現場の従業員がどこにいても、保護された方法でデバイスを使用できるようにします。IBM Security MaaS360çは、専用デバイス、高耐久性デバイス、非GMSデバイス、およびAndroidオープン・ソース・プロジェクト(AOSP)デバイスを他のエンドポイントと同じコンソールから管理し、SMSやEメール・フィッシング、内部脅威などに対する標準装備の脅威管理機能で保護します。
倉庫でのスキャナーの使用、製造施設での写真撮影、会議室でのディスプレイの取り扱い、日常業務での高耐久性デバイスの使用など、MaaS360はこれらのエンドポイントを標準デバイスと同様に徹底的に管理し、お客様のセキュリティ-・ポリシーと業界標準に沿った状態に保つことを可能にします。
MaaS360のQRコード・プロビジョニングにより、会社所有の非GMSデバイスをデバイス所有者(DO)モードに登録します。管理者は、QRコードをスキャンして企業所有のAndroidデバイスをDOモードに登録できます。専用デバイスにDOを使用すると、IT管理者はポリシーを適用し、ユーザーに発行される前にアプリをプリロードできます。MaaS360エージェントは、デバイスがリセットされると自動的にインストールされます。
MaaS360に登録された非GMSデバイスに、アプリケーションの更新を素早くインストールし、管理できます。構成は、MaaS360のアプリケーションを通じてオペレーティング・システム(OS)に直接プッシュされます。エンタープライズ・アプリケーションの配布とインストールもサポートされています。現場の従業員は、アプリケーションのカタログを使用してエンタープライズ・アプリケーションをインストールできます。専用デバイスには、RealWear、Amazon FireOS、Santok、Zebraなどが含まれます。
IBM MaaS360を使用してデバイス、ユーザー、およびアプリケーションの問題を診断して解決することで、ITチームは詳細な可視性とコントロールを手に入れ、同時にモバイル・ユーザーの生産性が最適化されます。これにより、特定の場所にジオフェンスを設置してデバイスを保護したり、セキュアなアクセスを維持するためにOS更新情報をデバイスにプッシュしたり、紛失または盗難に遭ったデバイスの位置を特定したり、セルフサービス・ポータルでユーザーを支援したりできるため、サポートが合理化されます。
IBM Cloud Identityとの統合によりすぐに利用できるMaaS360 Identityを使用して、クラウドやエンタープライズ・アプリへのシングル・サインオン(SSO)と多要素認証(MFA)を提供します。自動化された準拠ルールと組み合わせて使用することで、リスク・ベースの条件付きアクセス(CA)ポリシーを構成し、危険なユーザーが重要データやその他の企業リソースにアクセスできないよう徹底できます。
GoogleサービスやPlayストアを許可しておらず、Androidデバイスの管理が必要な国、例えば、中国などで使用されています。
内部ネットワークへのアクセスのみを許可する厳格なアクセス・ルールを持つクライアント、例えば、クローズド・アクセスを必要とする製造ハブやストレージ・センター内のデバイスです。
複数の企業が、Googleの認定を受けていない特定のユースケースのために作られたAOSPデバイスを使用しています。例えば、他の高度なサービスを必要としない予約情報に使われる会議室のタブレットなどです。
UEMのライフサイクルを通じて、MaaS360への投資を最大限に活用できるよう、モビリティー・サービスをカスタマイズして提供します。IBM Mobility Success ServicesのSecurity Expert Labsのエンゲージメントは、中堅規模ビジネスのお客様向けにカスタマイズされたものから大規模なエンタープライズ・プロジェクトまで幅広く対応しています。