ADSI
IBMのモバイル・データ管理サービスで収益を拡大
大きなビルの前で携帯電話をかけるビジネスマン

モバイルやその他の通信ソリューションを提供するB2Bサービス・プロバイダーとして、業界で揺るぎない地位を築いているADSI社は、モバイル・デバイス利用のお客様のセキュリティーと管理に対するご要望に応えるために、新たなビジネス・チャンスを追求したいと考えていました。ADSI社は、徹底的な検証の末、拡大を続けるモバイル・データ管理サービスを強化するために、IBM® MaaS360® with Watson™ Unified Endpoint Management (UEM) を選択しました。

ビジネス上の課題

従業員の業務用モバイル・デバイスに投資を行っている企業は、セキュリティーに懸念があり、さらに、予算を投じたデータ、スマートフォン、タブレットが適切に使用されていることを確認したいと考えています。

トランスフォーメーションの概要と経緯

こうしたニーズに応え、ADSI社は現在、IBM® MaaS360® with Watson™ UEMを活用したモバイル・データ管理サービスにより、新たな収益源を獲得し、モバイル顧客の満足度を高めています。

結果 迅速な開始
IBM MaaS360クラウド・サービスへの迅速なオンボーディング
柔軟性
サービスをカスタマイズし、ADSIブランドで提供
お客様の信頼獲得
セキュリティとモバイル・テクノロジーのリーダーとして知られる企業が提供するソリューションで信頼を獲得
ビジネス上の課題の詳細
新たなビジネス機会の追求

英国エセックスに本社を置くB2Bマネージド・サービス・プロバイダーであるADSI社は、パーソナライズされた顧客サービスの提供で成功を収めてきました。モバイル・ソリューション、固定通信、ボイスオーバーIP、ITサポート・サービス、ビジネス・エネルギー管理のいずれを購入する場合でも、すべての顧客に専任のアカウント・マネージャーがアサインされます。そのビジネス理念は、3回以内のコールで電話に応答することです。

モバイル通信はADSI社の最大のセグメントであるため、統合エンドポイント管理サービスを提供することでモバイル・ソリューションを拡張することは、同社にとって自然な次のステップであり、さらに顧客もそれを求めていました。

「モバイル・ビジネス・アドバイザーとして、私たちはお客様に単なるデバイス以上のものを提供したいと考えています。当社のモバイル・デバイス管理サービスは、市場に提供する新たなサービスです。これにより、デバイスのセキュリティー、可視性、コントロールを強化したいというお客様の要望に応えることができます」と、創設者兼マネージング・ディレクターのエイドリアン・スプレッドボロー氏は述べています。
同氏は、顧客はEUの一般データ保護規則(GDPR)への準拠するためのソリューションも求めていたと付け加えました。

この新しいビジネスチャンスを見極めるのは簡単でしたが、適切なテクノロジー・パートナーを見つけるのは容易ではありませんでした。同社は数カ月にわたって数多くのソフトウェア製品を試用しましたが、最も優れた結果をもたらしたのは、Software as a Service (SaaS)ソリューションである IBM MaaS360 with Watsonでした。

モバイル・ビジネス・アドバイザーとして、私たちはお客様に単なるデバイス以上のものを提供したいと考えています。モバイル・デバイス管理により、それが可能になります。 Adrian Spreadborough Founder and Managing Director ADSI
概要と経緯の詳細
「Powered by IBM」のカスタマイズされたブランド・サービスを構築する

iOS、Android、Windows Phone、BlackBerryのスマートフォンとタブレットをサポートするADSIモバイル・デバイス管理サービスは、会社所有のデバイスとBYOD(個人所有デバイスの業務使用)デバイスの両方に、可視性、コントロール、セキュリティーを提供します。

「私たちにとって非常に重要な基準は、私たちのビジネスとしてのニーズに合わせて選択したものを調整できる柔軟性でした」と、エイドリアン・スプレッドボロー氏は言います。MaaS360によって、ADSI社は顧客に4つのサービスレベル(2つは中小企業向け、2つは企業向け)を提供し、それに見合った価格帯を設定するなど、提供するサービスを市場に合わせて形成することができました。さらに重要なのことは、ユーザーが目にする画面はすべてADSI社のサービスとしてブランド化されていることですが、顧客はサービスが「Powered by IBM」であることを事前に知っています。

