT METRICS BASE |