テープ・ストレージは、システム障害時のデータのバックアップや、長期保存のためのデータのアーカイブに使用されます。
データのアーカイブ、規制および訴訟ホールドを含むデータの長期保存はいずれも、ビジネスにとって重要です。テープは、データの長期保存におけるカーボン・インパクト、TCO、エネルギー消費量の低減に貢献します。
エントリー、ミッドレンジ、エンタープライズ・システム環境向けなど、高性能で大容量なテープライブラリとオートローダを幅広く取り揃えています。
コールド・データを長期保存してアーカイブするテープ・テクノロジーを活用することで、増大するデータの保存コストを大幅に削減できます。
テープは、製品ライフサイクルの長さと、組み込みおよび運用上の二酸化炭素排出量の少なさを兼ね備え、
持続可能性への取り組みをサポートします。
アーカイブされたデータと外界との間に「オフライン・バイ・デザイン」による物理的エアギャップを備えた、比類のないデータ・レジリエンス。保存時のデータ暗号化によってデータのプライバシーを確保し、ウイルスや妨害行為によるデータ破損のリスクを軽減します。
IBMのテープ製品はデータを保護し、ストレージ・コストを削減
テープ用のクラウドベースの災害復旧や8クラスター・グリッド全体のデータ暗号化が可能で、フットプリントを縮小するシームレスなハイブリッドクラウドの統合により、ミッションクリティカルなストレージを実現します。
大量のデータ、データセンターの成長、ストレージ・フットプリントのコスト上昇などの課題に対処する方法を学びます。
高いデータ密度を活用し、セキュリティーを向上させ、コスト効率に優れた長期データ保持インフラストラクチャーを簡単に構築できます。
可能な限り低コストでストレージを保護できるように設計された、高品質のテープ・メディア。
IBM LTOテープ・ストレージ・ソリューションは、20年以上にわたるデータ保護とストレージのイノベーションに基づいて設計されており、データが安全かつセキュリティー保護され、サイバー脅威から保護されているという高レベルの信頼性を提供します。
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IBM Storage Deep Archiveは、アクセス可能な深層データ用に最適化したIBMの次世代長期アーカイブ・ソリューションです。使いやすく、統合しやすいソリューションでテープ・ストレージの利点を実現します。
時間をかけずに導入できる簡略化されたアーキテクチャーで、データ密度向上と省エネを実現します。
データのアーカイブとオンライン・バックアップのための安全で耐久性のあるストレージ。
お客様がS3 Glacierプロトコルを使用してインストール、構成、管理、サービスできるソリューションです。
IBM Tape ポートフォリオは、シングル・ドライブのエントリーレベルからインフラストラクチャーのスケールアップに至るまで、お客様固有の要件に最適な選択肢を幅広くご用意しています。現在利用可能なオプションの概要を以下でまとめました。
製品
IBM Storage Archive
最大容量*
最大ドライブ数
最大カートリッジ数
TS2290
18 TB
1
1
7226
18 TB
1
1
TS2900
162TB
1
9
TS4300
11.52PB
48
640
ダイヤ
46.4 PB
14
1548 LTO
TS 4500
695 PB LTO
877 PB** Enterprise
128
23,170LTO
17,550 Enterprise
メインフレーム用テープ |
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TS7700 Tape Attach
100 PB Enterprise**
16
5,000 Enterprise
LTO*/TS1170
100 PB Enterprise**
16
5,000 Enterprise
* 実際の容量は、予備スロットとスワップスロットの構成によって異なります。
** JFメディアを使用した場合のTS1170の容量