ADSI社は、MaaS360 APIによって実現される独自のオーダーメイド・レポートを、製品機能として顧客に提供しています。選択したサービスのレベルに応じて、顧客は各デバイスが消費したデータ量と、そのデバイスがあった場所を詳細に示す月次、週次、さらには日次のレポートを取得できます。「電話機ごとのモバイル・データ使用量を追跡することで、ユーザーが事前に設定したデータ制限の70%、80%、100%に近づいたときに、ADSIはユーザーとオーナーに警告を発することができます」と、製品スペシャリストのスチュアート・ドーズ氏は述べています。「所有者は、個人が上限を超えないようにルールを設定することができます。このソリューションは、データ超過による予期せぬ月末請求を防ぐのに役立ちます。」

MaaS360はまた、デバイス上で使用されているアプリの可視化とコントロールも提供します。たとえば、ADSI社は従業員がFacebookやNetflixというデータ消費量を増加させる可能性のある2つの個人使用のアプリがインストールされていることを所有者に伝え、その後、顧客の判断でそのアプリを削除またはブロックできる、とスチュアート・ドーズ氏は説明します。

MaaS360が提供するUEM機能により、ADSI社の顧客はモバイル・セキュリティー体制を向上させることができます。デバイスのセットアップには強力なパスワードの設定が含まれ、サービスはデータの暗号化をサポートしています。デバイスが紛失または盗難にあった場合、ADSI社はリモートでデバイスのデータ消去ができるため、ビジネス・データの保護に役立ちます。これらの機能は、顧客のGDPR要件への対応にも役立ち、このサービスはコンプライアンス報告書に使用できる保護証明を提供可能です。

また、企業のお客様は、業務用と個人用のデバイスの使用を分離し、企業のEメール、モバイル・チャット、企業向けアプリの保護を提供するIBM MaaS360 Container Appなど、さまざまなセキュリティー機能を利用できます。IBM MaaS360 Secure Browserは、Webサイトへのアクセスを制御し、データの保護に役立ちます。追加のエンタープライズ・サービス層は、エンド・ユーザーが企業ネットワーク上のドキュメントやアプリにアクセスして使用する必要がある企業向けに、より高度な保護を提供します。

私たちにとって非常に重要な基準は、私たちのビジネスとしてのニーズに合わせて選択したものを調整できる柔軟性でした。 Adrian Spreadborough Founder and Managing Director ADSI
成果の詳細
迅速なオンボーディングと素早い登録

ADSI社がモバイル・デバイス管理サービスのプラットフォームとしてMaaS360を選択すると、新しいサービスの立ち上げと運用は急速に進みました。「最初のセットアップには、自社のITチームと協力して2、3週間しかかかりませんでした」と、スチュアート・ドーズ氏は述べたうえで、IBMのサポートとトレーニングへのオンデマンド・アクセスが、プロセスをシームレスにするのに役立ったと付け加えました。

少数のハンドセットやその他のデバイスを所有する小規模なADSI社の顧客は、24時間以内に稼働させることができます。これには、デバイスの登録と構成、アプリのインストール、アカウントとレポート機能の設定が含まれます。ADSI社のアカウント・マネージャーは、何百台もの携帯電話を持つ大規模な顧客と緊密に連携し、合意した時間フレームで登録を展開する導入計画を策定します。

「お客様はモバイル・デバイス管理サービスを利用するために ADSIからデバイスを購入する必要はありません」と、マーケティング責任者のスー・デニソン氏は述べています。「しかし、私たちの経験では、これらのお客様の大半は、後にハードウェアと通信時間をADSIでアップグレードし、さらに多くの収益をもたらしていることがわかっています。」

ビジネス・ロゴ
ADSI

ADSI(ibm.com外部へのリンク)は、2002年にイギリスのエセックスで設立されたB2Bサービス・プロバイダーです。同社は、英国の大手移動体通信会社向けに携帯電話やタブレット端末を大量に供給するモバイル・サービス・プロバイダーに成長し、現在は固定通信、ボイスオーバーIP、ITサービス・サポート、ビジネス・エネルギー管理も提供しています。従業員数は約50名で、英国全土に支店があります。

次のステップ

IBM MaaS360 with Watsonの詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/products/unified-endpoint-managementを参照してください。

IBM Securityのソリューションとサービスの詳細については、ibm.com/securityを参照してください。Twitterで@IBMSecurity(ibm.com外部へのリンク)をフォローしてください。もしくは、モバイル・セキュリティー・ブログにアクセスしてください:https://securityintelligence.com/category/topics/(ibm.com外部へのリンク)。

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法務

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2018年7月、米国で制作

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本資料は最初の発行日時点における最新情報を記載しており、IBMにより予告なしに変更される場合があります。IBMが事業を展開しているすべての国で、すべての製品が利用できるわけではありません。IBMが事業を展開している国であっても、特定の製品を利用できない場合があります。

記載されている性能データとお客様事例は、例として示す目的でのみ提供されています。実際の結果は特定の構成や稼働条件によって異なります。

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