概要
MaaS360クラウドネイティブのエンドポイント・セキュリティーを使用してエンドポイントを保護
IBM® Security MaaS360に組み込まれた自動化されたエンドポイント管理機能とセキュリティー機能により、デバイス、ワークロード、ユーザー、データの管理と保護が容易になり、総所有コストも低減します。
MaaS360をお勧めする理由
主なハイライト
リスクの軽減、脅威のリモート管理、ユーザーへのシームレスなデータ・アクセスの提供
組み込みの脅威管理によるデバイスの保護
エンドポイント保護を一元的に管理し、サイバー脅威を軽減しながら、摩擦のない体験をユーザーに提供します。リモートワーク・モデルやハイブリッドなワーク・モデルの普及によって拡大する攻撃対象領域に対して、MaaS360のエンドポイントおよびセキュリティー機能は、リモートデバイスを管理し、SMSやEメールによるフィッシング、マルウェア、ジェイルブレイク・デバイスやルート化されたデバイス、安全でないWi-Fiなどから保護します。

単一のコンソールからすべての管理対象デバイスのフィッシングなどのサイバー脅威を軽減します。
拡張された処理とSIEM/SOARのサポート
新しいセキュリティーAPIを使用して、SIEM/SOARの統合を自動化し、対応と運用手順書のプロセスにリアルタイムの脅威テレメトリーを提供します。
アプリケーション・セキュリティーの管理
個人用アプリケーションとエンタープライズ・アプリケーションの両方へのアクセスを保護して、データ損失を防止します。MaaS360アプリケーション・セキュリティーにより、企業はMaaS360のコンテナ機能をiOSとAndroidのプラットフォーム上のエンタープライズ・アプリケーションやサード・パーティー・アプリケーションに拡張でき、また細分度の高いパッチ配布を提供できます。

MaaS360は、Microsoft Outlookとその他のサード・パーティー・アプリケーションに機能を拡張し、データ損失を防止します。
モバイル・アプリケーションのコンプライアンス
モバイル・テクノロジー・スタックを企業のセキュリティー・アプローチに合わせて調整するために、デバイスとアプリケーションにポリシーをセットアップします。
シングル・サインオン(SSO)アクセス
MaaS360コンテナ内のすべてのアプリケーションに同じPINまたはパスコードを適用し、社内アプリケーションへのシームレスなユーザー認証を提供します。
コンプライアンスの適用
デバイスが企業ポリシーに準拠していない場合、データが収集されないように保護します。
情報漏えい対策(DLP)の管理
コピー・アンド・ペーストなどのクリップボード操作と文書のエクスポートを制限します。
暗号化対応
アプリケーションのトンネリングによりエンタープライズ・アプリケーションのコンテンツを暗号化します。
アプリケーションの構成
アプリケーション設定を確立し、リモートで実装をプッシュします。
企業のセキュリティー・ポリシーへのデバイスの準拠を確保
AI推奨のポリシーを使用するか、独自のポリシーを個別に設定することで、デバイスを企業のセキュリティー・ポリシーに確実に準拠させて、企業データの安全性を確保します。

セキュリティー・ポリシーに準拠するように、ルールを設定してAIの推奨を取得します。
ポリシー推奨エンジン
ポリシー、業界ベースのテンプレート、およびお客様のユースケースに変更が加えられると、それに応じて顧客分析が実行され、分析結果に基づいた推奨処置が提供されます。
エンドポイント保護規則の適用
どのようなオペレーティング・システムやデバイスであっても、紛失、盗難、またはデータ侵害にあった場合には、ロック、位置特定、またはワイプを行うことで、データにアクセスできないようにします。
ネットワークおよびVPNの構成
セキュア・ネットワークとVPNプロファイルを簡単に構成することにより、ユーザーが個人用または企業のデバイスから企業リソースにアクセスできるようにします。
信頼できるデバイスのIDとアクセスの管理
追加のIAM拡張機能を使用してカスタマイズされた導入により、管理対象デバイスを確実に安全な状態に維持します。MaaS360は、既存の標準ベースのIdPと統合して、条件付きアクセス機能をサポートすることもできます。

手動または自動のコンプライアンス・ルールを使用して、機密データまたはその他の企業リソースへのユーザー・アクセスを管理します。
シングル・サインオン(SSO)
MaaS360を使用して、既存のディレクトリー・サービスを結合し、統合されたサインオン・エンタープライズ・ランディング・ページを作成します。
多要素認証(MFA)
EメールやSMSのワンタイム・パスコード(OTP)、FIDOトークン・サポート、パスワード無しのQRコード、指紋認証または顔認証によるプッシュ認証など、必要な場所に必要な方法でMFAを適用します。
条件付きアクセス(CA)
リスク・ベースのCAポリシーを自動コンプライアンス・ルールと組み合わせて構成し、リスクのあるユーザーやデバイスが機密データまたはその他のリソースにアクセスできないようにします。
業界の認定
IBM MaaS360がTrustRadius賞を受賞、さらにG2により認定
MaaS360は、TrustRadiusの2023年冬の「ベスト機能セット」、「ベスト・リレーションシップ」、「ベスト価格価値」の3つのカテゴリーでベスト賞を受賞しました。また、G2でも星4.0以上という一貫した高いランキングを獲得していることが評価されました。

クラウド上のセキュリティーとプライバシー
IBMのクラウド・オファリングをご利用になれば、セキュリティー、プライバシー、リスクのレベルを損なうことなく、絶え間なく変化するビジネス・ニーズに迅速に適応できます。IBM Cloudのセキュリティーについてはこちらをご覧ください。このオファリングは、以下の業界標準とグローバル・コンプライアンス標準を満たしています(内容はお客様が選択したエディションごとに異なります)。
- CSA STARレベル1(セルフアセスメント)
- EU-US Privacy ShieldフレームワークおよびSwiss-US Privacy Shieldフレームワーク
- FedRAMP Moderateインパクト・レベル
- 米国連邦情報セキュリティー管理法(FISMA)インパクト・レベルModerate
- ISO 27001
- SOC2 Type 2(SSAE 16)
特定のオファリング・エディションのコンプライアンスと認定についての詳細は、「クラウド・サービスのデータ・セキュリティーとデータ・プライバシーに関するデータ・シート」を参照してください。