IBM Granite

開発者の効率性を念頭に置いて設計されたGraniteの小型オープン・モデルで、AIにかかるコストを90%以上削減*

Graniteの紹介

第3世代のAI言語モデルが登場しました。目的に適合し、オープンソース化されたエンタープライズ対応モデルは、安全性ベンチマークに対して、またサイバーセキュリティーからRAGまでの幅広いエンタープライズ・タスクにわたって優れたパフォーマンスを発揮します。

なぜGraniteなのか?
オープン

10億以下から340億パラメーターまで、Apache 2.0でオープンソース化された適切なモデルを選択できます。

高性能

費用のために性能を犠牲にする必要はありません。Graniteは、さまざまな企業タスクにおいて、同等のモデル1を上回る性能を提供します。

信頼

リスクと損害の検知機能、透明性、知的財産保護を包括的に兼ね備え、責任あるAIを構築できます。

モデル

Granite言語モデル

エージェント型ワークフロー、RAG、テキスト要約、テキスト分析と抽出、分類、コンテンツ生成のために設計され、ベースおよび命令チューニングされた言語モデルに新たに推論機能が搭載されました。

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Graniteビジョン・モデル

文書や画像を理解するためのビジョン・タスクに特化した事前トレーニング済みモデルで、さまざまなファイル・タイプや解像度に対応し、企業環境での効率的なデプロイメントのために設計されています。

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Graniteコード・モデル

コードの生成、説明、編集などのコード生成タスク向けに設計されたデコーダー専用モデルで、116のプログラミング言語で記述されたコードでトレーニングされています。

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Granite時系列モデル

軽量で、時系列forecasting用に事前トレーニングされており、さまざまなハードウェア構成で効率的に実行できるように最適化されています。

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Graniteガーディアン

Granite GuardianでAIを保護し、エンタープライズ・データ・セキュリティーを確保し、さまざまなユーザー・プロンプトやLLM応答にわたるリスクを軽減し、15以上の安全性ベンチマークで最高のパフォーマンスを発揮します。

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Granite地理空間情報モデル

NASAとIBMは、膨大な衛星データやリモート・センシング・データを使用して、地球観測用のAI基盤モデルを共同開発しました。

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Granite埋め込みモデル

ユーザーの意図をより深く理解し、問い合わせに対する情報や情報源の関連性を高めるように設計されています。

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日本語性能の向上

第三世代からマルチリンガルのモデルとなったGraniteは、バージョンを上げるごとに日本語性能を大幅に向上させてきました。Granite3.1の日本語性能は同じ8Bクラスのllama-3.1-8bを大きく上回り、さらに推論機能を導入した最新リリースのGranite3.2では、Granite3.1に追加の強化学習ステップを導入したことにより、日本語の性能を含めたその他の分野でもさらなる性能向上を実現しました。モデル全体としてだけでなく、thinking(推論)機能を使用したタスクにおける日本語性能についても、llama-3.1-8bを凌駕していたGranite3.1からさらなる向上を見せています。

ベンチマーク

Graniteに推論機能を適用することで、一般的なパフォーマンスと安全性はそのままに、複雑な指示に従う能力が大幅に向上しました。その一方で、同等のモデルではこれらの領域で能力低下が見られています。

Granite 3.0テクニカルペーパー
ベンチマーク Granite 推論機能搭載

Granite-3.2-8B-Instruct

Llama 推論機能搭載

DeepSeek-R1-Distill-Llama-8B

Qwen 推論機能搭載

DeepSeek-R1-Distill-Qwen-7B

ArenaHard

指示に従う

55.23

17.17

10.36

Alpaca-Eval-2

指示に従う

61.16

21.85

15.35

IFEval

指示に従う

73.57

66.50

59.10

MMLU
General

66.93

45.80

50.72

PopQA
General

28.08

13.25

9.94

TruthfulQA
General

66.37

47.43

47.14

BigBenchHard

General

65.60

65.71

65.04

DROP

General

50.73

44.46

42.76

GSM8K

Math

83.09

72.18

78.47

HumanEval

コード

89.47

67.54

79.89

HumanEval+

コード

86.88

62.91

78.43

AttaQ

安全性

85.99

42.87

42.45

* 表示されている価格は参考値であり、国によって異なる場合があり、適用される税金や関税は含まれておらず、地域で提供される製品の在庫状況によって異なります。

成功への道を切り開く

「CrushBank銀行では、IBMのオープンで効率的なAIモデルが、パフォーマンス、コスト効率、拡張性の適切なバランスを実現し、エンタープライズAIに真の価値をもたらす様子を目の当たりにしてきました。Granite 3.2では、新たに推論機能が搭載され、さらに性能が進化しました。当行では、新しいエージェント型ソリューションを開発する際に、これらの機能を活用できることを楽しみにしています」。

David Tan氏
CrushBank銀行
CTO

全米オープンのロゴ

全米オープンでは、何百もの試合の解説にGranite基盤モデルを使用しています。Graniteを活用したことで、試合レポートの作成件数が220%増加しました。

 

詳細情報
LM社とAstris AI社のロゴ

航空機・宇宙船の開発製造会社であるLockheed Martin社とその新しい子会社であるAstris AI社は、IBMの最新のGraniteモデルやその他の高性能オープンソース・モデルをAI Factoryツールに統合し、企業や国家安全保障アプリケーション向けのAI駆動型の開発を加速しています。

ニュース・リリースを読む
ESPNのロゴ

1秒あたり数千件のヒット数と無限のカスタム設定を希望していますか。ファンタジー・スポーツ・アプリであるESPN Fantasyアプリでは、1,200万人のファンを対象に、大規模にパーソナライズされた説明機能が必要でした。それを実現したのはGraniteです。

