モバイル・クラウド・コンピューティングでは、 クラウド・コンピューティング を使用してアプリケーションをモバイル・デバイスに配信します。 これらのモバイル・アプリは、スピード、柔軟性、開発ツールを使用してリモートで展開できます。 モバイル・クラウドのアプリは、クラウド・サービスを使うことで作成や修正をすばやく行うことができます。 そして、さまざまなオペレーティング・システム、コンピューティング・タスク、データ・ストレージを使用する多様なデバイスに配布できます。 それによりユーザーは、他の方法ではサポートされないアプリの利用が可能になります。
開発に関するさらなる詳細は、「モバイルアプリケーション開発：完全ガイド」をご参照ください。
スピードと柔軟性
モバイル・クラウドのアプリは、クラウド・サービスを使うことで作成や修正をすばやく行うことができます。 さまざまなオペレーティング・システムを搭載した多様なデバイスに配信できます。
共有リソース
クラウドで実行されるモバイル・アプリは、デバイスのストレージや処理リソースの制約を受けません。 データ集約型のプロセスはクラウド上で稼働させることができます。
統合データ
モバイル・クラウド・コンピューティングにより、ユーザーは、データの所在に関係なく、多様なソースからデータをすばやく、安全に収集して統合することができます。
- モバイル・アプリの迅速な開発と共有リソースの利用を容易にします
- 多様な開発アプローチとデバイスをサポートします
- クラウドで情報をバックアップし保管することにより、信頼性を向上させます
- アプリケーションがクラウドサポートされているため、デバイス・リソース量を軽減できます
- APIアーキテクチャーで提供されるサービスに接続します
管理
ITの専門家が、必ずしもアプリ管理に必要なリソースを持っているとは限りません。 クラウド・プロバイダーがアプリの稼働を維持します。
インフラストラクチャー
要求の厳しいアプリは、デバイスに負担をかけます。 柔軟なクラウド・インフラストラクチャーによって困難なワークロードの処理が可能になります。
インテグレーション
企業は、時間とコストを節約するために、モバイル・システムとデータを他のビジネス・プロセスに完全に統合するべきです。
高い安全性
機密データを保護することは、あらゆるレベルで懸念事項になります（各ユーザー、各デバイスに対して、そして他のシステムに統合する場合など）。
Daniel Yellin
IBMモバイル・プラットフォーム開発担当副社長、およびIBM Watson and CloudPlatformの著名なエンジニア
柔軟性に優れたモバイル・クラウド・コンピューティングを活用することで、開発者はデバイスとクラウドの間で処理と データ・ストレージ を効率的に共有し、パフォーマンスと拡張性を最適化できます。 クラウド・ベース・サービスの特長である弾力性でモバイル・デバイスの移植性と利便性がさらに高まり、魅力的なユーザー・エクスペリエンスの提供と、顧客ロイヤルティーの向上が実現します。
そのため、統合型モバイル・クラウド戦略は、新しいテクノロジーを最大限に活用し、従業員の生産性を維持し、顧客を完全に引き込み、競争上の優位性を保つために欠くことのできないものです。
IBMが提供するモバイル・ソリューションは、クラウドを活用したアプリの作成、ホスト、実行をお手伝いします。
成功しているプロジェクトは、そうでないプロジェクトと比較して、クラウド・ベースのプラットフォームを使用している割合が35%高く、またモバイル・アプリを開発するためにモバイル・アプリ開発プラットフォームを使用している割合が31%高くなっています。
堅固なモバイル・バックエンド・インフラストラクチャーおよびアプリケーション管理ツールを使用しながら、モバイル・エクスペリエンスにインテリジェンスを追加する方法について説明します。
AI主導の統合エンドポイント管理（UEM）を使用して、ノートPC、デスクトップ、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、IoT、専用デバイスの管理と保護の方法を変革します。