詳細はこちら
Blueearl社のロゴ

Blue Pearl社は、Granite上に構築された求人マッチング・エンジンを通じて、データ処理と分析の時間を65%削減しました。

詳細はこちら

チュートリアル

DoclingとGranite 3.1を使用してドキュメントベースの質問応答システムを組み込む

IBM DoclingとオープンソースのGranite 3.1を使用して、さまざまなファイル・タイプに対し、文書で質問応答を実行します。

watsonx.AIでGranite-3.0-8B-Instructを使用したLangChainエージェントのRAGシステムを構築する

質問に回答するAIエージェントを開発する方法をご覧ください。

IBM Granite 3.0 8B Instructによる関数呼び出し

このチュートリアルでは、IBM Granite-3.0-8B-Instructを使用します。カスタム関数呼び出しを実行するためのモデルがwatsonx.aiで利用できるようになりました。

Pythonでwatsonxを使ったGranite-3.0-8B-Instructのトレーニング後の量子化

事前トレーニング済みモデルを複数の方法で量子化して、モデルのサイズを表示し、タスクでのパフォーマンスを比較します。

基盤モデルを使用した時系列予測

GraniteのTinyTimeMixer(TTM)モデルを利用した学習に基づいて、将来を予測します。

LLMを使用してテキストからSQLを生成

テキストを構造化された表現に変換して、意味的に正しいSQLクエリーを生成します。

IBM Granite Code、Ollama、Continue を使用して、ローカルAIコパイロットを構築する

PythonでGraniteモデルをプロンプト・チューニングし、ポジティブおよびネガティブな顧客レビューを含む合成データ・セットを使用します

graniteのクックブック全体を見る

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Graniteで構築

Red Hat Enterprise Linux AIとwatsonxを使用して、オープンソースのGraniteモデルでAIを自信を持って大規模に本番環境に導入できます。ツール呼び出し機能、12言語対応、思考連鎖推論、マルチモーダル・アダプターなどの機能を使用して、よりj迅速に組み込めます。

AIに関する最新情報を入手

ブログ | Granite 3.2:新しい推論とマルチモーダル機能

最新のGraniteモデルは、新たな推論機能、ビジョン・サポート・モデル、ワンランク上の効率性により、低コストで競争上の優位性を獲得できます

ポッドキャスト|DeepSeekに関する事実と誇張、モデルの蒸留、オープンソース競争について

専門家の混合 - エピソード40では、パネルはDeepSeek R1の誤解を取り上げ、モデルの蒸留について説明し、オープンソースの競争状況のランドスケープを分析しています。

AI Thinkニュースレター | AIに関するインサイトを提供

厳選されたAIトピック、トレンド、調査内容をメールで直接お届けします。

記事 |DeepSeekのAIで小規模モデルの強みが浮き彫りに

DeepSeek-R1は、数学やコーディングのタスクにおける特定のAIベンチマークにおいてOpenAIのo1と同様の性能を発揮するバーチャル・アシスタントで、トレーニングに使用されるチップの数がはるかに少なく、使用コストが約96%安価であると、DeepSeek社は説明しています。

IBMは、企業全体のイノベーションを推進するAIモデルの作成、導入、活用を、責任を持って行うことを重要視しています。IBMのAIとデータのプラットフォームwatsonxは、基盤モデルと生成AIの構築とテストのための、エンドツーエンドのプロセスを備えています。IBMが開発したモデルでは、重複を検索して削除し、URL不許可リスト、好ましくないコンテンツと文書の品質に関するフィルター、文章の分割、トークン化技術を採用し、すべてモデルが学習する前に実施します。

データの学習プロセスでは、モデル出力の不整合を防止し、教師ありの微調整を使用して、より適切な指示への追従を可能にし、モデルを使用してプロンプト・エンジニアリングによって企業タスクを完了できるようにします。IBMは、他のモダリティー、業界固有のコンテンツ、学習用の追加データの注釈など、さまざまな方向でGraniteモデルの開発を継続するとともに、IBMが開発したモデルに対して定期的かつ継続的なデータ保護措置を導入しています。

急速に変化する生成AIテクノロジーの状況を考慮すると、IBMのエンドツーエンドのプロセスは継続的に進化し、改善されることが期待されます。IBMは、基盤モデルの開発とテストに厳格に取り組んでいることの証として、IBMのハードウェア製品とソフトウェア製品に提供しているものと同様に、IBMが開発したモデルに対して標準の契約上の知的財産補償を提供しています。

さらに、他の一部の大規模言語モデルのプロバイダーとは異なり、補償に関するIBMの標準的なアプローチに一貫して、IBMは、IBMが開発したモデルを顧客が使用する場合、顧客にIBMを補償することを要求しません。また、IBMの補償義務に対するアプローチと一致して、IBMは、IBMが開発したモデルに対する補償責任に上限を設けません。

現在これらの規定下にあるwatsonxモデルは次のとおりです。

(1)エンコーダー専用モデルのSlateファミリー

(2)デコーダー専用モデルのGraniteファミリー

Graniteモデルのライセンスについての詳細はこちら

* 業界に合わせてカスタマイズされた小規模なAIモデルがより大きなメリットをもたらす仕組み
https://www.ft.com/partnercontent/ibm/how-smaller-industry-tailored-ai-models-can-offer-greater-benefits.html

1Performance of Granite models conducted by IBM Research against leading open models across both academic and enterprise benchmarks - https://ibm.com/new/ibm-granite-3-0-open-state-of-the-art-enterprise-models